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2022年4月24日 (日)

コードレス電話機を買い換えた(2021年11月の話です)

 この記事を作っているときに,絶賛使用中だったシャープのFAX付き電話"UX-BW30CL"が,新しいスプリアス規定を満たさなくなるため使えなくなる,ということを知り,いつかFAXを買い換えないと,と思っていたところだったのでした。

 ところがUX-BW30CLがリリースされてからすでに20年になろうとしている今,家庭用FAXの製造販売から多くのメーカーが撤退してしまい,エプソンやキヤノン,ブラザーが出しているようなインクジェット式のビジネス複合機を除けば,すでにパナソニックだけしか家庭用FAXを作っていない,という状況になってしまっていたのでした。
 ところが,では実際にFAXを取り替えようとした昨年11月ごろ,パナソニックのwebページを見ると「世界的な半導体需給逼迫の影響により新規受注を停止した」とのつれない表記が(今年2月になり受注は再開されたとのこと)。今市場に出回っているものを買うしかなかったのです。

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 で,実際に入手したのは,パナソニックの"KX-PZ628"の子機2台タイプ(DWE)のものでした。いわゆる家電量販店の「エ○ィオン」仕様になっているもので,パナソニックのwebページでは紹介されていない機種です(現在エディ○ンの通販サイトでは子機1台タイプのみ紹介されている模様)。ここのカードのポイントがたまっていたので,0円で入手できました。
 パナソニックの旧モデル"KX-PD620"に機能を追加したり見直したりしたモデルのようで,
・親機のアンテナバーに青色LEDを仕込み,着信時に知らせるようになっている(パナソニックモデルでは上位機にしかつかない)。
・停電時に電話が使える「簡易停電通話」のために親機に装着する電池パックが最初から同梱されている。
・子機のダイヤルキーのサイズが大きく,数字も大きく書かれている(そのためボタンには電話帳登録用のカナ文字が省略され,ボタン大型化のため逆に液晶画面が小型化されている様子)。
のような特徴があるとのことです。

 さて肝心のFAX。本機の写真をご覧の通り,コピー用紙を常時セットしておいて着信即印刷…という使い方は,なんとなくおすすめでない様子。到着したFAXは一旦SDカードに保存しておき,FAX着信したら画面で簡単に内容を確認して,必要なものだけ印刷する仕様になっているようです。SDカードにはTIFF形式とJPEG形式の2つの画像データが保存されるようになっているとのことです。
 ということは,FAXが受信されたら,SDカードを引っこ抜いてカードスロットを持つプリンタに装着し,プリンタで印刷すれば「なんちゃってインクジェットFAX」の完成ではないのか。プリンタの写真印刷モードで「A4普通紙・白黒印刷・標準画質」等の設定を事前にしておく必要があるのだが,プリンタのカードスロットに本機で使用しているSDカードを差し込み,写真印刷モードに入ると,対象のFAXが表示され,すぐに印刷が可能となります(エプソンEP-976A3の場合)。これでFAXのインクリボンは永久に買わなくてもよくなったわけです。

 ということはパソコンで作った文書を印刷せずにSDカードに保存してFAX,なんてこともできるのではないか,と思ったら,それもできるのでした。パソコン側にTIFFファイルを生成する専用のプリンタドライバをインストールしておき,パソコンに本機で使用しているSDカードをセットし(それ以外のSDカードやパソコンのローカルドライブにはTIFFファイルを保存できない仕様),印刷時にそのドライバ(FAX TIFF Writer)を指定して印刷,というかSDカードに保存するという仕組みです。そのSDカードを本機に戻して,「SDのパソコンデータ送信」でFAXすれば,これまた本機のスキャナを使わなくてもよくなったということです。これならば本機のスキャナに挿入できないようなものをFAXしたい時にも,パソコンとイメージスキャナで画像を保存し,それをこのプリンタドライバで出力させればできるということです。

 じゃあ,スキャナとプリンタを持たず,SDカードスロットとFAXモデムだけ搭載した,普通の電話機のようなFAXでもいいじゃないか,ということになるのですが,それは実際に,2007年末に「おたっくすジュニア(VE-GP62)」として登場していたようです。ただしパソコンデータ等を送信する機能はなく,市場でも受け入れられなかったのか,残念ながら1代限りの商品だった模様。少々登場が早すぎたかも知れませんね。

 本機の話に戻ると,このSDカードを使って電話帳編集もパソコンで行えるとのこと。ところがインターネット上の専用サイトでしか行えない状況で,しかもサポート切れ寸前のInternet Explorer上でしか動作しないとのことです。
 じゃあWindows11のパソコンではどうすればいいんだということになるが,これは当面の間,EdgeのInternet Explorerモードを利用すれば使用することができます。もっとも生成される電話帳ファイルはコンマ区切りのテキストファイルなので,フォーマットさえよく理解できれば,テキストエディタでも加除修正ができそうな気がします。

 停電時に電話が使える「簡易停電通話」機能ですが,うちはひかり電話のため残念ながら利用不可であり,せっかく○ディオンが入れてくれた電池は使わずじまいとなっております。

 本機にはトビラシステムズ提供の迷惑ブロックサービスも搭載されており(1日1回トビラシステムズに電話をかけてデータ更新をするため,月に300円強の電話代がかかるとのこと)その利用設定もしています。
 気のせいか,以前に比べて妙な電話が減ったような感じがしてそれはよかったのですが,逆に言うと,この新しい電話機に触る機会がほとんどないという有り様です。新しい品物を買うと喜んでそれを使うというのが普通なのですが,その品物を買ったばっかりにかえって使わなくなってしまった,というのは,私の長い人生でも初めてのことではなかろうかと思いました。

 

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