ウイルスバスターがインストールされているとWindows10 Insider Preview Build 21313にアップデートできない(改題しました)
(2021,2,27追記)
コメントを頂いた通り,本機にはウイルスバスターをインストールしておりました。ウイルスバスターをアンインストールし,改めてWindows Updateをかけてみると,アップデートは完走し,Core2機でも無事にDevチャネルのBuild21322にアップデートすることができました。
よく調査もせず誤った記事を公開してしまい申し訳ありませんでした。本記事は「Core 2終了のお知らせ…Windows10 Insider Preview Build 21313にアップデートできない」というタイトル名でしたがそれを変更させていただき,記録として追記部分にもとの記事内容を残しておくことにします。
改めて書いておきますが,現状,Core2機でもDevチャネルBuild21313以降へのアップデートを行うことは可能なようです(将来もそれが維持される保証はありません)。
また現行のウイルスバスターではDevチャネルBuild21313以降のWindows10に対応していないので,現状DevチャネルのInsider Previewを受けることができません。ウイルスバスターのアンインストールが必要となります。
それはそれとして。
もう本機ではInsider Previewを受けられないと早とちりしてしまった私は,オクでInsider Previewの動きそうなマシンをポチッとしてしまったのですよ…。どちらにせよ,本機はWindows7を入れ直し,スタンドアロン環境で別用途に使うことが内定しております。
私のところでは,もうCore2機でInsider PreviewのDevチャネルを受け続ける予定はありませんので,誤報を流してしまったことを含め,悪しからずご了承くださいますようお願いいたします。
※以下は記録のために残している文章です。内容に誤りがあることが分かりましたので,以下の文章を引用等される場合はご注意ください。
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Core 2 Quad Q8200という古いCPUを積んだパソコン(拙webで「自作5号」と称している機種。マザーボードはBIOSTAR G31M7-TE V6.4)で,無謀にもInsider PreviewのDevチャネルを受けておりました。ここ数カ月は特に問題なく,ほぼ毎週のアップデートができておりました。
ところで先日,Insider Previewにビルド21313が公開されました。タスクバーにニュースを表示される機能が日本語版にも搭載されたり,MS-IMEが新しいデザインになったり,という変更点があったようです。
で,これを先ほど,上記「自作5号」に適用しようとしたところ…。
再起動が終わって使い始めてみると,特にMS-IMEに変わった様子はなく,タスクバーのニュースなんかも表示されていない。画面の右下をよく見ると,前ビルドであるビルド21301のままで,改めてWindows Updateの更新の履歴を確認すると,どうやらインストールに失敗してしまった様子。
念のためもう一度Windows Updateをかけてみると,アップデート終了後の何回かの再起動時に,ブルースクリーンならぬグリーンスクリーンが表示され,"IRQL_NOT_LESS_OR_EQUAL"のエラーコードが表示されていました。
再起動後アップデート前のビルドに戻り,もう一度Windows Updateの更新の履歴を確認してみると…,
おなじみの"0xc1900101"のエラーコードを吐いてインストールに失敗してしまったようでした。
今後のWindows10のアップデート予定は,おそらく今年の6月ごろにVer.21H1がリリースされ,それはVer.2004のマイナーバージョンアップであることが明らかなようですから,これへのアップデートはほぼ問題なく行えるでしょう。
その次の,今年秋に登場すると言われるVer.21H2は,インターフェイスの改良を伴う大きなアップデートになると言われています。今回のInsider Prevciewのビルド21313に,この大きなアップデートに伴う変更がなされたと考えると,インテルCore 2のような古いCPUでは,今後Ver.21H2以降へのバージョンアップができなくなる,という恐れが出てきたということになります。
現行のWindows10 Ver.20H2(Home/Pro)のサポート終了時期が来年2022年の5月10日だそうです。そこから考えると,次版のVer.21H1のサポート終了時期は同じ2022年の12月上旬ごろが予想されます。
Core 2機で,「Windows8.1のサポート終了時期が2023年1月10日だからWindows8.1を入れておけばよかった」というヤボな話は置いときます(爆。1か月違いのことなのでひょっとするとWindows10 Ver.21H1のサポート終了時期はWindows8.1と揃えてくる可能性もある。そもそもWindows8.1ではOffice2019が使えないので,たった1か月サポート期間が長いだけでWindows8.1に戻す必然性は全くない)。
