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2022年5月15日 (日)

オンキヨー破産。ということは,「パイオニア」もなくなった!?

 拙webページでもやばそうだとはしばらく前から書いていた(最新の状況に合わせて直さないと…)のですが,オーディオメーカーのオンキヨーがとうとう破産してしまいました。
 上記webページにも書いている通り,拙宅ではオンキヨーのパソコンとUSBオーディオがあるのですが,実際のところ,すでに多くのオーディオメーカーがなくなっているということもあり,「オンキヨー破産」自体にはあまり感慨はありません。

 ところが,オンキヨーが破産した,ということは,あのブランドもなくなってしまった,ということなのでしょうか。

 そうです。「パイオニア」です。

 いや「パイオニア」株式会社自体は(やや元気がない,と心配なところもありますが)現在でも存続し営業中です。しかし現在のパイオニア社は有名だった「ロンサムカーボーイ」を祖とするカーナビゲーションと,レーザーディスクを祖とするコンピュータ用光学ドライブが中心(というわけでもなく,実際はBtoBの事業の割合が多くなっているのでしょうが),祖業であったスピーカーをはじめとするホームオーディオ部門を,その破産したオンキヨーに譲渡していたのです。

 「パイオニア」ブランドのホームオーディオや電話が故障したらどうなるのか。
 「パイオニア」株式会社ではすでにこれらの機器の修理対応を行っていないので,オンキヨーのwebページに案内されます。

https://jpn.pioneer/ja/support/purpose/repair/

 ところが,上記webページで紹介されたリンク先をクリックすると,このありさまです。

20220515-102613

https://jp.pioneer-audiovisual.com/support/purpose/repair/

 「パイオニア」という会社自体はもちろんある。しかしこれでは,祖業がホームオーディオであった,「パイオニア」というブランドがなくなってしまったのに等しいのではないか,という気がして仕方がなく,正直とてもつらいです。

 拙ブログのいろいろなところで取り上げているのですが,古いパイオニア製のオーディオ機器をいくつか持っています。パイオニアは,実はカセットデッキは他社に比べるとそれほどでもないのですが,1980年代早々にリリースした3分割のデッキシリーズに搭載された「リボンセンダストヘッド」は,確かに忠実度は高くないかも知れないけど,パワフルかつどことなく柔らかさを感じる音質が特徴的で,他のデッキ(アカイ)を使っていたけど結局元のパイオニアに戻ってしまった,という経緯があります。スピーカーのS-UK3も持っていて,最近なかなか鳴らす機会がないのですが,これもそこそこいい音で,時々古いオーディオを扱った雑誌に登場していますよね。

 そういう古い機器たちの後継機種が今後出ることはなくなってしまった,というわけです。同じようなケースにコニカミノルタ社があるのですが,ミノルタの一眼レフカメラ「α」は,すでにマウントが切り替わったもののソニーに引き継がれ,まだまだ歴史を紡いでいっているのとは大きな違いがあります。

 なんだか,虚しいです。なんとかならなかったのでしょうか。

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おーでぃおねた」カテゴリの記事

コメント

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 正確には,破産したのは「オンキヨー」本体ではなく、「オンキヨーホームエンターテイメント」という音響機器の会社だそうで(だけどこちらの方が事実上本体であった)、「オンキヨー株式会社」はすでに昨年9月末で,今回破産したオンキヨーホームエンターテイメント社との資本関係がなくなっていたとのことです。
 残った事業が交通計測器事業と,キャラクター事業,そして補聴器生産の事業ということで,それでオンキヨーホームエンターテイメント社破産後もオンキヨー補聴器の通販広告が出ていたのかと納得しました。

 社長の大朏(おおつき)さんは以前「オーツキプリンタ」という点字プリンタを開発されていた方で,一時オンキヨーの商品ラインナップにこの点字プリンタが揃えられていたこともありました。しかし,オンキヨーが毎年行っていた「点字作文コンクール」,今年はどうなるんでしょうね…。

投稿: くすぴー | 2022年6月 5日 (日) 07時24分

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