2014年12月21日 (日)

自作後6年。まだ使うのか。(2)

 マシンを購入・組み立てして1年目の頃というのは,まだまだ嬉々として使っている頃ではないだろうかと思います。
 確かに,FMV-590Tspの時は,これよりいいものを買おうとすればPentium/100MHzの機種を買うしかなかったものでしたが,自作1号の時はハイパースレッディング機能搭載のPentium4/3.06GHzが登場した頃でしたし,自作4号に至っては一応Core2QuadといってもボトムのQ8200でしたから,確かに性能で言えば新しいものの方が確実に高速なのですが,所有した時の優越感というのは,やはりPentium4/90MHzの方が上だったかも知れません。

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○購入直後
・590Tsp…すぐにメモリを16MB増設して計24MBとした。
・自作1号…装着したデバイスを認識しなくなり,再インストールに見舞われた。
・自作4号…6倍速のBD-Rドライブを入れてしまった。

○約3カ月後
・590Tsp…ISA接続のSCSIカードを増設した。
・自作1号…ベータ方式のビデオテープのビデオCD化を本格的に始めた。
・自作4号…Windows7 RC版をインストールした。

○約6カ月後
・590Tsp…1GBのハードディスクを増設した。
・自作1号…将来液晶ディスプレイを接続することを考え,純正のDVIカードを購入した。・自作4号…シーゲートのハードディスクが突然動作しなくなった。

○約9カ月後
・590Tsp…ISA接続のPCカードスロットを増設した。
・自作1号…USB接続のビデオキャプチャ機器を買い換えた。
・自作4号…グラフィックスカードをGeForce9600GTに入れ換えた。
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 FMV-590Tspのメモリ容量8MBは当時としても極小でした。ベースとなったビジネス向けのFMV-590Tは確か倍の16MBを標準としていましたので,少しでも安くPentium搭載パソコンをリリースしよう,という考えが富士通にはあったのだろうと思います。もっとも,買う方としては,「今どき8MBでWindows3.1を使うなんて」と思わざるを得ない状況であり,パソコンの購入価格に追加のメモリの代金を見込んでおくのは至極当然といったところでした。
 メモリ容量については,自作1号については2002年当時でWindowsXPを使うならこれで十分だろう,という512MBでのスタート,自作4号については将来的に32ビットOSを使うかそれとも64ビットOSに移行するかで悩み,当面は32ビットOSで行こうと,4GBだけ搭載しました。

 ハードディスク容量はFMV-590Tspが528MB。購入時はこれで困らなかったのですが,Windows95がリリースされる前夜でもあり,少しでも増強しておこうということで,半年遅れて1GBのハードディスクを増設します。
 自作1号は120GBからのスタート。ビデオキャプチャもしていましたが,購入後1年程度はこの容量で特に問題はなかったような気がします。自作4号はデータ用として1TBのハードディスクを導入しましたが,これがすぐに故障し,データの救出に往生したものでした。

 グラフィックスは,FMV-590Tspは,Weitek Power9100という,Windows3.1環境では高速と言われた,Power9000の後継チップでありました。これに搭載されたVGAがとても遅く,DOS/V環境では描画が遅いのが難点でした。
 自作1号はインテルi845GEチップセット搭載の内蔵グラフィックスでした。WindowsXP環境だと当初まったくこれで痛痒はなく,当初は快適に使えたような印象がありました。
 自作4号のチップセットにはグラフィックスが内蔵されていなかったため,当初はGeForce8500GTのカードを装着しました。このカードは出荷時期によってブルーレイビデオを見るのに必要なHDCP機能のあるものとないものが存在し,私が入手したのは残念ながらHDCP機能のないものでしたので,その機能のあるGeForce9600GTに入れ換えたというわけです。

 Windowsが一般に普及する直前のFMV-590Tspでは,標準状態だとメモリやハードディスクが不足気味であり,もうすぐリリースされるWindows95対応も見越してこれらの増強を図ったものでした。
 自作4号の時代はグラフィックスカードの選択を誤ってしまいましたが,ブルーレイドライブを含めてもここまでの入手価格はおそらく自作1号の組立時点よりお金がかかっていなかったのではないかという気がしました。
 自作1号の時代は購入後1年程度は特に不満を感じずに使えていたように思いますが,この頃FSBが533MHzから800MHzに上昇したマザーボードがリリースされ,ちょっと劣等感を感じた覚えもありました。

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2014年12月 8日 (月)

