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2017年11月 5日 (日)

【慶祝その2】Japanist10がやってきた

 さる10月27日金曜日は待望のJapanist10出荷日で,仕事から帰ってみると私のところにも注文していたJapanist10が到着していました。

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 ケースを開けてみると,Japanist10のCD-ROMと見慣れた(!)Japanist2003のCD-ROM(著作権表示がちゃんと2001-2017となっている),ライセンス証書と「はじめにお読みください」「ご注意事項」の紙,それとおなじみ「快速親指シフトキートップシール」が入っていました。

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 なお私のところでは,嫁をJapanist縛りにさせてしまっている(ただし親指シフトは使えない。でもMS-IME等他社のIMEを使わせると気持ち悪がる)ので,別途1ライセンス分のライセンスパックを購入しました。「パック」って言っても,封筒の中には製品版と同じような「ライセンス証書」しか入っていませんでした。
 ソフト本体やライセンスパックには特にシリアル番号も振られていないようですし,マイクロソフトの製品のようにアクティベーション機能も搭載されていません。今どき珍しいインストールし放題のソフトですが,ライセンス契約上は1ライセンス1台(複数OSが入っている場合は1ライセンス1パーティション)での使用ということになっています。

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 ただ付帯する「特約条項」が2つあり,
・常時稼働するコンピュータ(運用系コンピュータ)と障害発生時に使う待機系コンピュータ1台にインストールしてよい。
・1ライセンスにつき1名のみが使う場合は,その1名が専ら使用する複数台のコンピュータにインストールしてよい。
ということになっているため,特約条項2を利用して,2本のライセンスのうち1本は私の使う自作6号(AsRock Z170PRO4S)とキングジムのポータブックに,もう1本は嫁が使うDell Inspiron1525とネットブックのONKYO C413に入れてみました。

 ライセンス上はサブで使っているFMV-D1200に入れてもよいようで,これに入れるとFMV-KB611で動くかどうかを試すこともできるのですが,自作6号と同時稼働することが多いことと,Japanist2003もまだサポート中のIMEなので,修正差分がリリースされたときの挙動を確認したいことから,このままとしています(ちなみにJapanist2003のライセンスはOASYS V10についているものも含めて3台分ある)。

 インストール自体はそう特筆するようなことはありません。Windows10の設定の「時刻と言語」やコントロールパネルの「言語」で設定をしておくとよい項目がいろいろあると思うのですが,きちんとしたサイトで確認をしておいた方がいいかなぁと思っています。
 肝心の操作感ですが,これといって以前のJapanist2003と違う感じはありません。もっとも言語バーや変換候補の表示はずいぶんシンプルになってしまったなぁ,という印象もあります。Japanist2003のリリース直後,「平成の大合併」があったため,実家の住所をはじめとした新しい市町村名が入力できないのにずっと困っていたのですが,新市町村名もようやく辞書に収録され,入力に困らなくなりました。

 嫁にも早速使わせてみているのですが,特に困った印象はないようです。ただ,現在Japanist10では一時的に「再変換」の機能を停止させており,それに戸惑った,と言っていました。私も「再変換」機能はよく使うので,今後のアップデートで機能追加されるというアナウンスはあるのですが,できるだけ早急に対応させてほしいものです。

 あとは,これもすでに既知の障害として挙げられているようですが,ポータブックのWord Mobile(UIMアプリ)上で,快速親指シフトのモード2を使うと,「ん」キーの隣に割り当てられた「後退」キーが使えない,という事態にも見舞われました。現在快速親指シフトのモード1で使っています。当初Word Mobileと機能が衝突しているのかと思ったのですが,Japanist10側の不具合ということなので,これも早く対応していただければと思います。

 いずれにしても,もう出てこないと思われた,Windows10フル対応の親指シフトIMEが登場したことは,とてもめでたいことには間違いありません。

 なお同梱のJapanist2003ですが,上述の通り著作権表示は「-2017」まで書かれていますが,CDの内容は64ビット対応された2012年頃のものとなっていますので,やむなく同梱のJapanist2003を使わなければならない時は,最新の修正差分の適用が必要となります。

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