自作6号発進す
WiNDy MT-PRO1100Ωケースは,マザーボードを取り付ける部分がケースから取り外せるようになっていて,CPUの取り付けの作業がしやすいです。AOpenのマザーからインテルのマザーに取り替えたとき,マザーボード固定用のスペーサーのねじが余っちゃったなぁ,と思ったような気がするのですが,今回インテルのマザーからASRockのマザーに替えて,またスペーサーのねじが,3個ほど余ってしまったのでした。Z170 PRO4Sマザーは一応大型のATXマザーなのですが,ATXマザーといえども,年々小さくなっているということなのでしょうか。
初めてのLGA1151ソケットですが,特にLGA775の時と取り付け方が違うわけでもなく,例によってCPUクーラーの取り付けのときに1本だけプッシュピンの固定が難しかったのですがそれもまぁ,問題なく行えました。メモリもDDR4規格のものは初めてですが,特筆するようなこともなかったです。
マザーボードをケースに組み込み,SSDと,引き続き使用する光学ドライブなどを接続し,USBやLEDのケーブルを接続します。WiNDyのケースはLEDランプが5個もついていて豪勢ですが,真ん中のPWRインジケータの他はすべてHDDインジケータで,そんなにいらねぇよ,といったありさまです。一番左のインジケータはそのままとして,一番右のHDDインジケータをシステム電源LEDということにしました。
そして電源を装着。NECのMateをここで処分することにし,外付けにしていたATX電源を使おうと思い,ケースに組み込み,はやる心を抑えつつ電源を入れると,起動しないばかりか異臭がたちこめたのですぐに電源オフ!
約9万円が煙に消えた!!
かと思ったのですが,それまで自作4号で使っていた,安い650Wの電源につなぎ換えると,問題なく起動したので,仕方がないそれでよしということにしてしまいました。グラフィックスカードを交換するときに,電源の交換も考えることにしましょう。
なおキーボードとマウスは従来使っていたものをそのまま使用。キーボードは例によって富士通FMV-KB232親指シフトキーボードです。Z170 PRO4Sマザーには,キーボード・マウス共用のPS/2端子がついており,FMV-KB611親指シフトキーボードをつなぎたいところなのですが,今のKB232キーボードのキータッチにも慣れてしまっているので,これでいいかと思っているところです。
そしてOSのインストール。夏のWindows10 rs1アップグレード時にインストール用のUSBメモリを作っていたのでそれを使用してインストール。Windows10はトラブルなくインストールできました。
そしていよいよ心配だった点,言われている通りライセンスの移動ができるのか,ということについて試してみます。なお自作4号側では従来からマイクロソフトアカウントでログオンしていたので,確認はしていなかったのですが,「スタート」→「設定」→「更新とセキュリティ」→「ライセンス認証」(※)で表示される「ライセンス認証」の欄では,「Windowsでは,Microsoftアカウントにリンクされたデジタルライセンスによってライセンス認証されています」が表示されていたはずだと思います。
さてOSのインストール後(LANはつながっています),上記(※)の操作をすると,当然ライセンス認証されていない,と表示されます。ここで,「Windowsを今すぐライセンス認証する」の「トラブルシューティング」をクリックします。するとOSがトラブルシューティングを行うのですが,当然次の「トラブルシューティングが完了しました」の画面でも,ライセンス認証が行えない,と怒られます。そこで,その画面の下に表示されている「このデバイス上のハードウェアを最近変更しました」のリンクをクリックします。
すると,マイクロソフトアカウントのアカウントの入力画面になるので,自分のアカウントとパスワードを入力します。するとさらにパスワードを要求されるので,先程と同じマイクロソフトアカウントのパスワードを入力します。
すると,「Windows10を再度ライセンス認証する」の画面が表示されます。私の場合,自作4号の他,FMV-B8240や自作5号,F-07C,Insider Programを利用しているだけで正規のWindows7/8.1からアップグレードしていないはずのNEC Mateなど,ずらずらとWindows10をインストールしたマシンが表示されたので,その中から自作4号にあたるパソコンの,「現在使用中のデバイスは、これです」チェックボックスにチェックを入れると,ライセンス認証が無事終了しました。
ということは,これからは私が死ぬまで,プレインストールされたWindowsを除き,Windowsを買うことはない,ということなのですね!?
Windows10 ProのDSP版(パーツバンドルでないと買えない)の本体価格が2万円強として,Windowsを買わないといけないとなると,CPUをCore i5にして,SSDは新調しない,などのグレードダウンをしなければならなかった(逆に言えば,OSを買わないでもよい,という情報を知っていたので,そのお金でCPUをグレードアップすることができた)ところで,マイクロソフトの新しい施策は確実にパーツメーカーやショップを潤すことができるよなぁ,と思ったものでした。
というわけで,新しいパソコンは「自作6号」となり,ここから少しずつ環境を整えていくことになりました。
| 固定リンク
「うぃんねた」カテゴリの記事
- そういえば,Windowsユーザ歴満30年になった…。(2022.11.23)
- Windows11 Ver.22H2は,果たしてCore2機でもアップデートできるのか?(できた! しかしいろいろあった)(2022.09.22)
- 第7世代,どころか第4世代でも"Windows Subsystem for Android",いけます。(2022.08.20)
- 非対応機種にWindows11をインストールしてみる大実験(2022.07.24)
- Windows11 Ver.22H2アップデート情報(2022.03.05)
コメント