さらばフレッツ光プレミアム,ようこそフレッツ光ネクスト隼。

 家を建てて8年が経過しました。家を建てた直後に,インターネットのアクセスラインをフレッツADSLモア(久しぶりに"ADSL"という単語を思い出した)から現行のフレッツ光プレミアムに変更したのでした。なお,「フレッツ光プレミアム」というのはNTT西日本のみで行われていたサービスであり,NTT東日本でこれと同等のサービスはというと,「Bフレッツハイパーファミリータイプ」にあたるようです。

 IPv6が使える,といいながらフレッツ網の中でしか使えない(テレビ電話(すでに廃止)等で使用。ocn等,使用可能なプロバイダもあるらしいがわれらが@niftyでは使えない),家まで1Gbpsのスピードでつながっているといいながら,コンピュータが使えるのは100Mbpsまでという仕様で,ユーザにとってはあまり関係はないのかも知れませんが,いかにも過渡期の仕様という感じでした。

 すでにフレッツ光プレミアムの新規加入は終了した状況で,早晩フレッツ光プレミアム回線は取り替えられるものと思われるのですが,今のところNTT西日本からは,強制的な回線変更のお触れは出ていません(NTT東日本では,同等サービスである「Bフレッツ・ハイパーファミリータイプ」をフレッツ光ネクストに移行する工事が順次始まっているとのこと)。

 その代わり,NTT西日本では,自分で機器を交換できる場合,フレッツ光プレミアムからフレッツ光ネクスト隼への移行工事費を無料にする,というキャンペーンを行っているようです。

 え? フレッツ光の機器って,自分で取り替えられるの?

 フレッツ光ネクストの回線をひくと,フレッツ光プレミアムでは別々の機器だった,ONU(光回線終端装置)とCTU(加入者網終端装置,NTT東日本のユーザには無縁の機器)とVoIP(ひかり電話)が一体となったものが設置される,といいます。ところがうちの光回線は,壁から光ファイバーがONUに直付け状態となっていて,CTU以降の機器は交換できても,ONUの交換はできなさそうです。

 半信半疑で変更の申し込みをしたのは先月末。するとNTTから電話がかかってきて,よくよく尋ねると,どうやらうちの場合,CTUとVoIPのみ交換となるらしく,ONUはそのまま使用するとのこと。
 ほんとうにそれで大丈夫かいなと思いながら変更の申し込みをし,12月に入った先週,NTT西日本から順次,新しい回線IDが書かれた書類,それまで使っていた機器をNTTに返す紙袋(ゆうパックの伝票付き),フレッツ光ネクスト用の機器(ホームゲートウェイ。うちに来たのはRT-500MI)が届きました。

 ウィークエンドの金曜日に自分で取り替え工事をしなさいということで,指定された朝6時30分から作業を開始(実際には継続して使うONUと返送するCTUのバージョンアップ作業を,電源を抜き差しして行うよう指示されている。この作業は前日に実施したが,特にバージョンアップされた形跡はなかった)しました。
 ONUからLANケーブルで接続されているCTUを取り外し,次いでCTUからLANケーブルで接続されているVoIP機器を取り外します。CTUからはスイッチングハブにつながっているケーブルを外し,VoIP機器からはアナログの電話線を外します。
 作業自体は拙ブログにお越しになられるような方々ならお茶の子さいさいだと思います。何より片づかなくごみが山積しているロフトを工事のために片づけなくてよい,というのが一番よかったです(爆)。

 次いで,新しいホームゲートウェイを継続して使うONUにLANケーブルで接続し,次いでハブと電話線をつないで,電源を投入します。15分くらいしないと接続状態にならないのでここで朝食を食べて,ホームゲートウェイが完全に起動し,接続状態となったところでホームゲートウェイの設定webページを開き,速攻でこれまで使っていたIPアドレスが使えるように設定変更します。
 実はこの設定画面から新しい接続IDや,プロバイダである@niftyのID,パスワードを入力して,インターネットへの接続ができることを確認したのですが,NTT謹製のウィルス対策ソフト(実際はトレンドマイクロ・ウィルスバスターのOEM)をインストールするために「設定CD-ROM」を起動したばっかりに,結果的に接続設定をもういちどやり直すような感じになってしまい,面倒な印象がありました。

 ここでタイムアップとなったので一旦出勤し,帰宅後,他のパソコンにもウィルス対策ソフトを入れ直して(フレッツ光プレミアム時代のライセンスは無効となり,新たに取り直す必要があるらしい)作業は終了となりました。

