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2013年10月20日 (日)

だめだこりゃ…。>Windows8.1

 Windows8.1が一般にもリリースされました。
 で,正直なところ,愕然としました。Windows8よりも悪くなっているところがある。
 そのあたりの話はおいおいするとして,まずはインストールです。リリースされた10月17日の,20時15分頃から,「自作4号」と呼んでいる,インテル DP35DPマザーボードを搭載した自作機(Xeon X3350/2.66GHz,メモリ6GB,SSD128GB+HDD)へのアップグレードを試みます。

 まずはストアアプリ環境の「ストア」をクリック。すると「無料でWindows8.1に更新」と書かれた大きなボタンが表示されるのでそれをクリック。すると,次の「Windows 8.1 Pro with Media Center」という画面が表示されます。

Win811

その画面の「ダウンロード」というボタンをクリックすると,ダウンロードの画面に移行したのですが,

Win812

リリース当日だったこともあり,なかなかバーグラフの進行が進みません。ダウンロードには結局2時間以上かかりました。その状態からしばらく放置すると自動的に,

Win813

インストール作業が始まったようで,先に挙げた画面から,

Win814

こんな画面になり,

Win815

いったん再起動のうち,画面キャプチャーで撮れない(?)デバイス登録等の作業が自動的に行われて,再起動。

 従来私は,全てローカルアカウントを使ってWindows8にサインインしていた(ストアアプリごとにマイクロソフト・アカウントを登録していた)のですが,Windows8.1以降,最低1つはマイクロソフト・アカウントのユーザがいないといけないのか,常用していたローカルアカウントを強制的にマイクロソフト・アカウントに変更されてしまいました。

 ダウンロード開始からだいたい3時間程度でインストールが完了しました。が,目の回るようなデザインのロック画面のあと,先のマイクロソフト・アカウントで入り直してスタート画面を見て,デスクトップ環境に入ったら,

Win817

この目が痛くなりそうな壁紙。これまでのWindowsのデフォルトのデスクトップ画面といえば,青系統か緑系統の,落ち着いたものが選ばれていたはずだったのですが,なぜこんなぶっ飛んだデザインが選ばれてしまったのか,非常に理解に苦しみました。

 実際に使い始めてみても,細かな違いに戸惑うばかりです。一番困ったのは,なんとデスクトップ環境のInternet Explorer11で,webページの中のテキスト入力領域にJapanist2003で入力ができなくなってしまったこと。仕様変更でストアアプリ環境に対応しないIMEではInternet Explorer11でのテキスト入力を許さなくなった(URL入力欄には入力可)のでしょうか。
 仕方ないので常用ブラウザをGoogle Chromeに変えました(ただしこちらもストアアプリ環境ではなくデスクトップ環境で使うこと)。これならJapanist2003でもwebページ中のテキスト領域に入力可能です。

 あとはなぜかエクスペリエンス・インデックスがなくなってしまったこと。あれを見てそのマシンの性能を確かめるのが一種の楽しみだったのに,その楽しみが奪われてしまいました。ハードウェアのメーカーから,「営業妨害だ」とでも言われてしまったのでしょうか。いずれにしても,簡単にマシンのスペックを調べる術がなくなってしまいました。

 そういえば,Windows8には正式対応していない,バッファローのDH-KONE/U2Vも,Windows8.1へのアップグレードをしたとたん,使えなくなってしまいました。ドライバの再インストールが必要で,例によって「ドライバの署名の強制を無効にする」オプションで再起動し,ドライバを入れていればいったん削除し,改めてドライバを再インストールすることで再び動作できました。

 というわけで,ずいぶん楽しみに待っていたはずのWindows8.1ですが,私にとっては,残念ながら期待外れの結果に終わってしまいました。しかし,「これならWindows8のままの方がよかった!」とは,残念ながら言えません。Windows8.1を適用しないWindows8は,残念ながら2年後にはサポート終了となってしまうのです(http://support.microsoft.com/lifecycle/?C2=17649)。サービスパック1を適用したWindows7よりも先にサポートが終了してしまうというわけです。
 今後2年以内のどこかの段階でWindows8ユーザはWindows8.1に移行しなければならない。しかしその適用方法は「ストア」からダウンロードする方法以外にないようで,そのダウンロードしたファイルも一体どこに保存されているのかわからない(ユーザからアクセスできないストアアプリ用のフォルダに保存されているのではないか?)。DVDに焼いてデスクトップ環境からアップグレードする,という方法がとれないのはなんとももどかしい。

 ユーザの声を聞かず,iOSやAndroidの影に怯えながら作られたWindows8.1は,またしてもヒット作とはなり得ないのではないか。そういう予感があります。よほどのことがない限り,Windows7を使って満足している人は当面Windows8.1へのアップグレードを控えた方がいいと思うし,WindowsXP/Vistaユーザの人も,Windows8.1ではなく,まだ6年以上サポートが残っているWindows7への移行を考えた方がいいかも知れない。webページが見られればいいのであれば,パソコンではなく,iOSやAndroidの搭載されたタブレットの方が,ひょっとすると幸せかもしれない。

 そんなことを本気で考えたくなるほどの駄OS。それが,Windows8.1の実像だったのでした。

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コメント

 Internet Explorer11上でJapanist2003による日本語入力ができない点の解決策です。
 インターネットオプションで詳細設定のタブを開き,「セキュリティ」で,「拡張保護モードを有効にする」にチェックが入っていると思いますので,そのチェックを外して再起動します。
 するとInternet Explorer11で表示されるwebページのテキスト入力域でJapanist2003が使用可能になります。

 この機能はInternet Explorer10から実装されていたようです(ストアアプリ環境のInternet Explorerはこの機能が常時オン)が,今回チェックが入っている状態がデフォルトに変更になったようです。
 もちろんセキュリティレベルは下がるのでネット上の様々な脅威を受けやすい状態となります。本機能の設定はあくまでも自己責任でお願いします。

投稿: くすぴー | 2013年10月24日 (木) 00時58分

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