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2022年10月22日 (土)

レグザ43C350X・どうせたいした番組なんかやらないんだから,テレビは安いやつでいいじゃん…。

 長男の仕事の関係で,どうしても家電製品を長男経由で買わなければならなくなり,それなら,というわけで40インチ程度の4Kテレビを購入することにしました。
 
 最近は旧来のハイビジョンテレビの機種数が少なくなり,一方で4Kテレビも安い機種が出てきているので,まぁ10万円程度の予算で,と,ソニー,シャープ,パナソニックといろいろ調べ,それでは東芝,もとい,レグザはどうなっているのかとwebページを見てみると,先述の3メーカーが出しているのと同等な機種もあるけれど,それとは別に,
 
https://www.regza.com/tv/lineup/c350x.html
 
このシリーズのような機種が設定されているのはどうしてだろうと思ったのでした。
 価格コムで調べると約2年前の2020年11月のリリース。そして価格も10万円を大幅に切っている。ここまでの廉価版4Kテレビは,先述の3社には設定がありません。
 機能はどうか。画質向上のためにいろいろな機能が搭載されているけれど,一つ上の上位機種で搭載されている直下型のLEDバックライトは搭載されていないので,まぁ画質はそれほどでもないでしょう。それでも,ネット機能や外付けドライブ接続による録画機能等は,これほど低価格な機種でも一応備えているように見えたので,このシリーズの43インチ,43C350Xを注文するように長男に連絡し,ほどなく届いたのでありました。
 届いた本機,リモコンには"TOSHIBA"のロゴがあります。本機がリリースされた時点では,製造元が「東芝映像ソリューション」という名前でしたのでやむを得ません。最新の機種はリモコンにも"REGZA"のロゴがついています。
Img_0887
 4K放送はご覧の通り視聴できました,と言いたいところなのですが,著作権の関係で画像をモザイク処理させていただきました悪しからず。
 画質については,正面から見ればまったく問題ありません。ただ斜めから見ると,フルハイビジョンのソニーKJ-40W730Cと比べても白さが目立つ感じです。窓の近くに置いているので,午前中は特に白さが気になる感じがするのですが,まぁそういうシチュエーションは,遠くの食卓から,さらに斜め方向でテレビを見る私だけのこと(それも食事中なのでそんなに一生懸命画面を見ているわけではない)なので,価格のことを考えればどうでもよいことです。
 
 ネット動画機能はともかく(無料コンテンツの多い"ABEMA"のボタンがあるのはいいかも),家庭内LAN内の機器のコンテンツを視聴することもできます(これができなければ評価は半減していた)。リモコンの「みるコレ」を押して,一旦みるコレサービスを呼び出し,メディアプレーヤーのリンクをリモコンで選択して操作するようになります。残念ながら,I.O.データのチューナー,"REC-ON"のライブチューナーの視聴は本機では不可能でした(もっともスカパーは,本機に接続しているパナソニックのDIGAのチューナーで視聴できる)。
 
 本機で録画した番組をブルーレイに焼くことができるかどうかについては,説明書によると東芝もといレグザ製のレコーダーならできる(ただしうちにある東芝VARDIAは,さすがに古すぎるのでだめだろう…)そうです。
 ただnasne用だった"PC TV Plus"を使うとブルーレイに焼けるかも,という情報があります。"PC TV Plus"の「アプリの設定」からアップロード受信機能を有効にし,レグザ側からダビング先を設定すればできるかも,ということなので,可能なら一度実験しようと思います。なおダビングについては東芝製レコーダーが相手先でも4K番組はできないそうなのでご注意ください。
 
 というわけで,画質はともかく機能的にはほぼ欲しい機能が搭載されていた4Kテレビを安く(長男を通さなければもっと安かったがそれは措く)手に入れることができました。
 本稿アップ時の価格コムの情報によると,リリース2年になろうとする本機の売れ筋ランキングはなんと3位! 本機の僚機である50C350Xはなんと第1位です。東芝もといレグザは,高機能な機種もリリースするけれど,このような底辺の機種もしっかり作り込んで,他社のシェアを奪い取り,地盤を固めようとしているのでしょう。たいしたものです。
 本機をリビングに置いたので,ソニーのKJ-40W730Cは私たちの部屋にやってくることになりました。ということは,26年間使用した松下TH32-GW1ワイドブラウン管テレビは,ようやくここでお役御免となったのでした。
Kk002613
 ブラウン管に表示される映像は,意外と色がよくて好きだったのですが,ハイビジョンの映像を見てしまうと,やっぱりブラウン管にはもう戻れないですね…。
 
 本来なら,やはり斜めから見てもきれいな画質で,機能ももっと充実した4Kテレビの方がいいのでしょう。しかしいくらテレビにお金をかけても,流れる番組がつまらないバラエティばかりという現状では,本機でさえもったいない,と断じざるをえないでしょう。
 あえて安いテレビを購入したのは,今の放送業界に対する小さな反逆だというつもりでいます。
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(2022,11,20追記)
 本機からPC TV Plusへの録画番組のダビングが可能であることが分かりました。ただ,ダビングできた番組を見るとなんだか動きがカクカクしているようなのが気になります。この点もう少し探ってみようと思います。
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(2023,9,2追記)
 本機からPC TV Plusへの録画番組のダビングと,ブルーレイディスク等への書き込みについて,全く問題なく行えることが分かりました。詳細はこちらの記事にまとめましたので,宜しければご覧ください。

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