FMV-A8270のBIOS書き換えはぜひしましょう(ただし自己責任で)
職場のプロボックス・マシンことFMV-A8270が私の机にやってきて4か月以上がすぎました。まぁ,よくもなく悪くもなく。もう少し導入が遅ければデュアルコアのCeleronだったのかも知れないのですが,私のところにあるのは悲しいかなシングルコアのCeleronで,いまひとつパワーの面では不満を感じていました。
webページを見ていると,そんなFMV-A8270にも新しいBIOSがこの6月にリリースされていたことを知りました。
BIOSアップデートといえば,例えば2000年問題に対応したり,例えば新しいCPUに対応したり,そういえば某社のように発熱問題に対応するものもありましたねぇ。
このFMV-8270のBIOSアップデートでは,一体何のために修正が加えられたのかよくわからない。でも,登山家が「そこに山があるから登るのだ」と言うような感じで私も本機のBIOSアップデートをやってみました。
BIOS更新後,まず何の疑いもなくエクスペリエンス・インデックスを測定。
・プロセッサ…4.2
・メモリ…4.6
・グラフィックス…3.1
・ゲーム用グラフィックス…3.3
・プライマリハードディスク…5.3
ということで基本スコアは3.1。えっ? BIOS更新前は確か基本スコアが3.0だったはず。「グラフィックス」の値がわずかに上昇したようです。
そして実際に使用してみると,これまでの操作中のキレの悪さがうそのようにレスポンスが改善された,ような気がしました。親指ひゅんQを使用したMS-IMEによる疑似親指シフトによる入力も,BIOS更新前と比べて非常にスムーズになった,ような気がします。
BIOS書き換えにより体感性能が向上した,というのは私も初めてのケースです。BIOS更新はその操作のあっけなさとは裏腹に極めてリスクの高い作業ではあるのですが,今回のFMV-8270のBIOS更新は,このマシンが遅いなぁ,とお感じの方にはやってみる価値があると思います(ただし,くれぐれも作業は自己責任でお願いします)。なお本BIOSは本機だけでなく FMV-A6270やFMV-A2200にも対応しているようです。
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