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2018年3月21日 (水)

Windows10 April 2018 Updateへのアップデート顛末(改題しました)

 なかなか正式名称が発表されなかったWindows10のRS4版。名前が"Spring Creators Update"とも予想されたのですが,製品候補版がBSOD問題に見舞われる中,どうしても4月に出すぞという意気込みからか,ここのサイトによると,"April 2018 Update"という名称に決まり,4月30日にようやく公開されました。
 いずれにしても,

・RS3版(2017/10)…Fall Creators Update→2017年5月に名称発表(約5カ月前)
・RS2版(2017/04)…Creators Update→2016年10月に名称発表(約6カ月前)
・RS1版(2016/08)…Anniversary Update→2016年3月に名称発表(約5カ月前)

のように,前版から4カ月でアップデートされたTH2版こと"November Update"を除き,これまで約半年前には,次版の正式名称を公開していたものでしたが,これほどまでに正式名称の公開が遅れたのは,ちょっと珍しい状況でした。

 開発終盤のBSOD問題の影響が大きく,ドタバタ感も垣間見られた状況の中,本記事では,前回Fall Creators Updateに続き,そのアップデート顛末をお届けします。
 またまた逐次更新方式でいきますので,次に訪れたときは内容の追加訂正があると思います。ご了承ください。

富士通FMV-B8240(Core Solo U1400 2GB)
・本機は性能が低いため,常用はしていない。今ではWindows Insider Programを試してみるだけのマシンとなっている。なおCPUの関係で32ビットOSしか使えない。
・毎回のアップデートはWindows Updateではなくダウンロードサイトからisoファイルをダウンロードし,インストールUSBメモリを作って行っている。
・RS4版についてはSlowリングでも昨年11月からダウンロード可能な状況になっていた。

3月18日
 ダウンロードサイトに新しいビルドである17115.1版がアップされていたのでダウンロードし,インストール用USBメモリを作ってインストールを行った。
 例によって時間がかかったが,インストール自体は正常に行えた模様。しかし直後の再起動がうまくいかず,強制的に電源を切り,電源を再投入してみたところ,なんとか起動することができた。
 動作は遅いがマシンの性能の限界なのか,インストール直後の過大な処理によるものかは不明。バージョン番号を見ると確かに"1803"となっていた。

3月24日
 Windows Updateをかけてみると,Slowリングの最新版となる17127.1版が表示されたのでインストールを行った。午前中に作業を開始したのだが,アップデートが終了したのは夕方前だった。
 Internet Explorerでサイトを見ようとすると,サイトが完全に表示されるまでにかなりの時間がかかり,表示の途中でリンク先にクリックすると正常に次のサイトにたどりつけない。同じようなことが前にもあったなと思い出すと,ソニーのVAIO 505V(MMX Pentium/300MHz)にWindowsXPを強引にインストールし,サイトの閲覧が非常に遅くなったことを思い出した。Core Solo機でのWindows10運用はもはや限界に達しているのだろうと思われる。

4月6日
 Release Previewでも公開された17133.1版がWindows Updateをかけると表示されたのでアップデート作業を行った。時間はかなりかかったが,アップデート自体は問題なく終了した。Internet ExplorerやEdgeでまともにweb上のサイトの閲覧ができないことは17127.1版と変わりない。
 これが最終版と思われたがBSOD発生問題が起きたため,本記事に追加をした4月24日現在,いまだにバージョン1803の正式版が公開されていない(4月28日現在,上記17133.1版は"Windows Insider Preview Downloads"サイトからもダウンロードできなくなっている模様)。

4月29日
 Windows Update経由ならSlow ringどころかRelease Preview  ringでも,4月20日に次版である17134.1版が公開されていたというので,Windows Update経由でアップデートを行った。アップデート作業をしてみると,そこからさらに版が進んでいて,実際には17134.5版がインストールされた。あまりに遅すぎて使い物にならない現状は変わりない。

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自作6号(AsRock Z170 PRO4S Core i7-6700K 16GB)

