2014年7月28日 (月)

名作Windows2000/XPを偲ぶ(14)

(14) 2013年
 この年の4月,WindowsXPの延長サポート終了までついに1年を切りました。マイクロソフトもあの手この手でWindows8への移行を進めていくのですが,予算等の関係もありなかなかリプレースが進まないのが現状だったと思います。事実,当時の私の職場でも部分的にWindowsXPパソコンが残っていました。

 この頃「あれっ?」と思ったのが,多くのWindowsXP機で,WindowsUpdateに失敗することが多くなったこと。ネット上の情報によると,CPU利用率が100%になったまま,というケースもあったんだとか。
 実はこの頃自宅でも,ホームサーバーとして使っていたCPU換装済みのMateを,ごっそり中古のケースに入れ換えて使おうとしたところ,途中でサーバーが落ちてしまった挙げ句,ライセンス認証が取り消されてしまったトラブルに見舞われ,仕方なくサーバーの運用を中止してデータをNAS(I.O.データから出しているNASのキット)に移行,MateはもとのWindowsXP機に戻すことにしたのでした。
 するとWindows Home Server2011では問題なく動いていたPentium4 650が熱暴走するのかよく止まるようになり,仕方なくCrystalCPUIDを使って高負荷時を除いてクロックダウンして使うようにしました。この改造MateでもWindows Updateをかけると,どうしても特定のファイルだけ何度も何度もWindows Updateに表示されてしまいました。
 すでにこの頃は,WindowsXP上でのWindows Updateがまともに機能していない状況だったのかも知れません。

 来年4月以降は明らかにごみとなる職場のWindowsXPマシン,その処遇をどうするか頭が痛いなぁ,考えないようにしよう,と思っていたところ,職場の特定の棟に耐震性がないことが分かり,耐震工事のためにその棟にある物品の移動が必要だと。ついては,その物品を収容するため,全職場からいらない物品を廃棄しよう,ということになり,そのどさくさに紛れて,多数のWindowsXPマシンを処分することに成功したのでした。
 まずは地道にハードディスクの取り外し(中古のハードディスク屋が開業できそうな位集まった。これは他の職員がドリルで穴を開けた)。次いで,いらないWindowsXPマシンを職場の敷地内に作った特設の粗大ゴミ置き場に移動(この時は偶然出張だったので私はこの作業に関わらなかった)。
 Windows Vistaなり,Windows7なりのライセンスがあれば,ひょっとするとまだ使えるかなぁ,というパソコンも多数あったのですが,断腸の思いで処分したのでした。それでもなお,WindowsXPパソコンは何台か,職場に残っていたのでした。

 というか,自分の中ではWindowsXPよりもWindows Vistaの方が先に終末を迎えたような気分でした。前年である2012年の記事に書き落としたのですが,2012年10月にリリースされたアドビリーダーXIではなんと,WindowsXPはサポートされるがWindows Vistaはサポートされない,という前代未聞の対応がなされたのでした。アドビリーダーのサイトに行くと,Windows8/7/XPでは最新版のXIのダウンロードができるのですが,Windows Vistaだと一つ前のバージョンであるXのダウンロード画面に飛ばされるのです。
 もっともその場合でも,Windows8/7/XP用として使うということにすれば,アドビリーダーXIのダウンロードが可能で,そのままインストールしてWindows Vista上でアドビリーダーXIを使うことは可能なのですが,アプリメーカーのVista離れが窺われる一件でした。

 次いでこの年の夏,それまで職場から配布されていた富士通のVistaノートパソコンから,液晶割れながら同じ富士通のWindows7ノートパソコンに交換してもらえることになり,安い液晶モニタを買ってきて接続し,嬉々として使っていました。これ以降,私はWindows Vistaのマシンを触る機会が本当に激減しました。
 話を現在に進めると私は今春転勤し,そこでは奇しくも以前の職場で使っていたのと同じ富士通のノートパソコンを使うことになりました(ただし1年限り。前の職場は個人にマシンが紐付けされていたが,今の職場は机にマシンが紐づけれされている)。まわりを見るとWindows Vistaを使っている人が一人もいません。ある日現職場の倉庫のようなところを探していると,大量のVistaパソコンを発掘!! 現職場では,WindowsXPどころか,Windows Vistaも駆逐して一気にWindows7化を進めたようでした。

