なぜかwebから消された「親指シフト入力の移行」
販売終息が決まったOASYS/Japanistの「他製品に移行/代替可能な機能の範囲等」は8月末に公開されるとたかをくくっていたところ,お盆前の8月7日に公開されていたとは気がつきませんでした。
OASYS
https://www.fujitsu.com/jp/products/software/applications/applications/oasys/swichover/index.html
Japanist
https://www.fujitsu.com/jp/products/software/applications/applications/japanist/swichover/index.html
8月20日の木曜日に気がつきました。とはいうものの,OASYSはというと,pdf,word文書,テキストファイルへの変換方法が示されているだけ。文書サンプルを使って変換結果も紹介されているようです。
Japanistはというと,登録単語ファイルをマイクロソフトIME形式に変換して登録し直す,という方法が紹介されているだけでした。
一太郎やATOKへの変換方法が載っていないのはなぜなのか。いや私はどうでもいいけど,それで助かる人も多いのではないか。「一太郎やATOKには将来性がない」と富士通が判断した結果だとしたらしょうがないけど(だとしたら家庭向けFMVへのATOKの搭載を中止しないと(爆))。
いやつっこみどころはそんなところではないのだった。
20日はJapanistのページに載っていたはずの,「親指シフト入力の移行」が,今日(22日土曜日)見たらなぜか消されている??
20日に見たときは,エミュレータのことが書いてあったり,NICOLA日本語入力コンソーシアムへのリンクが出ていたので,リンク先を見たはずなのだが,あれは夢だったのか…。
というわけでGoogleでキャッシュを検索しました。
が,そんなものは時間が経てば次々と更新されてなくなってしまうのでした。というわけでその時の画像をアップします。(2020,8,28追記)
ご覧の通りなのですがお示ししたものは画像ですのでどのようなことが書いてあったのかテキストにも残しておきます。
・親指シフト入力は,フリーソフトやシェアウェアなどのエミュレータ製品でも実現可能である。
・親指シフト入力を継続したい場合は,親指シフトエミュレータ製品への移行を検討してほしい。
・エミュレータ製品は,NICOLA日本語入力コンソーシアムのサイト内にある,「親指シフトを使う」メニューの「ソフトウェアライブラリ」で紹介されている。
現在,NICOLA日本語入力コンソーシアムで紹介されているエミュレータ(Windows用)は次の通りです。
・Q's Nicolatter8
・やまぶきR
・キー入力入れ替えソフト姫踊子草
・DvorakJ(いつぞやは拙ブログにお越しいただきありがとうございました)
またキーボードドライバとして,
・親指の友Mk-2キーボードドライバ
が紹介されています。
トップページにはさらに,私も先日購入した(結局使いこなせなかった…)ライフラボ社の
・親指シフト表記付きUSBライトタッチキーボード
も紹介されています。「かえうち」等のハードウェアエミュレータは紹介されていないようです。
話を元に戻すと,どうして富士通は「親指シフト入力の移行」の項目を21日の金曜日(と思われる)になって削除してしまったのか,分かりません。好意的に解釈すれば,ひょっとすると,純正の親指シフトエミュレータを作っている途中なのでしょうか?
それはないとしても(爆),情報を削除した場合は,削除した理由も書いてほしいものだと思うのですが…。
どなたか詳細をご存じの方はおられないでしょうかねぇ…。
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