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2018年8月11日 (土)

32ビットOSはなくなるの?←まだなくならないようです

 Windows 10 RS5版のInsider Previewで,Slowリングにようやく17692版が公開されたので,Insider Preview専用マシンと化している富士通FMV-B8240(Core Solo U1400/1.2GHz)に,Windows Update経由でインストールを試みたものの,悉く失敗するのでありました。
 具体的には,Windows Updateをかけると,Insider Previewのダウンロード準備,次いで実際のダウンロード,そしてインストールへと進み,再起動を要求された後,インストール作業の続きが行われるのですが,実際に再起動がかかった後,Windowsが"田"マークを表示したまま止まってしまうため,やむなく強制電源断をすると,元のバージョンに戻ってしまいインストールが失敗する,という状況です。

 やはりUSBメモリを作ってインストールするのがよいかと思っていたのですが,Insider Previewのダウンロードサイトには,RS4版が完成する直前の版を公開していたままで止まっていた状況。それも先日"Coming Soon"と表示されてすべてのダウンロードができない状況からようやく,17713版が公開されるに至ったのでした。

 ところが,ここでダウンロードを試みようとするものの,ダウンロード可能なのは64ビット版のみで,32ビットCPUであるCore Solo機に必要な32ビット版は表示すらなされない状況で,結局32ビット版のダウンロードができない状況が続いています。

 ということは,FMV-B8240でInsider Previewのインストールに失敗していたのは,実は32ビット版のファイルが用意されていないため,64ビット版のファイルをインストールするしかない状況になり,とはいうもののCore Solo CPUは当然32ビットOSしか対応しないので,当然のごとくインストールに失敗してしまっていた,ということなのでしょうか。
 しかしwebを見ていると,「32ビット版のインストール中に固まることが続いたが,なんとかインストールできた」という報告もあるので,32ビット版がダウンロードサイトに上がっていないだけで,ちゃんと32ビット版は用意されているのかもしれません。

 しかし,やはり一抹の不安を覚えます。マイクロソフトは,もうそろそろ,32ビットCPUのサポートを切ろうとしているのかも知れない。

 うちにはFMV-D1200という,32ビットOSにしか対応しない周辺機器をつなぐマシンを用意しているのですが,FMV-D1200(Xeon X3350/2.66GHzに換装)は64ビットOSに入れ換えれば使い続けられるものの,32ビットOS上でしか使えない,エプソンのスキャナGT-7000Sや,オンキヨーのUSBオーディオSE-U55GXはどうなるんだろう。
 そう思ったので,発作的に,スキャナは64ビットOSでも使えるGT-8700に(GT-7000用の透過原稿ユニットを持っていて(1回も使っていない),それが使える機種という制限があった),USBオーディオは64ビット対応のSE-U55SXに,それぞれ乗り換えてしまいました。当然中古なので2つ合わせても1万円ちょっとの出費でした。

 嫁のネットブックオンキヨーC413(Atom N450/1.66GHz)も64ビット化した方がいいでしょうか。もっとも,このC413,BIOS保持のバッテリが弱ってしまっていて,それもどうやらケーブル付きのリチウム電池を使う必要があるらしく,購入後8年が経過するので,もはや処分を考えた方がいいかも知れない。

 富士通FMV-B8240も,Windows10を入れてから処理がかなり遅くなってしまい,もう捨てた方がいい状況です。ただWindows8時代の方がもう少々ましに動いていたような気もします。
 もし次のRS5版に32ビット版が用意されないとなると,Windows10のRS4版は2019年4月9日をもってサポート終了となり,Windows7かWindows8.1にロールバックしなければならなくなります。Windows7の方が軽く動くのでWindows7に戻すとするとそれも2020年1月14日にはサポート終了となり,そこからWindows8.1(Windows8を一旦インストールして,それを8.1化しなければならなかったような)に移行するとサポート終了が2023年1月10日となり,その日が32ビットCPUの終焉の日,ということになるのでしょうか。

 なおInsider PreviewのテストマシンはFMV-B8240から,BIOSTAR G31-M7 TE V6.4マザー使用の,自作5号機(Core 2 Quad Q8200/2.33GHz)に代えることになりました。このマシンを使っていた子ども2人が家を出てしまったため,使う人がいなくなってしまったのです。

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コメント

 自己レスです。
 Windows10のビルド17738では32ビット版もダウンロード可能になったようです。
 まだまだ32ビット版も継続して開発されるようですね。
 タイトルを変更しておきます。

投稿: くすぴー | 2018年9月 2日 (日) 17時25分

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