新春特別企画・nasne,ハードディスクが壊れて全機能喪失す。
それは去年の夏の話でした。nasneに保存していた番組を見ようとしていたのか,あるいはライブチューナで番組を見ようとしていたのか忘れましたが,そしてそれをWindows上のnasne制御ソフト"PC TV Plus"で見ようとしていたのか,それともブルーレイプレーヤUDP-X700で見ようとしていたのか忘れたのですが,とにかく見ているうちに数分で映像が止まってしまい,続いてnasne本体もネットワークから見失ってしまう,という事態が起きたのでした。
どうやら購入6年が経過したnasneは,とうとう壊れてしまったようでした。録りためていたスカパーの番組,特に2019年は石立鉄男の「気になる嫁さん」をやっていて(保育園~幼稚園時代に毎週見ていた。その次に放送される「特ダネ登場!?」も見ようとして親に怒られたことは数知れず…),初回予約をしていたのに録画先の外付けハードディスクが見失った状態になっていて録画できず,しかし残る全話は無事録画できたと喜んでいたところの惨事でした…(特に27話の特別編「ただ今撮影中!」をもう一度見てみたかった…)。
ファームウェアがVer.1.50以上のnasneは,nasneの基板とハードディスクが紐付けされた状態になってしまっているため,なんとハードディスクの交換もできなくなってしまったのだとか。録画した番組を断腸の思いであきらめても,ライブチューナ機能まで使えなくなってしまうのは困ってしまいました。
nasneは2019年に発売を終了し,修理もすでに500GB版のものは受付を終了しているのだとか。しかも「修理」と言っても実際には良品との交換になるらしく,念のため修理の相談を入力フォームから行ってみたものの,迷惑メールと判定されてしまったのか,ソニーからはなんの音沙汰もなし。
分解して基板を取り出してみました。取り付けられていたハードディスクはHGST社の2.5インチハードディスク。ご先祖様はIBMのハードディスク"Travelstar"で,昔々は喜んで指名買いしていた覚えが。メーカーがIBMから日立に移っても同じく喜んで購入していたように思います。HGSTのハードディスクなんか滅多に見かけなくなった今,まさかまさかこんなところで裏切られるとは。
「ハードディスクを冷凍庫に入れて冷やすと一時的に動くかもしれない」というwebの記事を真に受けて,一旦冷やした(ジップロックで二重に包んで結露対策もした)ハードディスクを基板に取り付け,ネットワークにつないでみたところ,一時的にはnasneが見え,番組転送ができそうな雰囲気になったのだが,やっぱり途中でネットワークから見えなくなってしまったのでした。
やむなくnasneは処分へ。外装はプラスチックなので(当地の場合)可燃ごみに。基板は不燃ごみに。ハードディスクについては,読み取れなくなった別のハードディスクと合わせて当地のビックカメラに持ち込み,有料で穴をあけてもらってから別のリサイクル業者に持ち込んで処分したのでありました。合掌…。
とはいうものの,nasneの後継機を入手しないといけない。バッファローから「nasneを復活させる」というアナウンスが流れたのはこの騒動のしばらく後のことだったので,選択肢にはありませんでした。そもそもバッファローのnasneがあったとしても購入候補に入れていたかどうか。
ライブチューナ機能が使えて,nasneのように番組転送しブルーレイやDVDに焼くことができる機種というのは,「あれ」しかなかったのでした…。
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