 話をもとに戻すのですが,長年使ってきたWindowsXPも,いよいよ引導を渡すときが近づいたのかなぁ,と思い始めたのがこの2013年だったように思います。

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誤配信でした…。

 あろうことか,7月19日にアップロード済みの「名作Windows2000/XPを偲ぶ(13)」を一昨日26日にまたアップロードしてしまい,同内容の記事が2つ存在する事態となっておりました。

 ご迷惑をおかけして申し訳ありません。

 このあと,正しい記事をアップロードいたします。

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2014年7月19日 (土)

名作Windows2000/XPを偲ぶ(13)

(13) 2012年
 2009年がWindows7に明け暮れた1年だとしたら,この2012年はWindows8に明け暮れた1年でした。2009年と2012年で違うところがあるとすれば,来るWindows7のリリースに向け,徐々に盛り上がっていったのが2009年だったとしたら,これは本当にまともに動くんだろうかと,不安が徐々に高まっていったのが2012年だったような気がします。

 Windows8の試用を本格的に始めたのがこの年でした。コンシューマープレビュー版が2月末にリリースされ,この時から本格的に試用を開始,次いで6月のリリースプレビュー版も導入しました。
 確かに起動は早くなり,動作もそれほど重くはありません。ですが,当初「メトロデザイン」と呼ばれたストアアプリ環境はやはり唐突な印象がありました。「スタートメニューが画面いっぱいに大きくなったんだ」と理解すればいいようなものの,例えばシャットダウンの仕方も分かりにくくなってしまうなど,使い勝手が大幅に変わってしまうため,現行のWindowsの使い方をようやく覚えたユーザからのトラブルコールが続出しそうな予感がありました。
 操作性もさることながら,「マシンはWindows7とほぼ同じ仕様で動作する」と言われていたはずなのに,Windows7とは内部が大きく変えられてしまったせいか,それまで動作していた周辺機器がまともに動作しなくなったり,「メトロデザイン」側では従来の他社製IMEが使えなくなったり,性能的にはなんとか動作できたとしても,NXビット(XDビット)に対応していない多くのPentium4CPUではインストールすらできなかったりと,Windows7とは内部がかなり違っていることが予想されました。

 それでもWindows携帯電話である富士通のF-07CにもWindows8プレビュー版をインストールし,「タッチパネルがようやくまともに使えるようになった」と喜んでいたのですが,後日Windows8がリリースされた際,アップグレードによるトラブルを避けようとして新規インストール用のDSP版を導入したところ,タッチパネルが動作しなくなってしまい,そこで「『アップグレード版』と『DSP版』は周辺機器の扱いが違っている」ということがさらに明らかになったのでした。Windows8はプレビュー版をリリースして多くの人に使ってもらって周知を図っていた反面,内部の扱いについてはマイクロソフトからほとんど情報らしい情報がなく,いくつかの周辺機器がWindows8のサポートを見送っているところを見ると,その内部情報は周辺機器メーカーにもあまり伝えられていないらしく,マイクロソフトの姿勢をかなり疑問に思ったものでした。

 というわけで,Windows8リリース後の我が家のWindowsの状況はこのようになりました。

・Intel DP35DP(メイン機)…Xeon X3350/2.66GHz 6GBメモリ Windows8 Pro
・富士通 FMV-B8240(自分用モバイル1)…Core Solo U1400/1.20GHz 2GBメモリ Windows8 Pro
・富士通 FMV-D1200(32ビットOSが必要な周辺機器用)…Pentium E6300/2.80GHz 4GBメモリ Windows7 Professional sp1
・富士通 F-07C(携帯電話)…(HT)Atom Z600/600MHz(実質) 1GBメモリ Windows8 Pro
・BIOSTAR G31M7-TE V6.4(子供用)…Core 2 Quad Q8200/2.33GHz 4GBメモリ Windows7 Home Premium sp1
・DELL Inspiron1525(嫁用)…Core 2 Duo T8300/2.53GHz 4GBメモリ Windows7 Home Premium sp1
・ONKYO C413(嫁用モバイル)…(HT)Atom N450/1.66GHz 2GBメモリ Windows7 Starter sp1
・NEC Mate MY26X/R-J(サーバー用)…(HT)Pentium4/3.40GHz 4GBメモリ Windows Home Server 2011
・NEC PC-VA60J/WX(嫁用休眠機)…PentiumIII/600MHz 256MBメモリ WindowsXP Home sp3
・DELL Inspiron1545(義父用)…Celeron T3000/1.80GHz 4GBメモリ WindowsXP Professional(ライセンスはWindows7 Professional)
・富士通 FMV-6700NU9/L(自分用モバイル2)…PentiumIII/700MHz 512MBメモリ WindowsXP Professional sp3

