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2019年4月21日 (日)

ポータブックのマイクロUSB充電端子を壊してしまったら…

 私のキングジム・ポータブックは依然として絶賛休眠中であります。今月中にリリースされそうだからゴールデンウィークにはポータブックにWindows10の19H1版をクリーンインストールしよう,という目論見も,19H1版のリリース延期(5月)によってあてが外れてしまったところです。

 そんな中の3月31日,翌日は職場のパソコンが使えないところに出張するので,ポータブックを持って行こうとして充電しようとすると,マイクロUSB端子の手応えがない。端子をよく見ると,そのマイクロUSB端子自身がなんだかずれている様子。つまようじでずれた端子を触っただけで,端子は奥まったところに「カタンッ」と,入り込んでしまったのでした。

 充電のできなくなったポータブックはもはやただの箱です。ところがご存じの通りキングジムは,

https://www.kingjim.co.jp/download/portabook/repair/

|※「ポータブック」XMC10の修理は、2019年1月31日をもって受付を終了させていただきました。

もはやポータブックは修理しない,というのです。

 「やった! これで厄介払いができる!!」

と一時は喜んだのですが(爆),それではいくらなんでもネタ的に面白くないだろうと思い,なんとか修理できないか探してみることにしました。

 適当な検索語を入れると意外と早く見つかるもので,結局私は奈良県にある以下のお店に修理依頼することにしました。

http://asuka-syuzendo.shop-pro.jp/

 なかなかお忙しいようでメールでのやりとりにやや日数がかかり,修理代金も,webページで紹介されている 税別5980円というわけにはいかず,配送料は別で税込み8618円という見積額となりました。
 しかし修理代を支払い本機をお店に宅急便で送ってから,わずか3日ほどで修理が完了して我が家に帰って来ました。もちろん動作は正常で,5月予定の19H1版クリーンインストールもなんとか行えそうだし,この困ったポータブックとの腐れ縁も,まだまだ続きそうな感じです(悲)。

 故障の原因はおそらく充電用USBケーブルを挿しっぱなしにしていた状態で,コネクタに何らかの強い力がかかったからと思われます。ポータブックのマイクロUSB端子の様子を見て,購入当時から「ケーブルを挿しっぱなしにしたまま放置してはいけない」と思っていたのにやってしまったのでした。モバイル機器は,こういうところに本当はコストをかけていないといけないと思うのですが,10万円近くの定価をつけておきながらモデル末期に2万円台でたたき売りするような商品にそのようなコスト意識はありますまい。

 もしキングジムが本機の修理をまだ受け付けていたらどうなっていたか。上記webページにはまだおおよその修理代金見込み額が掲載されています。

・故障現象…ACアダプタ、ケーブルがさせない、認識しない、出力できない
・故障と予想される箇所…マザーボード
・修理料金(税別)…38,600円~(火暴)

 技術調整料税別11,000円は別途請求されたとのことです。おそらく今回のトラブルのような修理は「マザーボードを交換しておしまい」というやり方なのに違いありません。これはもう,ぼったくっているとしか言いようがありませんでした。キングジムは修理サービスを打ち切って正解だったと思います(あくまで逆説的に言えば)。
 もっとも,修理サービスを打ち切っているということは,保守用のポータブックのマザーボードは,すでに処分されてしまっている可能性も高いということです。
 例えば液晶割れや,バッテリーの消耗というトラブルがあっても,もはやどうすることもできないということであり,本当にこんなことでいいのかという疑問もありますが,さっさとポータブックを捨ててしまって他の機種に乗り換えてしまった方が絶対幸(以下自粛)

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