本当にVer.21H2からCore 2機でWindows10が動かなくなる,というのなら,来年12月までの間に新しいパソコンの購入を考えていかなければなりません。ということは今後,
・嫁用のDell Inspiron 1525(Core 2 Duo T8300)
・義父用のDell Inspiron 1545(Core2 Duo P8800に換装)
・パソコンコーナー用の通称「自作5号」(Core2Quad Q8200)
について,その後釜を考えていかなければなりません。考えるだけなら楽しいのですが,問題はお金が…(なお,おそらく嫁用のサブ機オンキヨー C413(Atom N450)はこれにて任務終了・後継機購入なし,となるだろうし,私の富士通FMV-D1200(Xeon X3350)についてはスタンドアロンとし,OASYS V10の動態保存機としての役割を担うこととなるのでしょう)。
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※本記事に以下の様なコメントをつけておりましたが,こちらの方に転載し,コメントは削除としました。
(2021年2月20日)
本日Insider PreviewのBuild 21318が公開されたので,改めて上記マシンに導入しようとしたのですが,やはりインストールに失敗してしまいました。
一見インストールは順調に進んでいたようなのですが,75%まで更新作業が進んだところで再起動がかかり,そこでの作業続行ができなかったため,元のBuild 21301に戻ってしまいました。
確かに,インテルではWindows10がサポートされるCPUを第3世代のCore iシリーズ以降としているので,Core2系でWindows10が動こうが動くまいが知ったこっちゃないところなのでしょうが,マイクロソフトでもインテルでもいいので,「21H2以降のWindows10ではCore2系CPUは動かない」などと,きちんとアナウンスした方がいいのではないかと思っています。
(2021年2月25日)
本日Insider PreviewのBuild 21322が公開されました。上記マシンに導入しようとしたのですが,Build 21318同様インストールに失敗しました。
Build21322導入時の挙動は,Build21318と特に変わりはありませんでした。
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重ねてお願いいたしますが,以上の記事には誤りが含まれておりますので,引用等される場合はご注意ください。
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コメント
この問題を色々と検証した所、どうやらウイルスバスターが原因みたいです。
私のパソコンの場合、Build21301時点まで使えていたウイルスバスターを一度アンインストール後にBuild21318にして以来ウイルスバスターが再インストール出来なくなっていますし。
投稿: 萌 | 2021年2月27日 (土) 01時32分
萌さん,ご指摘ありがとうございました。
本文中に追記を行った通り,ウイルスバスターをアンインストールしてWindows Updateを行うとBuild21322にアップデートできました。
それに伴い,本記事の題名を改題させていただきました。
重ねての言葉となりますが,この度は貴重なご指摘をいただき,大変ありがとうございました。今後とも拙ブログをどうぞよろしくお願いいたします。
投稿: くすぴー | 2021年2月27日 (土) 17時40分
追記ですが、Build21332時点でウイルスバスターの再インストールが出来ました。
この間にパソコン買い増ししましたが、ようやくそのパソコンにも入れられるようになりましたし。
投稿: 萌 | 2021年3月11日 (木) 16時58分
本機のその後ですが,「オクでポチッとしたマシン」がWindows8.1機でDPK(デジタルプロダクトキー)が有効だったため,Windows10が難なくライセンス認証されてしまったことにより,本機のWindows10をライセンス移動する必要がなくなり,実はInsider Previewを現在でも受け続けているところです。
「別用途」に使うよう準備中ではあるのですが,特にWindows7に戻さなくても大丈夫なのではないかという情報もあるため,今しばらくは本機をWindows10のまま維持していくかも知れません。
投稿: くすぴー | 2021年3月24日 (水) 22時40分
萌さん,続報をありがとうございました。公開が遅くなり申し訳ありません。
なるほどウイルスバスター問題の対応がなされたというわけですね。
話は若干違ってくるのですが,うちは近々複数本あるウイルスバスターの更新時期が迫っているのですが,今回のトラブル(というか以前にもWindows10のアップデートの際に困らされた覚えがある)に懲りて,ウイルスバスターの更新はストップしようと思っているところです。すでに何台かのパソコンはWindows10同梱のウイルス対策で済ませているのですが,特に問題もないみたいなので,全面的にマイクロソフト謹製のものに移行しようと思っているところです。
今後とも拙ブログをどうぞよろしくお願いいたします。
投稿: くすぴー | 2021年3月24日 (水) 22時47分