 ホームサーバーとして使っていたVAIO(のマザーボード)は落雷があり安全のため電源を落とすと電源再投入しづらい状況になりました。その時の確認でマザーボード上のコンデンサが破裂していたことが発覚,中古でNECのMateを購入。CPUが64ビット対応となったので,Windows Home Server 2011を導入したのでした。
 従来のWindows Home ServerはWindows Server2003がベースでありながら,あくまでも家庭向け製品という扱いで,Windows Vista HomePremium/Basicに導入された延長サポートも適用されず,サポート終了日が翌2013年の1月早々に迫っており,そのこともWindows Home Server 2011を導入する理由になりました(もっとも,初代Windows Home ServerはあくまでもベースがWindows Server2003であり,特に排除する理由もないのか,2013年現在Windows Updateが適用されている模様)。

 Windows8への移行は一気に進まず,しかしこの時点でもまだWindowsXPが現役で使われているというのが我が家の現状でした。
 その一方で,仕事への利用を考え,ついにiPadを購入したのがこの年の暮れのことでした。

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2014年7月12日 (土)

多角化路線に潜む罠

 ベネッセが流出させた個人情報をジャストシステムがそうと知らず購入し,自社の通信教育の拡販用に利用していたというニュースが流れています。

 ベネッセにもいろいろ言いたいことはあるのですがそれは他のwebがたくさん書くでしょうから措いといて,拙ブログの立場としてはやはりジャストシステムの方に興味があります。
 なお,拙web「ぱそこんぼらぼら」のどこかに「赤箱のワープロソフトの会社の面接に行って落とされた」という記述がありますがそれは事実でして,今から30年近く前,今はMetaMoJiの社長さんと専務さんにお会いした事があったのでした。
 もっとも今から5年前に,このお二方は,理由を明らかにせず創業したジャストシステムを手放して経営の表舞台から去られ,実はいまだに,あれは一体なんだったのか,よく分からないままになっています。
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/column/cuttingedge/20091104_326144.html

 それはともかく,今から5年前のジャストシステムは経営がかなり悪化していたのですが,大手の制御機器メーカーの傘下に入ってから,徐々に経営状態が好転していたように思います。ただ,日本語IMEであるATOKはコアなユーザに支えられているものの,ワープロソフトの「一太郎」は徐々にシェアを落とし,最近では新しい一太郎をリリースしてもマスコミにはATOKだけしか取り上げられないケースが増えていました。

 そんな中,ジャストシステムの起死回生策として一昨年末に登場したのが子ども向けの学習教材だったのでした。
 今までの通信教育とは違い「タブレット」を使うのがジャストシステム流だったのでしょうか。好評なのかどうなのかはよく分からないのですが,ベネッセが1年以上の教材講読を条件にタブレットを無料で配らざるを得なくなってしまったところを見ると,ジャストシステムの学習教材は子ども向け通信教育の市場に大きな風穴を開けた,というのは疑いがないところなのでしょう。
 しかし,この学習教材は,開始直後はまだジャストシステムも慣れていなかったのか,タブレットの不具合や詰めの甘さが指摘されていたようでした。
http://blog.goo.ne.jp/motoi1237/e/ca095b5e79968ca2d29a0658f600593e

 この学習教材の拡販のために必要だ,と思って購入したのが,ベネッセが流出元の個人情報だった,ということなのでしょうか。確かにそうだと知らずに購入したジャストシステムに責はないのかも知れませんが,ジャストシステムはさまざまな情報を扱うのに欠かせないソフトウェアのメーカーが出自だったはず。百歩譲って,他の通信教育の企業では許されるようなことでも,コンピュータ関連の企業であるジャストシステムであれば,そもそも「名簿の購入」自体,許されないことではないかと思うのです。

