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2014年4月27日 (日)

名作Windows2000/XPを偲ぶ(2)

(2) 2001年
 Windows2000は大きく分けると,サーバー用とワークステーション用の2種類が用意されており,家庭用のWindows98/Meよりも上級,という扱いをされていました。もっとも,Windows98/Meは家庭用でありながら,WindowsNTや2000のサーバーが入っている,いわゆるドメイン環境でも利用できたため,ビジネス用途で使われているケースも当時はままあったように思います。

 もっとも,WindowsMeは,Windows2000がまだまだ家庭用には敷居か高い仕様だったため急遽リリースされた代物であり,確かにビデオ編集機能やトラブル時の復元機能など,Windows2000には備わっていない機能もあったものの,Windows98よりも不安定なできそこないのOSに終わってしまっていました。
 そこでソニーのVAIOなどでは,家庭向けでありながら,安定してビデオ編集などが行えるよう,Windows2000をプレインストールした機種も投入していましたが,これを買った同僚が結構初期設定に往生していたのを目にしています。
 私もWindowsMeを当時使用していた富士通のFMV-590Tsp(ただしCPU換装済み)にインストールしてみたのですが,マシンが古かったのか安定して動作できず,それならと,嫁用に購入したNECのVersaPro,VA60JならPentiumIII搭載で少々ましに動くかなと入れてみたのですが,やっぱり動作は不安定な印象がありました。

 というわけで,自分のパソコンにインストールするならWindowsMeという選択はありえず,というわけで,FMV-590Tspに代わり,そのケースを生かすために,わざわざベビーAT規格のマザーボードを使ったCeleronマシンを作ったときは,当然のごとくWindows2000をインストールすることになりました。
 FineNXにWindows2000をインストールしたときは,結構あっさりとできてしまったので,今回も簡単にできるかなぁと思ったのですが,古いLANカード(それでも一応PCI接続だったはずだが)が刺さっていたおかげでインストールに手間取り,ISA接続のPCMCIAスロットを使うために使用するメモリ空間の設定のジャンパを切り換えたりと,拙webページを見返すと結構手間取った記録が残っています。
 それでもようやく完成すると,Celeron/533MHz,メモリ256MBの環境でも結構安定して動作していたように思いました。それから約1年半,メインマシンとして使い続けることができました。当時導入したADSLも,Windows2000マシンならWindows98/Meよりもスムーズに高速通信を楽しめたような印象がありました。

 なお,この改造マシンを作った2001年の6月頃に,Windows2000のサービスパック2がリリースされ,拙webでは「インターネットエクスプローラを5.5にバージョンアップし,次いでサービスパック2をインストールした」という記述が残っています。我が家にADSLがやってきたのは正確に言うとこの年8月で,6月の時点ではまだフレッツISDNだったと思います。64Kビットと遅くても一応常時接続でしたので,サービスパック2のダウンロードに課金や通信料をを気にする心配はなかったはずですが,ひょっとすると,この頃は雑誌の付録についてきたCD-ROMでサービスパック2を適用したかも知れません。

 そしていよいよこの年の11月にWindowsXPがリリースされます。これにより,ビジネス向けワークステーション用のOSと,ホームパソコン用のOSが統一されることになったのです。実際には,"Professional"と"Home Edition"という名前に分けられていて,機能と価格が差別化されていました。サーバーを導入している企業では,ドメイン参加の関係からProfessional版の導入が必須となってしまい(Home Editionでもサーバーへの接続は可能だがあまり便利ではないらしい),導入コストが割高についてしまうのが当時は難点だったように思います。また,Home EditionとProfessionalでサポート期間が異なるのも問題だなぁと当時は思いました(結局サポート終期は同一にせざるを得なかった。後述)。

 当時の認識としては,Windows2000の外観をきれいにしたものがWindowsXP,という意識があり,WindowsXPの新ユーザインタフェースであるLunaモードはパソコンを遅くする諸悪の元凶,というイメージもありました。当時の拙webの書き込み内容(まだ2001年当時はブログを開設していなかった)を見ると,結構WindowsXPに否定的な内容が多かったような気がします。
 そうは言っても,最新OSを体験してみたいという点に加え,WindowsMe化していた嫁のNEC VersaPro VA60Jがいまひとつ安定しないこともあり,まずはこのVersaProからWindowsXP化を進めていこう,ということになったのでした。VersaProのWindowsXP化を進めるに当たり,そのHome Edition版とメモリ128MB×2枚を購入予約したのでした。

 WindowsXPはまずOEM版が10月25日午前0時から販売開始。ところが,WindowsXPプレインストール機であるソニーのVAIO RXシリーズとJシリーズが秋葉原の家電店でそれより5日も早くフライング販売されており(正式な出荷開始日はOEM版同様10月25日だったとのこと),少々拍子抜けの印象がありました。
 実はWindowsXPに先んじて予約購入していたOfficeXPが発売日より1日早く到着していたので,WindowsXPもフライング到着があるかなぁと思っていたのですが,我が家へのWindowsXP Home Editionの到着は,パッケージ版正式販売日の11月16日にきっちり行われました。
 日付が変わった17日未明からインストールを開始。まずはNECから公開されたドライバのダウンロードを行い,次いでBIOSのアップデート,さらに転送ウィザードを行って,実際のインストールが始まったのは午前3時ごろのことでした。インストール自体は1時間で終了し,ドライバの適用やデータの書き戻しが終了したのは午前5時。
 ここで一旦就寝して,ソフトのインストールやWindowsUpdateの適用(結構混んでいたとの記録あり。もっとも当時は1Mbit/sのフレッツADSL環境だった)をするとその日は完全に終わってしまったようでした。

 PentiumIII/600MHz,メモリ256MBの環境でWindowsXPはかなりきついかなぁ,という予想に反して,Lunaモードでも結構動いてしまうのにはびっくりしてしまいました。
 早速マルチユーザ環境にして,嫁と私のユーザを作り,私はクラシックタイプの画面にして,しこしこMPEG化していたベータのビデオテープのビデオCD化作業をこのVersaProでよく行っていました。

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