 速度としては,私が常時使っているいわゆる自作4号で下り300Mbps,上り160Mbps程度出ています。まぁ1Gbpsのスピードが出るとははなから期待していませんので,従来のフレッツ光プレミアム時代の数十Mbps程度のスピードと比べると大幅な上昇をしたと言ってもよいでしょう。もっともここまでのスピードになると,web閲覧には上り側の混雑状況も影響してくるでしょうから,実際のところ大幅に高速化した印象はありません。
 ましてや共用パソコンスペースに置いている自作5号は,ナスネ導入で1000BASE-T化したはずなのに下り100Mbps程度のスピードしか出ていないので,今後経路の検証をする必要がありそうです。その他嫁や義父のInspironは今どき100BASE-TXのLAN端子しか備えていないとか,無線LANの規格がいつまでも300Mbpsの802.11nのままでよいのかという問題も抱えています。

 いずれにしても,次の高速回線の規格が出てくるのは相当先の話でしょうから,このフレッツ光ネクスト隼で,また10年近く使い続けることになるのかなぁ,という印象があります。

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2014年11月24日 (月)

自作後6年。まだ使うのか。(1)

 拙webで「自作4号」と紹介しているIntel DP35DPマザーボード使用の自作機が,とうとう組み立て後丸6年を迎えようとしているのですが,一向に「新しいマシンにに作り替えよう」という気が起きません。今のままで十分であり,あと1年,いや2年は何の悩みもなく使い続けるのではないかという予感もしています。

 私の場合,これまでメインマシンはだいたい6年で次の機種にしていました。最初に買った富士通のFMV-590Tspというタワータイプのパソコンが1995年から2001年まで6年4カ月ほど。1年半ほどはこのFMVに別のマザーボードを無理やり組み込んでしのぎ,次に組み立てた「自作1号」と称するAOpen AX4GE Maxマザーボード使用の自作機がちょうど6年の使用でした。

 これらのパソコンの使用記録は拙webにほぼ全て載せているのですが,この3台のマシンが6年間の間にどんな道をたどっていったか,比べてみると面白いのではないかと思いました。またそうすることにより,現在使っている「自作4号」についても,果たしていつまで使えそうなのか,予測が立ちそうな気がしたのです。

 まずはこの3台の購入時・組み立て時の主要スペックを並べてみることにします。
●富士通FMV-590Tsp
・CPU…Pentium/90MHz
・メモリ…8MB
・ハードディスク…528MB
・光ドライブ…倍速CD-ROMドライブ
・グラフィックス…Weitek Power9100 メモリ2MB
・OS…MS-DOS6.2/VとWindows3.1
・その他…3モードフロッピードライブ付き

●AOpen AX4GE Max使用自作機
・CPU…Pentium4/2.53GHz
・メモリ…512MB
・ハードディスク…120GB
・光ドライブ…DVDマルチドライブ(2倍速DVD-RAM)+16倍速DVD-ROMドライブ
・グラフィックス…Intel 845GE内蔵
・OS…WindowsXP Professional sp1
・その他…2モードフロッピードライブ付き LAN…100BASE-TX

●Intel DP35DP使用自作機
・CPU…Core2Quad Q8200/2.33GHz
・メモリ…4GB
・ハードディスク…160GB+1TB
・光ドライブ…DVDマルチドライブ(5倍速DVD-RAM)+DVD±RW(8倍速DVD+RW)ドライブ
・グラフィックス…NVIDIA GeForce8500GT メモリ256MB
・OS…WindowsVista HomeEdition sp1
・LAN…1000BASE-T

 この12年間に,パソコンの性能は確実に向上したのですが,かけた費用はそれに反比例して,30数万円,12万円,5万円ほどと,新しいものの方が確実に安くなっています。
 これらをスタートラインとして,1年目,2年目,…,6年目,7年目とどうなっていったか,次回から見ていこうと思います。

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2014年11月16日 (日)

徳大寺有恒さん亡くなる

 ブログを毎週更新する元気が最近なくなったもので,またも2週間放置状態でしたね。

 その間,自動車評論家の徳大寺有恒さんが亡くなる,というニュースが飛び込みました。徳大寺さんはここ数年体調を崩されておられましたので,ついに来るべき日が来たかという印象がありました。ご冥福をお祈りします。

 徳大寺さんが1976年に出し,それから30年近く毎年刊行,その後空白期間があった後,試乗レポートを島下泰久さんに委ねて再刊された「間違いだらけのクルマ選び」は,自動車業界に多大な影響を与えた本となりました。今から50年近く前,ある自動車評論家が,6気筒化された2代目クラウンのレポートを書くのに,当初はツインキャブ仕様の新車を貸してもらう予定だったのが,シングルキャブ仕様のちょっとヤレてしまった社用車が貸し出されてしまうということがありましたが(拙ブログ「たとえ何年先になっても,いつかはクラウン…。」参照),徳大寺さんのおかげで自動車評論家の地位は確実に向上した,と言っても言い過ぎではないでしょう。