 思えばこのような企業の体質は,毎年のように新しい一太郎/ATOKをリリースする反面,販売終了後わずか3年でサポートを終了させてしまう(脆弱性に関わる修正ファイルは比較的長い間供給されるが)という悪しき体制を始めてしまったところから現れていたように思います。
 ですから今回の件は起こるべくして起きたという印象が私には強いです。いろいろな部分に無理がかかったまま,なんとか赤字を持ち直して自転車操業のようにやっていた,それがジャストシステムの現状のような気がします。

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2014年7月 6日 (日)

名作Windows2000/XPを偲ぶ(12)

(12) 2011年
 この年はWindowsXPを振り返るよりも3月の東日本大震災の方が大きな出来事でした。すでにあの地震から3年以上が経過し,我々西日本の人間は喉元過ぎればなんとやらといった状況なのですが,実際には復興は遅々として進んでいない状況だと思います。
この時点でWindowsXPサポート終了まで残り3年。しかし被災地ではもはやコンピュータ更新のために予算が割けない状況となり,やむなく古いコンピュータを使うしかない,その過程で,WindowsXPは捨てられるどころかますます頼りにされるOSになっていったのでした。

 この時点での世界的なデスクトップOSのシェアは実はWindowsXPがトップでした。さすがにこの年10月で過半数割れとなったのですがそれでもトップシェアを維持。Windows7に首位の座を明け渡すのは翌2012年8月まで待たなければなりませんでした。

 その一方で,タブレット時代を見据えた新しいWindowsである,"Windows8"のディベロッパー・プレビュー版が公開されたのがこの年9月でした。英語版のみの配布だったのですが日本語が使えないわけではなく,私も試用してみたのですが,Windows7のプレビュー版と比べると洗練された印象はなく,英語版であることを差し引いてもなんとなく粗削りな印象で,この時点ではあまり積極的には触りませんでした。

 とはいうものの,インターネット・エクスプローラの最新版である9(日本では前述の東日本大震災の影響により公開が1カ月遅れた)がWindowsXPではインストール不可となったことに始まり,WindowsXPをメインストリームから外していこうという動きはこの頃から徐々に進んでいきました。
 なおインターネット・エクスプローラは,WindowsXPは2009年3月リリースの8が,Windows2000は2001年8月(日本は9月)リリースの6がそれぞれの最新版になります。
 そのインターネット・エクスプローラ6の「撲滅運動」などというものが始まったのがこの2011年だったでしょうか。曰く,最新のブラウザに合わせてwebサイトをデザインするとIE6では表示がおかしくなるからとか,この時点でリリース10年となるため,セキュリティ上問題があるからとか。やっかいなIE6対応をしなければならないwebサイト開発者から声が上がり,マイクロソフトも「カウントダウン」サイトを作ったのがこの年3月のことでした。
 しかしこの時点でIE6のシェアは世界的に約12%。中国が一番割合が高くて約35%,日本でもまだ10%のWindowsパソコンでIE6が使われていました。しかしこの,「インターネット・エクスプローラ6撲滅運動」なんてのは,一般のユーザから見たら,なんだか独りよがりで,アホみたいなことをやってるなぁ,としか思えなかったのですが。

 スマートホンが野火のように一般に広がったのがこの2011年で,同僚も徐々に携帯電話をスマートホンに変えていきました。そんな中登場したのが富士通のF-07Cという,タッチパネル付きガラケー+Windows7コンピュータという内容で登場しました。
 Windows7は十分軽量なOSだったのですが,クロックが600MHzに落とされたAtomではさすがに荷が重く,起動や終了にも時間がかかりました。確かにどこでもコンピュータが使えるという夢が実現したかに見えたのですが,やはり出先で使うにはスマートホンやタブレットの方が圧倒的に快適で,Windowsアーキテクチャはこのような使い方には向かないのではないか,とも思い始めたものでした。

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2014年6月29日 (日)

名作Windows2000/XPを偲ぶ(11)