5月2日
 自分で「設定」→「更新とセキュリティ」→「Windows Update」を操作したのか,していないのか,とにかく仕事帰りに酒を飲んでから本機を触っていたので詳しく覚えていないのだが,とにかく気がついたら1804版のダウンロードが進んでいて,アップデート操作を実行したら,気がついたら1804版へのアップデートが完了していたという有り様であった。ビルドを見ると,17134.1となっている。
 特記するようなことが何もなく申し訳ないが仕方がない。なお今回は,ウイルスバスターによる問題は発生しなかった。

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自作5号(BIOSTAR G31-M7 TE V6.4 Core2Quad Q8200 4GB)

Dell Inspiron1525(Core2Duo T8300 4GB)
・本機はもともと32ビットOS仕様だったものをWindows7時代に無理やり64ビットOS化している。

Onkyo C413(Atom N450 2GB)
・本機はWindows7 Starter仕様だったので今に至るまで32ビットOSである。

富士通FMV-D1200改(Xeon X3350 4GB)
・本機は32ビット対応の周辺機器を使う関係で,32ビット版のOSをインストールしている。

5月3日
 めんどくさいので4機種ひとまとめに。
 自作5号はともかく,メーカー製パソコンのはずのInspiron1525や富士通FMV-D1200でさえも,「設定」→「更新とセキュリティ」→「Windows Update」を操作することで,1803版のアップデートがあっさり始まってしまった。今回はWindows Update経由でも一斉に配信されているのだろうか。
 この3機種についてはある程度時間がかかったものの,アップデートは問題なく行えた。細かいことをいうと,自作5号とInspiron1525とで,Core2Quadを搭載した自作5号の方が早くアップデートを開始したはずなのに,アップデートが早く終了したのは,Core2Duoを搭載したInspiron1525の方だった。
 それはともかく,Inspiron1525は,あとふた月ほどで購入丸10年を迎える機体だ。

 オンキヨーのネットブックもアップデートを阻まれるかと思ったが,意外や意外,すんなりアップデートできてしまった。もちろん性能の関係でかなりの時間がかかったが,アップデート自体はそう特筆するようなことはなかった。
 もちろんこのネットブックでweb閲覧はかなり厳しい。しかしCore Solo機の富士通FMV-B8240ほどではないような気もする。Windows7時代には性能的に違いのなかった2機だったが,Windows10時代になり機能追加が進むにつれ,シングルコアであるCore Soloとハイパースレッディング機能を持つAtomの性能差が露になっているのだろうか。

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Dell Inspiron1545(Celeron T3000 4GB)
・本機はもともと64ビットOS仕様である(もっとも購入当時はダウングレード権を行使して32ビット版WindowsXPを入れてもらっていた)。

5月4日
 本機も「設定」→「更新とセキュリティ」→「Windows Update」を操作して,1803版のアップデートを行った。
 本機にはWindows7のような操作性に変更する"Classic Shell"を導入しているので,そのバージョンアップを事前に行った。この"Classic Shell"というソフト,Windows10のあまりの仕様変更の多さに堪えられず,とうとう開発が終了してしまったとのこと。
 しかし今回の1803版では,問題なく"Classic Shell"が動作した。この"Classic Shell"が動作しなくなったら,義父にもWindows10の操作体系に慣れてもらわなければならないかも知れない。

 なお義父は,前日5月3日の夜に囲碁ソフトを使っており,そこで1803版のダウンロードが裏で自動的に行われるのかと思ったが,どうやらそうではなく,Windows Updateがバックグラウンドで動いている状態では,1803版へのアップデートが動かないようになっていて,明示的にWindows Updateの操作をした場合に限り,1803版へのアップデートが始まる,ということになっているのだろうかと思っている。
 「設定」→「更新とセキュリティ」→「Windows Update」を操作することが,ここのサイトの「今すぐアップデート」をクリックした時とほぼ同様の扱いになる,という理解でいいのだろうか。

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キングジム・ボータブック XMC10(Atom x7-Z8700 2GB)

