« 一太郎8のアップデート手順 | トップページ | 一太郎Ver.6の思い出 »

2008年10月12日 (日)

どうしょうもなかった一太郎7

 1996年9月13日から翌年2月27日までの,わずか5か月と2週間しか販売されなかった一太郎7。おそらく一太郎史上最悪の出来の悪さだったのではないかと思います。本一太郎7についても,例の「飛び道具」を使うことでその存在を抹殺しようとしています。というわけで一太郎7を使う理由は今や全く存在しないのですが,どうしても一太郎7を使いたい場合には次のアップグレードパスがまだ存在しています。この一太郎7には/R.1版と/R.2版の2種類が存在するのですが,そのどちらもこの方法しかありません。

(0)OSがWindows95/NT3.51/NT4.0(/R.2版のみ)であれば修正項目はなし。Windows98の人は(1)へ行く。
(1)「Windows98ヘルパーツール」jssetcom.exeを適用する。

 一太郎7はWindows95リリース直前の1995年11月20日に開発中であることを公表,その時点では1996年2月にリリース予定と発表されていました。それが翌年1月23日には発売日を3月に変更。結局3月中に発売開始できず4月12日に7月発売と発表。そしてその7月5日にはさらに発売日を「9月末」とし,8月7日にようやく,発売日を9月13日に確定しました。開発公表から実に10か月弱もかかって製品が出荷できたというわけです。それで販売期間が5か月ちょっとだったので今から思えば笑ってしまうのですが,販売後2か月少しが過ぎた11月29日に早くもWindowsNT4.0対応の「/R.2」版に変わってしまうというわけです。もちろんこの約3か月後に「一太郎8」になってしまうので,/R.2版とて忘れそうな存在ではあったのですが。

 対応OSはリリース時にWindows95/NT3.51。WindowsNT4.0は上述の通り/R.2版のみの対応です。/R.1版,/R.2版とも上述の「ヘルパーアプリケーション」を適用すればWindows98対応となります。文書の拡張子は一太郎8以降の「.jtd」ではなく,独自形式の「.jfw」です。/R.1版から/R.2版へのアップグレードはCD-ROM版で1000円でできたのですが,私はこの頃結婚によるどさくさで,そのような情報は伝わってこなかったか,伝わったとしても忙しさのあまりめんどくさくてアップグレードを飛ばしたような覚えがあります。飛ばしたところで,その1か月少し経った頃に「一太郎8」リリースの話を聞くことになるのですが。

 動作対象外のi486DX2機で動かしていた私も悪かったのですが,処理がびっくりするほど遅くてとにかく史上一番出来が悪い一太郎でありました(もっとも一太郎8もi486DX2機で動かしていたが,はるかにまともに動いていた)。一太郎本体は32ビットアプリケーション化されたものの,ジャストネット接続用のブラウザなど付属のソフトが依然として16ビット版のままで,Windows95リリース後10か月かかったのにもかかわらず,完全なWindows95対応が間に合わなかったことが随所に窺われました。
 9月13日のリリース時には「110万本の出荷」と晴れ晴れしい記述が残っているのですが,なにしろこの出来の悪さなので,上述の「飛び道具」の例を見ても分かる通り,一太郎7を消してしまおうという動きが,かなり長い間続くことになったのです。なおメーカーサポートはすでに2002年6月30日に終了しています。

 本情報はhttp://support.justsystems.com/jp/app/servlet/product?pid=27を参考にして作成しましたが,必ずジャストシステムによる正式な情報を確認した上で修正を行ってください。拙ブログの情報のみを見て修正モジュールを適用し,不具合が発生した場合でも拙ブログではその責任を負いかねますのでご了承ください。

|

« 一太郎8のアップデート手順 | トップページ | 一太郎Ver.6の思い出 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/149158/42767264

この記事へのトラックバック一覧です: どうしょうもなかった一太郎7:

« 一太郎8のアップデート手順 | トップページ | 一太郎Ver.6の思い出 »