(11) 2010年
 義父が丸10年にわたり使っていたVersaPro VA60Jですが,ここにきて年賀状作成に異様に長い時間がかかるようになってしまい(原因不明),買い換えを進言しました。購入したのは嫁と同じデルの,Inspiron1545。セレロンCPUですがデュアルコアになっていました。OSは,ライセンス的にはWindows7 Professionalの64ビット版なのですが,このダウングレード権を行使したWindowsXP Professionalの32ビット版仕様にしました。これにより義父の初期トレーニングの手間を省こうとしたのでした。
 この,「ダウングレード権」を行使することにより,WindowsXPはかなり長い期間供給され続けました。ただ,この方法によるWindowsXPの供給も,この年10月で終了したとのことでした。

 それまで使っていた義父のVersaProは嫁の動態保存機である同じVersaProの部品取り用として保存することにし,せっかくだからとそこにWindows2000を入れてワンセグテレビとしてしばらく使っていました。
 そのWindows2000は,この年7月13日にサポートが終了してしまいました。Windows2000は多くが企業で使われていたこともあり,WindowsXPほどにはサポート終了時の騒ぎは大きくなかったように思いますが,名作OSがいよいよ使えなくなる,というのはやはり寂しいものがありました。

 さて,WindowsXPといえば,Windows7 Professionalには,マイクロソフトが買収したVirtualPC技術によるWindowsXPモードが利用できました。
 当初はCPUに"Intel VT"のような仮想化機能が搭載されていないとこの機能は使えなかったのですが,この2010年3月にこの制限は撤廃され,Windows7 Professionalを持っていればどんなパソコンでもWindowsXPモードが利用可能となりました。

 そして,これまで長い間使っていた(正確には同一機種をとっかえひっかえしていた)VAIO505Vをここでリタイヤさせ,中古で富士通のFMV-B8240を入手しました。2007年リリースのこのマシンは,Windows Vista仕様とWindowsXP仕様があり,私が入手したのはWindowsXP仕様でした。これで十分動いて満足していたのですが,2009年リリース当時ほどではないものの,Windows7のディスカウント販売が2010年も行われたので,この機にWindows7 Home Premiumのライセンスを購入してアップグレードしました。

 一方嫁も,モバイル用(というと聞こえがよいが,実態はこたつトップマシンとして)オンキヨーのネットブックを購入。これにもWindows7 Starterが入っていました。

 Windows7化が進み,Windows Vista離れが一層進んだ2010年でしたが,WindowsXPは,徐々に少なくなっていったもののまだまだ健在,という状況だったように思います。

 もっともこの年5月(日本)にアップルからiPadがリリース。画面をタッチするだけ,という簡単でとっつきやすい操作感のおかげでこの手のタブレット型コンピュータが野火のように広がり,まずはWindowsを搭載したネットブックが駆逐されてしまいます。
 その勢いはパソコンにまで影響を及ぼしかねない状況にまで至り,マイクロソフトは,業績を維持するために何らかの手を打たなければならない状況に追い込まれます。

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2014年6月21日 (土)

名作Windows2000/XPを偲ぶ(10)

(10) 2009年
 この年はなんといってもWindows7に明け暮れた1年でした。

 1月にベータ版がリリースされると早速導入。Vistaより軽快に動作するので期待が持てたのですが,ファイルコピーでトラブルが起きたためこの時点では本格導入を見送りました。
 次いで5月にRC版の配布。ここから本格的に試用を開始したので,自分の中ではこの時点で現行のWindows Vistaが過去のOSとなりました。RC版では大きなトラブルもなく,他のマシンにもWindows7を一気に導入しよう,という気持ちが沸き上がってきました。

 10月のリリース時点で,Windows7は我が家ではProfessionalを1台,Home premiumを2台導入することになりました。家族が使うWindows7についてはインストールもほぼ問題なく行え,動作もVistaと比べるとずいぶん軽く動くと評判がよかったのですが,自分で使う分は32ビットでいくか,それとも64ビットに変更するか,とずいぶん悩んだものでした。
 この年はまた,それまで使用していたNASが壊れてしまったため,利用頻度の落ちたMac Miniをサーバーにするか,職場で使っていた私物のマシンが帰って来たため,玉突き転配で余ってしまったソニーPCV-RX53(の,マザーボード部分)にLinuxを入れてサーバーにするか,と,ずいぶん悩んだのですが,結局,そのPCV-RX53にWindows Home Serverを入れることで落ち着きました。
 Windows Home Serverは,サーバーOSのWindows Server 2003がベースなので,操作感はWindowsXPとそう変わりがありません。メモリ1GBの環境でも特に問題なく動作していました。

