アクセス数の急減はやはり非httpsだからか2018年ランキング(その4)
一向に盛り上がらない2018年ランキング,今日は4位から2位までの発表です。12月29日までのデータがもとです。
4位 さらばフレッツ光プレミアム,ようこそフレッツ光ネクスト隼。(2014年12月8日) 888アクセス(昨年は1位↓,6027アクセス↓)
まずはお知らせから。NTT西日本のフレッツ光プレミアムは来年2月1日で使えなくなる,つまりあと1か月ほどしか使えないということです。NTT東日本の同等サービスは強制巻き取りを行ったのですが,NTT西日本では「切替え」の申し込みを行わないとフレッツ光ネクスト等に移行できないので,まだフレッツ光プレミアムをお使いの方は,正月明け早々に手続きを行う必要があります。
しかし本記事,8月以降にアクセス数が20アクセス程度にまで落ち,さらに10月・11月は一桁台にまでアクセス数が落ちたので,実際のところすでに多くの方が「切替え」を行っており,一時は年間10000アクセスに迫った記録も持つ本記事の役目は,いよいよ終わりを迎えつつある,といったところなのでしょう。
でも近い将来5Gの時代になると,有線による情報の伝送は時代遅れとなり,無線による伝送の方が早くて安くてしかも安心,ということになってしまうのかも知れません。
昔はアナログ回線にデジタル情報が流れるだけでも驚きだったのです。それがISDNになり,ADSLになり,多くの家庭で光ケーブルを入れるようになった。携帯電話だってばかみたいに大きかったのが小さくなり,デジタル化してメールのやりとりもできるようになり,FOMAが導入されたかと思ったらより高速なLTEが出てきて同じ頃携帯電話からボタンがほとんど消えてしまい,それももう5年以上過ぎているといった状況。これが平成時代のたった30年の間に起きたことです。次の元号の時代が終わりを迎えようとする時,きっと平成の終わりには予想もつかなかったことが至極当たり前になっているはずです。
3位 Windows10 Fall Creators Updateへのアップデート顛末(附:ウイルスバスター問題)(2017年10月23日) 978アクセス(昨年は21位↑,351アクセス↑)
本記事についてもお知らせをしておきましょうか。Windows10 Fall Creators Update(バージョン1709)のサポート終了日は,Home・Pro・Pro for Workstationの3種が2019年4月9日,Enterprise・Educationの2種が2020年4月14日となっています。なんとあと3カ月半後にサポート終了となるわけです。この日になるとWindows10 1709版向けの修正ファイルが供給されず,セキュリティ上極めて危険な状態となるので,それまでの間に計画的にアップデートを行うようにしなければなりません。
とはいうものの,「半年毎に大型アップデートを受け続けなければならない」というのは,Windows10の利点かも知れないのですが,やはり大きな欠点という印象の方が大きい。
Windows95や98のサービスパックは適用した方がよいけれど必ずしも適用しなくてもサポートは受けられたような気がします。NT系のWindowsでいうと,サービスパックの多かったのがWindowsNT4.0で,sp1,sp2,sp3,sp4,sp5,sp6,sp6aの7つがリリースされました。次のWindows2000がsp1,sp2,sp3,sp4の4つ。WindowsXPがsp1,sp2,sp3の3つ。Windows Vistaがsp1,sp2の2つ。Windows7はsp1の1つだけ。バージョンが上がるたびにサービスパックのリリース頻度が少なくなっていきましたが,適用に結構な時間がかかり失敗すると動かなくなる可能性のあるサービスパックの適用は,一般の人にとってかなりハードルが高い作業でありました。
サービスパックという呼び名がなくなったのがWindows8。Windows8.1とWindows8.1Updateが今までのサービスパックと同じものだと考えると2つ。マイクロソフトストア経由で適用しないといけない場合があったりして,結構面倒な印象がありました。
Windows10は"Windows as a Service"という,今までのサービスパックより短い間隔で,Windows Update経由により新しいバージョンを受け取る形に変わり,これまで1511版,1607版,1703版,1709版,1803版,1809版の5つと,WindowsNT4.0に迫るアップデート頻度となっていて,ただでさえユーザの負担は大きくなっています。そんなところに,1809版のようなトラブルが重なると一般ユーザでは管理が手に負えなくなるような不安があります。
マイクロソフトは"Windows as a Service"という形が本当にいいのか,もう一度考え直して欲しいなぁ,という気がします。年1回よりやや間隔が長いという具合にしていただけないものなのでしょうか。
本記事は昨年12月に続き1月も200アクセスを超え,次版であるApril 2018 Updateがリリースされた直後の5月にも,それに引きずられたのか200アクセスを超えました。しかしシーズンねたであるが故に,8月以降はじり貧状態となりました。
2位 直噴ガソリンエンジンの悲劇(2012年7月28日) 1335アクセス(昨年は2位→,2972アクセス↓)
一時はトヨタ・日産に次ぐ第3位の規模を誇った三菱自動車もその座を転落してから久しくなっています。
リコール問題に加え,社運を賭けた直噴ガソリンエンジン"GDI"が見事に失敗。やがて内外各メーカーが直噴ガソリンエンジンの技術を高める中,周回遅れでようやく直噴ガソリンエンジンが"エクリプスクロス"で復活。
プラグインハイブリッド車の"アウトランダーPHEV"もあるものの,輸出・海外生産はともかく,国内ではどうにもぱっとしないメーカーになってしまいました。
しかしもはやルノー・日産の傘下に入った三菱自動車は,よくも悪くも今のまま生き延びていくことになるのでしょう。すでに軽乗用車では日産のバッジをつけた三菱車が多数出回っており,それもそろそろリリースから長い年月が経過しているので,リアエンジン車"アイ"の古いショートストロークエンジンを取り替え,新しくしたいところでしょうし,同じタイ生産でもろにユーザー層がバッティングしている日産マーチと三菱ミラージュも1本化したい。それ以外は,日産と三菱でそうバッティングしている車種はないので,案外このまま三菱自動車は続いていくのかなぁ,とも思っていました,最近までは。
しかし先日のカルロス・ゴーン氏の逮捕により,ルノーと日産の確執がかなり根深いことが明らかになり,果たして日産自動車は,そして三菱自動車は今後どうなっていくのか,全く先が見えない状況に陥ってしまったのでした。もはや素人の頭では今後のことを予測するのは不可能です。
さて,長らく拙ブログの優良記事だった本記事は,実は今年に入りアクセス数が少しずつながら確実に減少し,おそらく来年はランキングがかなり下がると思われます。三菱を除けば直噴ガソリンエンジンはだんだん当たり前の技術になってしまっており,さすがのGDIエンジン車も経年による廃車が進んでいるのでしょうから,「直噴ガソリンエンジン」と「悲劇」という単語がだんだん結びつかなくなっているのでしょう。
-------
明日は気がつけば大晦日。そしていよいよランキング1位の発表です。
| 固定リンク
「じぶんねた」カテゴリの記事
- アクセス数の急減はやはり非httpsだからか2018年ランキング(その5)(2018.12.31)
- アクセス数の急減はやはり非httpsだからか2018年ランキング(その4)(2018.12.30)
- アクセス数の急減はやはり非httpsだからか2018年ランキング(その3)(2018.12.29)
- アクセス数の急減はやはり非httpsだからか2018年ランキング(その2)(2018.12.28)
- アクセス数の急減はやはり非httpsだからか2018年ランキング(その1)(2018.12.27)
コメント