 この38年間に,「日本で乗る分には良い日本車」から,「世界的にも通用する日本車」に変わっていったのは,一番には各メーカーの努力が大きいでしょうが,やはり徳大寺さんを始めとする自動車評論家の力も大きかったことでしょう。とはいっても,「『間違いだらけのクルマ選び』という本の影響力は大きいぞ」と各自動車メーカーに認知されるのに4~5年程度,そこから,新しい自動車をリリースするのに4~5年程度かかっていることを考えて,徳大寺さんが「これだ!!」と思ったクルマがリリースされるようになったのはやはり昭和60~62年頃のことになるでしょうか。そう思ってその当時リリースされたクルマを見てみると,

・トヨタの2代目ソアラ
・日産の6代目セドリック・7代目グロリア
・三菱の6代目ギャラン
・マツダの2代目サバンナRX-7
・ホンダの3代目アコード・2代目ビガー
・いすゞの2代目ジェミニ

などどいうあたりの車種は本当によく考えられて作られたものだったように思います。

 ところがその後自動車業界は,あるメーカーがある企画で売れるとそれに他社も追従する,という構図に陥ってしまい,これまでに,クロスカントリー車,高価格車,安全ボディ車,ワンボックス車,低燃費車,…,などと出てきましたっけ。
 また,インターネットの普及により市井の人びとが「自動車評論」をするようになってしまいました。インターネット評論家の「日常生活に基づいた身近な意見」は,自動車を購入する上で大変貴重な意見ではあるのですが,自動車の歴史を勉強した自動車評論家に比べるとどうしてもその場その場の意見でしかなく,そして自動車メーカー自身が,自動車評論家ではなく,市井のネット評論家の意見を参考にするようになってから,どうも各メーカーともクルマ作りに1本筋が通らなくなってしまったのではないかなぁ,と思い始めるようになってしまいました。で,結局どうなったかというと,

・いすゞは乗用車の製造,販売から撤退してしまった。
・マツダはロータリーエンジン車を作らなくなってしまった。
・ホンダはスポーツカー作りをあきらめてしまった(ただし復活予定あり)。
・ダイハツは自社ブランドの登録車作りをほぼあきらめてしまった。
・スバルは軽自動車の製造から撤退してしまった。
・三菱は日本国内での自動車販売をほぼあきらめつつある。
・日産は国内でのセダン型乗用車の販売をほぼあきらめつつある。

といった有り様で,日本の自動車業界で好き勝手できるのはもはやトヨタだけ,という状況となってしまいました。まるで,巨人が一人勝ちしてしまった挙げ句,人気を失ってしまった日本のプロ野球界を思わせるような状況です。

 徳大寺さん亡き後,日本の自動車業界はどうなっていくのでしょうか。少なくとも,「間違いだらけのクルマ選び」の刊行された直後の,まだ各メーカーとも元気があった頃の状況には,もはや戻れないのではないか,という印象があります。

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2014年11月 3日 (月)

ナスネを買った(3)

 気がついたら3週間も放置しておりました。ちょっと最近,「毎週更新」するには荷が重い状態が続いていまして,いましばらく更新スピードが遅い状態が続きます。ひらにご容赦を。

 ナスネを購入して3カ月が過ぎたのですが,番組を録りためてしまっている状態で,どこでも見られるのがメリットだったはずなのに,なかなか録画した番組を見られません。
 それはともかく,とりあえずの最終回として"PC TV with nasne"のことについてまとめておきましょう。
 このソフトがなくてもナスネをWindowsパソコンで使用することはできるのですが,このソフトがあると手軽にブルーレイ/DVDディスクへの番組書き出しができるというのです。シングルチューナのブルーレイレコーダとしても使えるというわけです。
 その他,番組録画予約や録画した番組とライブチューナの視聴もこのソフトでできます。

 録画予約はブルーレイレコーダのそれと同じように,番組表から録画予約するようになっています。毎日・毎週録画等の設定もレコーダ同様となります。ここで気がつくのですが,録画モードは「標準」と「3倍」しか用意されてなく,ビットレートを細かく設定して録画する,という芸当がナスネではできません。