 そんなこんなで,Windows7がリリースされた頃の我が家のパソコン環境は次の通りとなりました。

・Intel DP35DP(メイン機)…Core 2 Quad Q8200/2.33GHz 4GBメモリ Windows7 Professional
・BIOSTAR G31M7-TE V6.4(子供用)…Pentium E6300/2.80GHz 4GBメモリ Windows7 Home Premium
・SONY PCV-RX53(サーバー用)…Pentium4/2.40GHz 1GBメモリ Windows Home Server pp2
・DELL Inspiron1525(嫁用)…Core 2 Duo T8300/2.53GHz 2GBメモリ Windows7 Home Premium
・NEC PC-VA60J/WX(嫁用休眠機)…PentiumIII/600MHz 256MBメモリ WindowsXP Home sp3
・NEC PC-VA60J/WX(義父用)…PentiumIII/600MHz 256MBメモリ WindowsXP Home sp3
・富士通 FMV-6700NU9/L(モバイル1)…PentiumIII/700MHz 384MBメモリ WindowsXP Professional sp3
・SONY PCG-505V(モバイル用2)…MMX Pentium/300MHz 128MBメモリ Windows2000 sp4

 というわけで,Windows7が3台,Windows Home Serverが1台,WindowsXPが3台,Windows2000が1台,という状況となりました。なんと3台あったはずのWindows Vistaが我が家から完全に駆逐されてしまったのでした。

 もっとも,この年2月に職場でようやく個人用のノートパソコンが配備され,それはWindows Vista仕様でしたので,まだしばらくVistaともつきあっていかなければならなかったのですが,この年4月にリリースされたサービスパック2は,そんなにパフォーマンスが向上した印象もなく,しかも職場(の上位組織)でようやく検証が済んでサービスパック2の導入が可能になったときには,「インストールができない」というトラブルコールが続出(Vista sp2はsp1が適用されていないと適用できないが,ここではそれが原因ではなかった),VistaはつくづくだめOSだと思った出来事でありました。

 パソコンに十分な性能があればWindows7,性能が足りなければWindowsXPを使うのがよいとされ,Windows Vistaは完全に蚊帳の外に押し出されてしまった,そういう印象を抱いた2009年でありました。

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2014年6月14日 (土)

名作Windows2000/XPを偲ぶ(9)

(9) 2008年
 この年3月に,インテルから低消費電力を売りとするCPU,Atomが登場しました。デスクトップ・ノートパソコン用CPUで当時一般的だったCore2系列と違い,性能を抑えながら圧倒的な省エネルギー化を図り,当初は組み込み用途向け,または小型のインターネット端末としての活用が考えられていたようです。
 その一方で,ASUSの"EeePC"をはじめとする,サイズが一層小さくなったノートパソコンの市場が立ち上がります。インテルは,この"EeePC"のような小型ノートパソコンを「ネットブック」と称し,この市場向けに新開発のAtomを供給する,と発表したのです。
 ネットブックは小型軽量低消費電力である以上に,「低価格」であったことが受け,タブレット登場前夜のパソコン市場を大いに潤しました。

 ところが,これらネットブックにインストールされるOSとして,Windows Vistaは重すぎて,一番動作が軽いと言われたHome Basic版といえども,快適な動作は期待できませんでした。
 例えばこの翌年,今はパソコン製造をやめてしまったソニーから,Atom搭載高級ネットブックの"VAIO typeP"が登場し,そのデザインのよさから一時はかなり人気を得たのですが,Windows Vistaを搭載してしまったために動作がかなりもっさりとしたものになってしまい,それが嫌われたか人気が徐々にしぼんでいきました。
 マイクロソフトは,「このままではネットブックに採用されるOSとしてWindowsが選ばれなくなる」という危機感を持ち始めました。

 WindowsXPのパッケージ版と,メーカー製パソコンへのプレインストールはこの年6月30日をもって終了しました。ところがマイクロソフトは,ネットブックについてはこの日以降もWindowsXPプレインストールを認める,という決定を下してしまったのです。
 我々ユーザからすれば,この決定により,「やっぱりWindows VistaはだめOSだった」という気持ちが強くなったような印象もありました。

