あなたは,それでも一太郎を使いますか?
先週,またまた一太郎に脆弱性が発見されたとかで,修正モジュールがリリースされたという情報を知り,「あぁ,またか…」といった感じで,とりあえず自分のパソコンにはそのモジュールを入れておいたのです。
一太郎の修正モジュールの当て方は,バージョン番号によって当てるか当てないかを判断する場合と,特定のファイルのタイムスタンプを調べてから行う場合の2通りあり,非常にめんどくさい。これがWindows用のOASYSだったら,リリース番号が厳格に管理されていて,どんな修正モジュール(OASYSでは修正差分という)を当てたらいいのかだいたい想像がつく。一太郎も,セキュリティ対策の修正モジュールを当てたときにもマイナーバージョン番号が上がるようにしておけばわかりやすいのに…などと思いながら作業しました。
今朝のNHKニュースで,この一太郎の脆弱性のことがニュースとして取り上げられていて,シロートさんも見るニュースの中で「最近見つかった中でも非常に危険性が高い」などというコメントをしていたので,こりゃやばい!と思い職場の朝礼で紹介した次第。
実はここからが本題なのですが,情報提供のためにいろいろ調べてみると,影響を受ける一太郎は,21世紀早々に発売された一太郎11からだというのに,修正モジュールが用意されているのはなんと,3年たらず前にリリースされた一太郎2005から。さらによくよく調べるとなんと,一太郎2004以前の一太郎はすでに製品のサポートが切れている(J-Licenceという契約で購入した一太郎は依然サポート継続中で,今回の修正モジュールも提供されるとのこと。ちなみに一太郎2005も来年早々サポート切れとなる)ことがわかりました。ジャストシステムは製品リリース後3年でサポートを打ち切ることにしたんだとか。
あの極悪マイクロソフトですらメインストリームサポートは5年,さらに20世紀のソフトであるOffice2000ですら(OfficeXPも)現在延長サポート期間中で,このようなセキュリティに関わる修正モジュールはいまだに供給されている,というのにです。
シェアが小さくなったからといって,毎年どんどんアップグレードしましょう,アップグレードしないと危ないことがあっても修正モジュールを作らないよ,というジャストシステムの態度は非常に許せない。極悪マイクロソフト以下の対応を続けているとますますユーザが離れて行ってしまうような気がします。
まっとうな会社に戻りたければ,今からでも遅くはありません。一太郎11-2004の修正モジュールを一般にリリースしましょう。そして,極悪マイクロソフト並の標準5年+延長5年というサポート体制にしていってはどうでしょうか。
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コメント
と,文句をここで書いたからかどうなのか,一太郎11-2004用の修正モジュールがアップロードされました。
http://www3.justsystem.co.jp/download/ichitaro/up/win/071031.html
投稿: くすぴー | 2007年10月31日 (水) 23時19分