 録画番組の視聴も,レコーダのようにサムネイル付きで表示されるので,見たい番組を簡単に探すことができます。パソコンですのでダブルクリックして再生となります。
 気のせいか,ライブチューナで見ている時のように,コマ落ちが発生するようなことはないような感じです。ただ視聴中,たまに再生・早送り等の操作をする部分が表示されなくなってしまう時があり,そうなると視聴の停止はおろか,プログラムを終了することもできなくなるので,Ctrl+Alt+Delで強制終了しなければならなくなる場合があります。

 ライブチューナはDLNA機器/ソフトで視聴するのと違い,ちゃんとチャンネル単位で切り替えができるようになっています(DLNA機器/ソフトでは,番組単位で表示されてしまうため,見たい番組が探しにくい)。でも"PC TV with nasne"ソフトの2週間の試用中に,前述の通りコマ落ちが多く発生したため,なんとなく,当初の目的の一つだったはずのライブチューナ機能はあまり使っていません。

 ディスクへの書き出しですが,インテルDP35DPマザーボード,Windows8.1Pro Update,LGのブルーレイドライブBH10NS30の環境で問題なく行えました。

 このソフトを使うにあたって注意しなければならないのは,LANカードが複数刺さっていると使用できない,という点です。そんな環境はごく普通の家庭ではありえないでしょうから問題にはならないかもしれないのですが,これが仮想のLANカードについても適用されるため,VMware player等をインストールしている環境でも"PC TV with nasne"が使えない,というわけです。私の場合,この条件にはまってしまってすぐに解決できず,往生してしまいました。

 試用後に購入手続きをする場合も注意が必要です。自分のパソコンで動作を確認し,それではと購入手続きを行っても,すぐにはライセンス番号を教えてもらえません。ライセンス番号はメールにて送られるようになっています。
 と思っていたら,後日ソニーから郵便物が送られてはくるのですが,購入を証明する書類が入っているのみで,特にライセンス番号の印刷物が入っているというわけではありません。
 というわけで,14日の試用期間をフルに使った後に購入手続きを行っても,すぐに正規版が使用できるわけにはいかないので,はなから購入するつもりで試用版を使われる場合には,余裕をもって購入手続きを進める必要があります。この点,オンラインでライセンス番号を即時発行してもらうわけにはいかないでしょうか。

 ナスネは9月下旬のアップデートにより,スマートホン等を利用した外出先での番組視聴に対応するようになりました。WiMAXを常用しておられる方は便利に使えるのでしょうが,私は現在70MB契約のOCNモバイルoneを常用しており(しかもターボOFFモードをデフォルトにしている),タブレットのアプリも有料で機能追加をする必要があるのでとりあえず様子見です。
 ただ今回のアップデートでは,ナスネを純粋にNASとして使う場合,大きな動画データを保存するときに,これまでだと数百MB転送しては休憩するかのように転送が止まってしまうことが頻発したのですが,アップデート後はその現象が解消され,途中停止することなくデータを書き込んでくれるようになりました。

 このようにナスネは未だなお機能向上中の機器であり,これまで書いた欠点がアップデートにより解消されている場合もありますので,その点をお含みの上本レポートをお読みいただければと思います。私の場合,ナスネ導入で一気にテレビ視聴環境が改善された,というわけにはいかなかったのですが,私のナスネの置き場同様,個人的でかつニッチな需要には応じてくれたような気がします。

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2014年10月11日 (土)

ナスネを買った(2)

 購入したナスネは,共用パソコンスペースのプリンタ横にあるすきまにひっそりと置きました。

Dsc04615_2
 おそらく2.5インチハードディスクを採用しているのでしょう,非常にコンパクトな作りになっています。LANケーブル(当初は壁のLAN端子に直付け,その後1000BASE-T対応のハブを購入しそこに接続),アンテナケーブル(地上デジタルとBS/110度CSの端子が共通なので,アンテナ端子が地上/BS・CSの混合になっていればケーブルは1本でよい),電源ケーブルを装着すれば設置は完了です。

 ナスネの初期設定はインターネット・エクスプローラ等のブラウザで行うため,この時点では"PC TV with nasne"を導入する必要はありません。ワークグループ名の設定がなされれば,以後は「ネットワーク」コンピュータの中に表示される"NASNE-******"の"nasne_home"フォルダにある"index.html"ファイルを開けばいつでも設定が可能です。

 "PC TV with nasne"を導入しなくてもDLNA機器があれば,ライブチューナ画面を見たり,録画した番組を見たりすることは可能です。我が家の場合,具体的には,