 とはいうものの,ある程度性能が確保されているならば,WindowsXPにしがみつくよりも,Windows Vistaに慣れておいた方がよい,という印象もあり,「パソコンを買い換えたい」と言い出した嫁に購入したのは,我が家初のCore2Duoを搭載した,Windows Vista Home Premium搭載の,デルのノートパソコンでした。
 逆に私は,出先で使うパソコンとして,それまで使っていたVAIO505Vを休眠機とし,中古でPentiumIII/700MHzを搭載した富士通のノートパソコンを中古で購入しました(というか,ノートパソコン用親指シフトキーボードユニットが入手でき,それが使えるノートパソコンを物色したらこれになった)。他で使っているパソコンのWindows Vista化により余ったWindowsXPをこれにインストール,嬉々として使っていました。

 この年4月に,結果としてこれが最後のサービスパックとなる,sp3がリリースされました。sp3は無印WindowsXPにはインストールできず,sp1,もしくはsp2のインストールが前提となり,やややっかいな印象もありました。
 Wikipediaによると,sp3の推奨メモリ量は従来の384MBから512MBに増量されたらしいのですが,sp3インストールそのものによる,パフォーマンスの低下はあまり感じられませんでした。
 それよりもこの頃は,有料ソフト・フリーソフトを問わず,ウィルス対策ソフトが軒並み重量化し,特にPentiumIII(と同じコアを持つCeleron)機のパフォーマンスが軒並み低下して,使い物にならなくなった印象がありました。上記のPentiumIII/700MHz機はもちろん,職場のCeleron/1GHz機も処理が遅くなり,メモリを増設しても状況は改善されない印象がありました。

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2014年6月 7日 (土)

名作Windows2000/XPを偲ぶ(8)

(8) 2007年
 この年の1月にWindows Vistaがリリースされたのですが,WindowsXP Media Center Edition購入者は異常にアップグレード版DVDの送付が遅れ,実際に入手できたのは2か月近く経過した3月のことでした。が,Windows2000/XPの話題からは外れますのでこの話は措きます。

 この年4月時点での初頭の我が家のWindows環境は,このようになっていました。

・AOpen AX4GE Max(メイン機)…HT Pentium4/3.06GHz 2GBメモリ Windows Vista Home Premium
・AOpen MX4GER(職場用)…Pentium4/2.53GHz 2GBメモリ WindowsXP Pro sp2
・SONY PCV-RX53(子供用)…Celeron/2.20GHz 512MBメモリ WindowsXP Home sp2
・NEC PC-VA60J/WX(嫁用)…PentiumIII/600MHz 256MBメモリ WindowsXP Home sp2
・NEC PC-VA60J/WX(義父用)…PentiumIII/600MHz 128MBメモリ WindowsXP Home sp2
・SONY PCG-505V(モバイル用)…MMX Pentium/300MHz 128MBメモリ Windows2000 sp4

 Windows98/Me機が,この時点で一掃されていました。すべてがWindows2000以上のOSになったのがこの頃だった,ということでしょうか。

 Windows Vistaがリリースされたことにより,WindowsXPは過去のOSになった,はずなのですが,業務用マシンを中心に,この時点でも,結構WindowsXPプレインストール機は多く導入されていました。
 まずは各部署でWindows Vista機の動作検証が遅れ,マシンのリプレース先としてWindowsXP機を導入せざるを得なかった場合。私の職場でも,2007年度の当初に導入された新しいパソコンは,Windows Vistaではなく,WindowsXP仕様でした。将来Windows Vistaにしたいので一応Vista仕様のものを購入したが,現状ではWindowsXP機でないとネットワークに接続できないので,Windows Vistaプレインストールなのに別途Windows Vistaのボリュームライセンスを別途購入,そのダウングレード権を行使してWindowsXPをインストールしたという,もう何がなんだかわからないような導入のしかたをしたものもありました。
 次いで,システムの性能面でWindowsXPを選ばざるを得なかった場合。Aeroグラフィックスを使わない場合,CPUは800MHz,メモリは512MBあればよいと言われたWindows Vistaだったのですが,実際にはそのような仕様のマシンではVistaはまともに動作しませんでした。特にシングルコアのCeleronではかなり動作が緩慢な印象もありました。
 Vistaを使うなら,CPUは最低でもハイパースレッディング機能付きのもの,欲を言えばデュアルコア以上のCPU,そしてメモリは2GBは必須と思われました。そうすると,格安低性能パソコンの場合どうしてもWindowsXP仕様にしておかないと快適に使えない,ということが言えました。

