Windows10 November 2019 Updateへのアップデート顛末(改題しました)
これまでWindows Insiderでは次々期Windows10の20H1のみFastリングで公開されていたのですが,19H2版はSlowリングで最初に公開された,というのが目新しかったです。
ところが,この19H2プレビュー版は,OSの再インストールとほぼ同じようなアップデート作業をしなければならない20H1プレビュー版とは異なり,19H1版がインストールされている環境では,毎月のWindows Updateのように,19H1版の累積更新アップデートのような作業になるらしく,作業が大がかりではないのだそうです。
ビルド番号も,19H1版の18362.207(7月7日現在)によく似た,18362.10000からスタートしました。なお同時期にリリースされていた20H1版は18932.1000(7月7日現在)でした。
これまでに数回行われたSlowリング上でのアップデート作業は確かに何度も再起動がかかるようなことはありませんでした。20H1版で画面の右下隅に出てくるウォーターマーク表示もありませんでした。
これまでのWindowsの機能アップデートとは違った様相を見せた19H2版ですが,"November 2019 Update"という名称も決まり,10月ではなく11月,それも毎月定例のWindows Updateが行われる日でのリリースを目指しているようです。
それに伴いSlowリングは19H2版向けInsider Previewからその次の20H1版向けInsider Previewに変更されるようですが,「ただし、これからRelease Preview Ringに移行しても、すでに19H2のプレビュー版がインストールしてあるユーザーには、配布されないという。Slow Ringの参加者はそのまま留まるのがいいようだ。」と紹介しているwebサイトもある(https://ascii.jp/elem/000/001/956/1956267/)かと思えば,「『19H2』にとどまりたい場合は、“Release Preview”リングへ切り替えておいた方がよいだろう。」と紹介しているwebサイトもある(https://forest.watch.impress.co.jp/docs/news/1212343.html)など,情報が少々錯綜したところもありました。
最近のコメント