【慶祝…かな?】Japanist2003/10,Windows11にも「対応」へ。【合わせて悲報も…】
富士通専門店アクセス(https://access-fs.com/)が会員制になり,親指シフトのWindows11対応の最新情報についても会員サイトでしか見られないようになっています(「今はアップグレードするな」という一般的な情報は閲覧できる)。
で,その最新情報を見ようとすると,私の会員資格では見られないことになっているようです。昨年はアクセスさんからキーボードを3台も買ってしまったのですが,やはり「親指シフトパソコン」を購入した人でないと上得意扱いにはならないのでしょうかね。
というわけでそのような情報は自力で探すしかないのですが,本日偶然,富士通製ミドルウェアのWindows11対応状況のページを見つけてしまったのでした(ちなみに「富士通ミドルウェア社」は,先月富士通本体に統合されたとのことです)。
https://www.fujitsu.com/jp/products/software/resources/condition/syskou/windows-11/
上記ページにあるpdfファイルのリンクをクリックすると情報が見られるのですが,このファイルの一番最後にJapanistのことが掲載されていて,その動作可否の欄は,
・Japanist10 "○"
・Japanist2003 "○"
ということになっていました。Japanist10のみならず,Japanist2003についても,Windows11「対応」ということのようです。
ただJapanist2003については,「(現行のChromium)Edge対応予定なし」ということになっており,ただしEdgeをIEモードにすると,アドレスバーに入力する際未確定文字列が左下に表示されるものの,コンテンツ内へは正常に入力できる,ということのようです。
もっともこの制限はWindows10時代と同じであり,私が自作5号(BIOSTAR G31-M7 TE V6.4マザーボード。Core2機なのでそもそもWindows11非対応(爆))にJapanist2003を入れて確認したところ,IEモードでなくても未確定文字列が左下に表示され,入力そのものはできる,という状態です(Edgeのアイコンを右クリック→「その他のオプションを表示」→「プロパティ」→「互換性」でWindows7の互換モードを選ぶとインライン変換できるようです)。
またJapanist全般に,「Edge(IEモード)のサイトリストに関する留意事項がある」ような記述があり,その留意事項が掲載されたpdfファイルを見てみると,「サイトリストに登録するURL…入力対象のURLを指定」ということになっているようです(が,それが何を意味するのか私にはよく分からない…)。
Japanist2003については,rel.317以降の修正差分でWindows11に対応することになっているようです。現在公開されている修正差分は令和対応のrel.318ですので,一つ前のものでもよい,ということです。
なお,上記動作可否については,厳密にはまだ検証中らしく,検証完了時期は,
・Japanist10 2021年10月~12月
・Japanist2003 2022年1月~3月
ということになっており,それを待ってJapanistのwebページにWindows11対応について掲載されることとなるのでしょう。いずれにしても,Japanist10のみならず,Japanist2003までWindows11対応になる,というのは明るいニュースだといえるでしょう(親指シフトキーボードドライバのWindows11対応についてはまだ情報が出ていない様子)。
続いて悲報です。というか対応状況のpdfファイルにはこちらの方が先に掲載されているので私は先に悲報を知ったのですが…,
・OASYS V10 動作可否"×" 対応予定なし
ということで,OASYS V10がWindows11上で動作する望みは完全に絶たれた,ということになります(泣)。
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