 あとは,大きく変わったユーザインタフェースでしょうか。私の職場では結局2007年の末になってWindows Vista機のネットワーク接続が解禁され,Vista機の導入がようやく始まったのですが,ネットワークコンピュータを検索するときに,WindowsXPと比べると時間が大幅にかかるようになってしまいました。このあたりの使い勝手の悪さも,特に業務用マシンとしてWindows Vistaの導入が控えられ,結果としてWindows Vistaの売れ行き低下につながったと言えるのかも知れません。

 その一方で,旧来のOSであるはずのWindowsXPは,ますます「レジェンド」としての地位を築いていくことになったのでした。
 また,WindowsXP Home Editionをはじめとする,家庭向けWindowsXPは5年間のメインサポートフェーズのみで,プラス5年の延長サポートフェーズは用意されていませんでしたが,この年1月に,家庭向けWindowsXPにも延長サポートフェーズを提供することになり,ますます長く使えるOSとなりました。

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2014年5月31日 (土)

名作Windows2000/XPを偲ぶ(7)

(7) 2006年
 この年は家を建て替えることになり,年初から年末にかけて結構忙しかった1年だったように思います。

 それに伴い,FMV-590Tspのケースに入れていた,KZ-6000-Vをマザーボードとするシステムを処分,代わりに将来の子供用としてソニーのVAIO,PCV-RX53の,マザーボード部分を入手。それにはWindowsXP Home Editionのリカバリディスクが添付されていた(実際にはそのコピー。ただ,PCV-RX53でしか使えないリカバリディスクなので,コピーといえどもライセンス的には問題がないはず)ので,それまで,アップグレード版とか,DSP版でしか入手したことがないWindowsXPで,初めてのプレインストール版を体験することになりました。
 その他,この年はメモリまわりがおかしくなっていたNECのFineNXも処分し,少しパソコン環境がすっきりしました。

 次いでこの年はようやくWindowsXPの後継となる,Windows VistaのBeta2やRC1が公開され,私もAOpenのAX4GE Maxベースのシステムのメモリを倍増(1GB)とグラフィックスカードの追加をしてインストールに臨んだのですが,これが結構出来が悪く,この年はメインマシンであるはずのAX4GE Max機をだんだん触らなくなってしまい,Mac MiniやPCV-RX53もどきを代わりに使うことが多くなってしまいました。

 仮住まいに住んでいたこの頃は,Windows98/Meのサポートも7月に終了しました。何台か残っていた職場のWindows98/Me機をネットワークから隔離するようなこともしたと思います。
 そういえば,うちでは義父のVersaProがWindows98SE仕様でした。FineNXの処分に伴い義父のパソコンを子供が使う機会も出てきたので,この際Windows XP Home Edition(当初からサービスパック2が適用されているもの)のアップグレード版をもう1本買うことにしました。
 ところがメモリの容量は128MBのまま。CPUがPentiumIII/600MHzだったこともあり,あまり快適には使えなかったように思います。義父のVersaProがメモリ256MBになったのは,ずいぶんあとの話ではなかったかと思います。

 Windows Vistaのリリースが翌年1月に迫り,各種の優待サービスが提供されることになりました。その中に,WindowsXP Media Center EditionのDSP版を購入すると,Windows Vista Home Premiumに無償アップグレードできる,という企画があり,それに乗っかって早速Media Center Editionを購入したのでした。
 Media Center Editionは2002(日本未発表),2003,2004,2005と細かくバージョンアップされ,2005版からはDSP版の導入(日本のみ)により,個人でもパーツとセットにして購入することができるようになりました。
 実態としてはProfessional版にMedia Centerを追加したものが"Media Center Edition"であり,しかも価格がProfessionalとHome Editionの中間程度と格安で販売されていました。
 もっとも,いわゆる「10フィートUI」であるMedia Centerはお世辞にも使いやすいとは言えず,このあとWindows Vista/7にも導入されたのですがやはり使い勝手が向上することもなく,とうとうWindows8からは別売りとなってしまいました(これを入れておかないとOS単体でDVDが再生できないのだから,非常に悩ましい)。

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