5月1日
 どうせ本機ではWindows Updateによる1803版へのアップデートは難しいからと,ここのサイトで公開されている「メディア作成ツール」をダウンロードして,32GBのUSBメモリに32ビット版/64ビット版の両方を納めたインストールUSBメモリを作成して,アップデートに臨むことにした。
 が,インストールが終わって再起動がかかったとき,「外部記憶域メディアを挿入し、[OK]を押してください」が表示されてしまった。インストールUSBメモリはかなりの空き容量があるはずなので「OK」を選ぶのだが次に進んでくれない。仕方なく「キャンセル」すると,インストールに失敗した旨の表示が出てしまった。

5月2日
 上記と同じような操作をしたり,Windows Update経由でのアップデートを試みたが,結局はアップデートできずじまいだった。

5月3日
 いろいろ調べてみると,やはりSDカードスロットに入れているvhdファイルの入ったSDカードがアップデートを妨げているのではないか,ということになった。
 そこで,
(1)vhdファイルの入ったSDカードをスロットから抜く。
(2)インストールUSBからアップデートプログラムを起動する。
ことでアップデート作業を開始した。アップデートは順調に進んでいるかに見えたが,途中で,「空き容量が不足しています」の表示が出た。
 例によって「ステップ1」「ステップ2」の作業が必要だと表示され,「ステップ2」の「外部記憶装置を選択または使用します」は空き容量がかなりあるインストールUSBメモリを装着しているためそれはクリアされていた。
 ところが「ステップ1」で,まだ500MB足らずの容量が不足していると表示され,「空き容量を増やす」のボタンをクリックしなければならない。ところがこのボタンをクリックして表示される画面は,Windows10の設定画面によるCドライブのストレージ使用量が表示されるだけなので(本当はその画面からでも空き容量を増やすことはできたのかも知れないが),仕方がないのでタスクを切り換えてエクスプローラーを出し,Cドライブのプロパティから「ディスクのクリーンアップ」をクリック,さらに「システムファイルのクリーンアップ」を行って空きを増やし,インストールプログラムに戻るとアップデート可能な状態になったので,アップデートを続行した。
 というわけで,上記(1)の前に,
(0)「ディスクのクリーンアップ」でCドライブの空き容量を増やす。
という作業を追加しなければならない,ということが分かった。
 それ以降はどうしてもストレージの速度が遅いため時間が長くかかりがちとなるが,無事にアップデートは進行し,ようやく1803版にアップデートすることができた。

 64GBのストレージを持つFMV-B8240だと,アップデートの際にここまで空き容量に悩むようなことはないので,やはりWindows10の運用のためには最低64GBのシステムドライブが必要だということが分かる。32GBしかシステムドライブを持たないマシンの販売は,マイクロソフトとして認めるべきではなかった,という憤りも覚えるが,その一方で,次のRS5版から,"Windows10 Lean"という軽量Windowsがラインナップに加わる,という噂もあり,ぜひポータブックのような貧弱なシステムドライブしか持たないマシンでも使えるようにしてほしいと願うところである(CD-ROMドライブが使えないらしいのは痛いが)。

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東芝・Dynabook Satellite B553/J(機種名が違ったら後日訂正。都合によりCPUは非公表すみません)

8月20日
 今年度始めの異動により前任者から受け継いだマシン。すでにWindows10化されていたが,もともとが32ビット版のWindows7仕様だったため,Windows10も32ビット版がインストールされていた。Windows Updateの挙動がおかしく,当初は全くUpdateがかからなかった。設定を見直すとMicrosoft Office2013のアップデートはできるようになったが,Windows本体のアップデートはいつまでもできない状態だった(WSUSを利用)。
 職場で使用しているウィルス対策ソフトがようやくRS4版に対応したのでインストール解禁となった。職場内のサーバにアップロードされたインストールファイルをマシンにコピーし,会議で席を外している時にアップデートを行った。
 アップデートして再起動をかけると,Windows Updateが働いて最新の修正を適用していた。結果をみると,あれだけ苦労してもできなかったWindows本体のアップデートが,あっさり適用されてしまった。気のせいか,動作も以前のRS3版と比べて,若干改善されたようにも感じた。

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※前回Fall Creators Updateの検証をした富士通LIFEBOOK A572/Fは,私の異動により検証予定機種から外れました。ご了承ください。

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