ストレスチェックでストレスが増える(その7)
昨日までの6回分がストレスチェック結果の文章表記の全てです。結果をぱぱっと見た時は刺激的な言葉がたくさん書かれていて立腹ものだったのですが,冷静に読み返してみると,コンピュータ診断によるさまざまな矛盾やおかしな表記がいくつも出てきて,果たしてこの診断結果は信用に足るべきものなのか疑問がたくさん沸いてきて,逆に,ああそうか,こんな診断結果は信用に値しないんだと思うと気持ちが楽になりました。
最後にキャラクターグラフとストレスのなさを数値化したものを紹介しておきます。キャラクターグラフは図での表現が難しいので文章にて表現します。
・厳格的か,ルーズか…真ん中よりほんの少しルーズ寄り
・献身的か,冷淡的か…真ん中よりほんの少し献身的寄り
・合理的か,直感的か…ちょうど真ん中
・奔放的か,萎縮的か…ちょうど真ん中
・協調的か,保身的か…圧倒的に協調的寄り
・指数…70で「普通」
ちなみに指数は59以下が「大変悪い」,60以上69以下が「悪い」,70以上79以下が「普通」,80以上89以下が「よい」,90以上が「大変よい」のようです。
あんなにぼろくそに人のことを批判しておいて,指数70で「普通」というのは逆になんとも納得ができないのですが,他の人のブログを見ると,「あまりにもひどくてキャラクターグラフの表示ができない」などという回答をもらうこともあるのだそうです。
いずれにしても,このストレスチェックを2回受けて明らかになったことは,このストレスチェックは,能率よく仕事ができる人を「ストレスがない健康な人」と定義して,そこから外れた人はとにかく能率よく仕事ができるようになるまで自分の責任で頑張れ,ということが言いたいような気がして仕方がありません。
確かに,仕事がきちんとできないとお金がもらえないので,豊かな生活を送ることはできなくなるのですが,だからといって,このストレスチェックの根底に流れているであろう,仕事第一主義的な考え方は,私には到底ついていけない。もっと多様な価値観を認めてほしいと思うし,それが認められない世界に平和は訪れないような気がします。
ひょっとしたら,極度のストレスに襲われて,救いの手を今すぐにでも欲しい人がいるかもしれません。でも,このようなコンピュータによるストレスチェックは,自分のことを細かく知ってもらえないのに断定的で冷淡な診断を下され,挙げ句の果てに自分はもう頑張りたくないのに「頑張れ」と言われてしまう可能性があるので,お勧めいたしません。
心身ともに健康で,バリバリ仕事をする人がこのようなストレスチェックを行うと役に立つかも知れませんが,よく考えればそのような人はそもそもストレスチェックをする必要がないはず。
本当に困っている人には役に立たないアドバイス,困っていない人にはそもそもアドバイスの必要がない。それが,コンピュータによるストレスチェックの問題点であることが,なんだか分かってきたような気がします。私は,もう二度と受けません。
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