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2016年4月29日 (金)

Windows10環境でJapanist2003を安定して使うこつ

 しばらく多忙な日々が続き,ブログどころではない状態となっていました。ようやくゴールデンウィークとなり,ちょっとは記事が書けるかな,といった感じとなりました。

 富士通からWindows10用の親指シフトキーボードドライバがようやく公開され,依然としてストアアプリ非対応ながら,晴れて親指シフト入力がWindows10時代に入っても安心して使えるようになりました。

 ただ,残念ながら,現在の親指シフト環境は,基本的にはWindowsXP時代のものを手直ししているだけに,Windows10対応になったとはいえ,まだまだ微妙な不具合が残っているような印象もあります。最新のSkylake系列CPUを搭載したLIFEBOOK A746/Nの親指シフトモデルであればトラブルはないのかも知れませんが,Windows8.1や,Windows7からWindows10にアップグレードした環境であれば,相当やっかいなトラブルも予想されます。

 Windows10上(もちろん,すべてWindowsVista~7時代の古いパソコン)での親指シフト環境を9カ月かけて試してみて,このような対策が効果があった,というものを,ここで一挙まとめてみようと思います。
 なお中にはレジストリをいじる内容のものがありますので,バックアップをおとりになるなどのトラブル予防策を事前にしていただくことをおすすめします。

既定のIMEを変更する・アプリウィンドウごとに異なる入力方式を設定する

 アップグレード直後は日本語入力時にどうしてもMicrosoft IMEが立ち上がってしまい,その切り換え(Windowsキー+スペースキー)が面倒です。その回避法です。

1. コントロールパネルの「言語」をクリック
2. 画面左の「詳細設定」をクリック
3. 「既定の入力方式の上書き」で「日本語 - Japanist 2003」を選択する。
4. 「入力方式の切り換え」で「アプリ ウィンドウごとに異なる入力方式を設定する」にチェックを入れる。
5. 必要であれば「使用可能な場合にデスクトップ言語バーを使用する」にもチェックを入れる。
6. 「保存」をクリックする。

USB親指シフトキーボードが英語キーボードと誤認されないようにする
※レジストリを変更するので,事前にレジストリのバックアップをとる必要あり。

 Windows10アップグレード後,結構頻発したのがこのトラブルです。半角英数入力だと,"@"キーなどの位置がずれてしまうので,ID入力時に困ってしまうのですが,親指シフト環境の場合,左右のシフトキーが使えなくなってしまうというトラブルが発生します。
 一時的には,一旦サインアウトして,改めてサインインすると直るのですが,完治にはこの方法をとる必要があります。

1. regeditを起動する(コルタナの入力欄にregeditと入力してもよい)。
2. HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Services\i8042prt\Parameters を開く。
3. 以下の文字列値のデータをそれぞれ変更する。
・ LayerDriver JPN … データを kbd106.dll に。
・ OverrideKeyboardIdentifier … データを PCAT_106KEY に。
4. もし,文字列値 LayerDriver KOR があれば値ごと削除する。
5. 以下のバイナリ値のデータをそれぞれ変更する(表記は16進数,10進数どちらでもよい)。
・ OverrideKeyboardSubtype … データを 2 に。
・ OverrideKeyboardType … データを 7に。
6. レジストリエディターを閉じる。

高速スタートアップを無効化する

 BIOSでいくら設定しても,Windows終了時にNumLock ONのままにしていても,なぜかWindows起動時にNumLockがONになりません。レジストリをいじる方法も紹介されているのですが,それでは完治しませんでした。
 結局完治にはこの方法しかないようです。どうもWindows7時代以前の古いパソコンではこの設定にしておいた方がトラブルが少ない印象があります。高速起動できないじゃないかといわれそうですが,古いパソコンの場合,どちらの設定であっても,起動時間にはあまり差がないような印象もあります。

1. コントロールパネルの「電源オプション」をクリック。
2. 画面左の「電源ボタンの動作を選択する」をクリック。
3. 「現在利用可能ではない設定を変更します」をクリック。
4. 「高速スタートアップを有効にする(推奨)」のチェックを外す。
5. 「変更の保存」をクリックする。

インターネット・エクスプローラのアドレスバーで,Japanist活性時に常にかな入力モードになるようにする

 インターネット・エクスプローラのアドレスバーに,Japanistで日本語入力しようとすると,常にローマ字入力モードになってしまい,しかもそのモード切り換えが,Alt+カタカナひらがなキーではできず,マウスで行うしかないのでとても不便です。
 Japanist側での対策は難しいようです。そこで,Microsoft IME側の設定を変えることにより対応させていきます。

1. アドレスバーをクリックし,日本語入力を活性化する。
2. IMEがJapanistになっていれば,Windowsキー+空白キーでMicrosoft IMEに変更する。
3. Microsoft IMEの入力モードをローマ字入力からかな入力に変更する(Microsoft IMEだとAlt+カタカナひらがなキーが生きている)。
※この作業は必ずアドレスバーに入力可能な状態で行う。
4. Windowsキー+空白キーでIMEをJapanistに変更する。

Japanistの使えないEdgeブラウザを標準ブラウザから解除する

 どうせEdge上ではJapanistでは日本語入力できない(メモ帳等を使って入力し,それを貼り付ける方法はあるが,面倒な印象が…)ので,いっそEdgeは使わないようにすることも一案です。
 なおストアアプリに対応した他社製IMEでは,Windows10へのアップグレード後,Edgeで日本語入力ができないトラブルが起きており,マイクロソフトではIMEを再インストールするようアナウンスしています。Japanistは上記の通りもともとストアアプリ非対応なので,特に再インストールが必要だと感じたことはありませんでした。

1. スタートボタンをクリックし,「設定」をクリックする。
2. 「システム」をクリック。
3. 「既定のアプリ」をクリック。
4. 「Web ブラウザー」に表示された"Microsoft Edge"をクリックし,表示されたプログラム名から"Internet Explorer"をクリックする。

 もっとも今後,デスクトップアプリが減りストアアプリ全盛になってくると,Japanist2003はWindows10対応でありながら事実上使えないIME,になってくるかも知れません。やはりここは改めて,Japanistにはストアアプリ対応を目指していただきたいとお願いしたいところです。

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