・パナソニックのブルーレイプレーヤ,DMT-BDT110
・ソニーの液晶テレビ,KDL-40NX800
・日立のハードディスク付きテレビ,L26-HP07
・自作5号(BIOSTAR G31-M7TE V6.4)にインストールしたPowerDVD 11
・自作4号(Intel DP35DP)にインストールしたPowerDVD 13
・(未確認だがおそらく)DELL Inspiron1545にインストールしたDiXiM Digital TV plus iVDR Edition(iVDR-SアダプターをUSB端子に接続する必要あり)

の機種で可能でした(一部未確認のものあり)。ただ,ライブチューナの番組を見ようとすると,番組名が録画した番組のようにずらずらと表示され,放送局名で探すことができないのが難儀します。

 "PC TV with nasne"を購入しない状態であれば,ソニーが運営する「テレビ王国」の"CHAN-TORU"を使って録画予約をしたり,録画した番組の削除をしたりすることが可能です。PS3/PS4を購入しなくてもこれだけのことができるので,ナスネは隠れた人気となっていたのでしょう。

 iOSやAndroidのタブレットでもナスネの映像を見ることができます。そのためのソフトも各種あるようですが,ソニーからは"TV Side View"というテレビ番組表アプリが無料でリリースされていて,このアプリに有料のプレーヤープラグインを導入することでナスネの映像が見られるという寸法です。
 これをiPadとnexus7にそれぞれ導入。nexus7の方は当初プラグインが動かなかったかと思い,あわてて別のDLNAプレーヤーであるTwonkey Beamも入手,その後TV Side Viewも正常に動き,しまったと思ったものでした。

 B-CASカードを機器に挿入した直後は2週間WOWOWやスカパーが見放題となるので早速ライブチューナの機能を確認します。タブレットで見るときは,480pの画質となるためそこそこ快適に視聴することができます。解像度は落ちますがプログレッシブ表示のため画質もそれなりによいです。
 それがパソコンで見るとハイビジョン画質で転送しているからか結構コマ落ちが発生します。それが地上デジタルやBSデジタルよりも,スカパーの場合SD画質で放送しているはずの東映チャンネルでコマ落ちが顕著でした。その理由はよく分からないのですが。
 それでナスネは100BASE-TXではなく1000BASE-Tでの接続を推奨しているのかと思ったのですが,ロフトに置いている私のパソコンとナスネとは一応1000BASE-Tでつながっているはずなので,一体それはどうしたことなのか。

 で,ブルーレイプレーヤであるパナソニックのDMT-BDT110でナスネのライブチューナを見てみると,コマ落ちが発生する場合もあるが どうもパソコンほど顕著ではないようです。しかもDMT-BDT110のLAN端子は100BASE-TXだったはず。
 おそらく,バックグラウンドでいろいろな処理をしているパソコンは,ナスネのライブチューナの画像を見ることは結構大変なのだということなのでしょう。ブルーレイプレーヤをはじめとするDLNA機器はほぼ単機能なので処理がもたつくこともなく,100BASE-TXでもデータのやりとりに問題はないということなのでしょう。

 確かに,"PC TV with nasne"の動作環境を見ると,CPUはCore2 Duoの2GHzが必須だが,Core i3以上を推奨していますし,グラフィックスも,GeForceなら9シリーズが必須だが,400シリーズ以上を推奨しています。私の環境では,動かなくはない(Xeon X3350≒Core2 Quad Q9450,GeForce 9600GT)けど,ちょっときついかも,といったところかも知れません。

  遅くなりましたが,先週は記事アップができませんでした。ご容赦を。

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2014年9月28日 (日)

iPhoneへの道(その3)

 新しいiPhoneは,ずいぶんつまらない話が続出しているようですね。

 http://iphone-mania.jp/news-46817/

 iOS8は9月25日に8.0.1へのマイナーアップデートを行ったのですが,圏外表示が出て電話が使えないなどのトラブルが発生し,一時公開停止の後,翌26日に8.0.2を公開して不具合を解消しました。
 8.0.2は私もダウンロードして第3世代iPadに適用してみたのですが,特におかしな点は見受けられません。というかそこまでiOS8を使いこなしていません(爆)。

 http://itpro.nikkeibp.co.jp/atcl/news/14/092601080/

 大きい液晶を搭載したplus版のiPhone6は本体が曲がりやすいということで話題になっています。
 実際に本体を曲げてしまう動画がアップロードされたり,アップルも「十分試験を行っている」と反論したりしているようです。
 でもねぇ。゛やっぱり,5インチを超える液晶画面を持つ機器が,厚さ7.1mmで成立しうるとは考えにくい。従来の発想のままの設計では携帯に必要な強度は確保できないでしょうし,その「従来の発想」を否定すべく技術陣を叱咤激励したジョブズが生きていれば,何らかのブレークスルーが起きて製品が成り立ったのでしょうが,残念ながらジョブズは亡くなられているので,アップル社内にそのようなブレークスルーは起きにくいような気がします。

 http://sankei.jp.msn.com/economy/news/140919/biz14091913330012-n1.htm

 日本でSIMロック版のiPhoneしか買えなかった時は,並行輸入でSIMフリー版のiPhoneをかなりの高値で購入するしかなかったのですが,先代のiPhone5s/5cからアップルストアにて日本でも正規にSIMフリー版iPhoneを購入できるようになりました。
 ところが中国では,生産国であるというのにiPhone6の発売時期が未定なのだとか。そこで中国人バイヤーが日本に押しかけ,アルバイトを雇ってアップルストアでSIMフリー版のiPhoneを多数購入し,中国国内で高値で転売しようとしているのだとか。だがしかし,

 http://nikkan-spa.jp/720413

関税を払えず税関で没収されるiPhone6も数千台発生しているのだとか。
 でも,中国から飛行機に乗ってはるばる日本までやってきたiPhoneが,また飛行機に乗せられて中国に里帰りする,というのも,なんだか滑稽な感じですねぇ。

 http://www.news-postseven.com/archives/20140927_278294.html

 iPhone6 plusどころか,普通のiPhone6もかなり大きいので,あえてiPhone5sを選ぶ人もいるのだとか。現状ではiphone5s/5cもまだ新品で購入可能なのですが,いつまでもこの状況が続くと,5s/5cの在庫がなくなった時に中古品の価格が下がるどころか上昇して,品薄になる可能性もあるんだとか。
 うちも,嫁用はともかく,娘用としてはむしろiPhone5cの方がいいのですがねぇ。サイズを小型化してほどほどの性能の"iPhone6c"って,出ないんでしょうか。

 なんだか,iPhoneって,「病んだ携帯電話」というイメージを感じてしまうのですが,そんなことを考えるのは,私だけでしょうかねぇ。

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祝!30万アクセス!!

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 拙ブログも,昨27日に300000アクセスの大台を超えることができました。皆様のご愛顧,本当にありがとうございます。

 とはいうものの,ブログというものがだんだん旧世代のメディアになりつつあるのか,はたまた当方が魅力的なコンテンツを提供できないからか,最近の毎日のアクセス数は日に日に落ちているのが現状です。

 で,おそらく30万アクセスを踏まれた方は,当方の調べによると,昨29日18時44分ごろに,au契約でiOS7のままのiPhone5をお持ちの方ではないかと推測されます。ぴったり30万アクセスを踏まれたからといって,何もおもてなしすることはできませんが,ご愛顧誠にありがとうございます。

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2014年9月21日 (日)

iPhoneへの道(その2)

 写真を入れようと思ったのですが,あまりにも外見が変わらなかったのでやめています。
 日本時間でさる9月18日からiOS8へのバージョンアップが始まりましたので,iPad(うちのは第3世代)でやってみました。

 iOS7の時は暑くて寝つけず,夜明け前に目覚めてしまったので「じゃあアップデートしてやろう」と思ってやってみて,結構ダウンロードに時間がかかった少し往生したものでしたが,今回iOS8のリリース時はそんなに暑くなかったので爆睡。
 「結構大がかりなアップデートらしい」という情報があったので,ちょっと待ってからアップデートしようとも思っていたのですが,職場の同僚から「サクッとできた」という話を聞いたので,18日の帰宅後に早速アップデート。

 まずパソコンのiTunes(アップデート済み)を起動してiPadを接続。バックアップをとってから,パソコン上のiTunesでiOS8をダウンロード。次いで本体への書き込み。その間に夕食をとっていたらアップデートが完了していたという寸法で,わざわざ記事に起こすまでもありませんでした。

 iOS7の時は見栄えが変化して「おおっ」と思ったものでしたが,iOS8はiOS7と画面の見栄えにほとんど変化がなく,この点でも拍子抜けでした。動作も反応がごくわずかに鈍くなったような気がしましたが,さほど変化はありません。「朝日新聞デジタル」アプリも,iOS7にバージョンアップした時は結構トラブルが起きたような気がしましたが,今回は問題なく使えているようです。iCloud Driveのトラブルについては,うちからMacは消え去ってしまったので無問題と(爆)。

 ただ全体としては不具合が発生したアプリがいくつか現れているので,トラブルがあっては困る使い方をしている人はiOS8へのバージョンアップは少し待った方がいいかも知れませんね。事実今回はiOS8へアップデートしたユーザの割合が少ないらしいですね(ネタ元はhttp://iphone-mania.jp/news-45858/)。見栄えが変わらないのにトラブルが増えるOSへのアップデートは,確かにユーザにとって魅力がないですからね。

 そうそう,iOSのSafariは標準状態だと閲覧していたwebページを閉じずにSafariを終了すると,次にSafariを開いたときにそのページが見えてしまう(家族でiPadを共有しているとこれが困る。だからマルチユーザに対応してほしいのだが)ので,タブに表示された×マークをタップして閉じるようにしていたものでしたが,これがiOS8になると,1つだけwebページが表示されているときにタブが見えなくなってしまい,ページを閉じようとして困ってしまう,というトラブルコールを嫁と長女から受けました。
 どうやら,□(四角)が2つ重なっているマークをタップするなどしてタブの切り換え画面に入り,そこでタブを左にスワイプするとよさそうなのですが,なんだか面倒になってしまいましたね。まぁ,この辺の唐突さがアップルらしいと言えばそうなのですが(爆)。

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2014年9月15日 (月)

ナスネを買った(1)

 こちらは,ピクセラ製チューナーカードの話からの続きとなります。

 ソニー・コンピュータ・エンタテインメント(SCE)が2012年から発売している「nasne(ナスネ)」は,当時からずいぶん気になっていた商品でした。

 SCEが出している同じような機種として「torne(トルネ)」がありました。自社のゲーム機,プレイステーション3(PS3)専用のデジタルチューナーユニットで,要するにPS3を地上デジタル専用のハードディスクレコーダーにしてしまう,というものでした。
 一方このnasneは,極論すれば「3波デジタルチューナー付きNAS」という風体の機器,と言ってもいいでしょうか。家には東芝のRD-H1というハードディスクレコーダーがいまだにありますが,あれと違うのは,同じようなハードディスクレコーダーでありながら,このnasneは直接テレビに接続できない,という仕組みになっているということです。

 本機はHDMIやD端子,コンポジット端子といった映像出力がない代わりに,1000BASE-T対応のネットワーク端子がついています。これによりネットワーク上の機器に現在放送中の番組や,内蔵のハードディスクに録画した番組を送出したり,あたかもNASのようにファイルを保存・再生できるという寸法になっています。
 ところがこのnasneはSCE製ということで,本来の対応機器はまず据え置きゲーム機のプレイステーション3,携帯ゲーム機のPS VITA,そしてソニーが製造販売していたパソコン,VAIO(あんまり古い機種はだめ),ソニーが出しているタブレットなど,ソニー製の機器が正式サポート,ということになっていました。

 ただ,デジタル放送の視聴の仕組みとして一般的になりつつあるDLNAに対応しているので,DLNA再生に対応するパソコン用DVDプレーヤーソフトや,スマートホン・タブレット用のDLNAアプリ,DLNAに対応したテレビやブルーレイプレーヤなどでもnasneに録画した番組を再生できる,ということが言われていました。

 ご存じのとおり,ソニーはVAIOの製造販売を別会社の「VAIO株式会社」に分割し,現行のVAIOはソニー製ではなくなってしまいました。そのため,VAIO用の視聴ソフト"VAIO TVwith nasne"がVAIO製VAIO(変な表現だ)にプレインストールできなくなったからか,新たに"PC TV with nasne"というソフトをリリースして,ソニー製VAIO以外のWindowsパソコンにも門戸を広げることにしたのです。
 上述のDLNA対応DVDプレーヤーソフトでも使えないことはないのですが,一番の違いは,パソコンに接続されたブルーレイドライブに録画番組を移しかえることかできる,という点です。nasneが単なるハードディスクレコーダーではなく,パソコンと組み合わせブルーレイレコーダーとしても使える,というわけです。

 nasneはノートパソコン用2.5インチのハードディスクが内蔵されており,容量は2012年のリリース当初は500GBで,昨年のマイナーチェンジで1TBに増量されました。希望小売価格は税別22,000円と,確かにブルーレイレコーダよりは安いけど,おもちゃで買うにはちょっと割高かなという感じです。
 そこでインターネットオークションを物色したところ,箱開封の未使用(B-CASカード未開封)で2万円を切る価格で出品されていた1TB仕様のnasneを発見し,それを落札。そしてnasneは,ほどなく我が家にやってきたのでした…。(つづく)

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