今年は25本だけでした…2022年のブログ総まとめ(3)
ブログ総まとめをさらに続けていきます。昨日はアップができませんでしたので,今回は10位~5位までの紹介,そしてそのあとの紹介と2本立てになります。12月28日までのデータを基にしています。
10位 Windows11 Ver.22H2アップデート情報(2022年3月5日) 302アクセス(初)
今年3月,Windows InsiderのDevチャネルにWindows11のDevチャネルに"Ver.22H2"と表記されたものを使い始めて以来早8か月が経過しました。
「動作要件を満たさないパソコンにWindows11を入れた場合,Windows Updateができない可能性がある」とマイクロソフトは脅して注意を呼び掛けており,この「アップデート情報」の記事でも特にそのことに関して検証を行っていたところでした。
私の環境では,Insiderプログラムを利用していたCore i7-7700機とXeon E3-1225v3機についてはすんなりVer.22H2にアップデートできたものの,実際にVer.22H2がリリースされた後に,Core2 Quad Q8200機とAtom X7-Z8700機でのアップデートが一時できず,少々あせりました。
Atom機(ポータブック)はストレージも少ないという問題があったので結局クリーンインストールを行い,Core2機については,一般的によく使われる"Rufus"での回避方法ではうまくいかず,"MediaCerationTool.bat"というファイルを使ってようやくできた,ということを,さらに別記事(こちらは残念ながらランキング外)で紹介いたしました。大型アップデートのところに「罠」を仕掛けるとは,ある程度予想はしていましたが「マイクロソフトはなんてことをするんだ」と思ったものでした。
Windows11のVer.22H2自体については,Windows10時代の大型アップデートと違い,少しずつ新機能が加わっていくということになっており,エクスプローラがタブ対応になったり,タスクバーの「検索」アイコンが変わったりしており,「検索」についてはいずれそこが入力のできる窓になる,という予定があるということなのだそうです。しかしこの,少しずつ機能を追加していくというやり方が,どうにもマイクロソフトのWindows11に対する自信のなさが表れているような気がして仕方がないです。
9位 Cドライブが圧迫されたら"Extreme Tuning Utility"を疑え!(2018年8月15日) 314アクセス(昨年は17位↑,223アクセス↑)
本記事はアップして早4年が経過しているのですが,昨年よりもアクセス数が増加しているのですね。結構この問題に悩ましさを感じておられる方が少なくない証拠なのかも知れません。
マイクロソフトだけでなく,インテルも「一体どうしたんだ」と思うことが最近多くなりました。パソコン評論家はインテルの新しいCPUが出るたびに「性能が良くなった,処理が早くなった」と絶賛するのですが,反面消費電力や発熱が半端なくなってしまい,さらに価格も高くなってしまった,という状況になってしまいました。
今年は"Raptor Lake"こと13世代Core iシリーズのCPUが登場し,パソコン評論界では絶賛の嵐ですが,私自身はどうにも購入意欲が湧かない,といったところです。半導体不足の折でもあり価格の上昇はやむを得ない部分もあるかも知れないのですが,どうして低消費電力,低発熱でそこそこ高速なCPUがインテルからリリースされないのか,と最近ではやきもきしているところです。
マイクロソフトもあんな状態だし,インテルもこんな状態だし,いわゆる"PC"には愛想が尽きてしまった,というのが最近の私です。
8位 A&D GX-Z5000(2)・ツインフィールドスーパーGXヘッドはアカイの良心だ。(2021年3月21日) 319アクセス(昨年は17位↑,223アクセス↑)
GX-Z5000の記事はここにも挙がっていたのですね。GX-Z5000については12位であらかた書いてしまったので早々に終わろうと思うのですが,「カッチリ」した音質のもとがフェライトヘッドであるこの「ツインフィールドスーパーGXヘッド」です。確かに音質に面白みはないものの,通常の使い方ではとにかく長寿命というのがこのヘッドの取り柄だと思います。
カセットデッキの末期に登場した「アモルファスヘッド」は,確かに豊かな音質で,コンパクトディスク普及期だった当時のカセットデッキ商戦を支えていたのですが,これまでのヘッドに比べて摩耗が激しい印象がありました。これらのオーディオ機器が「クラシック」なものになってしまった今,古いカセットデッキ選びはアカイのようなフェライトヘッド機や,センダストヘッド機から探した方がいいのではないか,と私は思っています。
7位 「Windows10はWindowsの最後のバージョン」というのは嘘なのかどうなのか。(2021年6月13日) 399アクセス(昨年は1位↓,3976アクセス↓)
本記事が昨年の1位。Windows11関連の情報に対する需要がなくなった今,本記事のアクセス数も当然減少といったところでしょうね。
Windows10が最後のバージョンではなくなった今,Windows11があまりに需要を喚起していないのに業を煮やしたのか,「近い将来"Windows12"が登場する」という観測気球が上がっているのが最近の状況といったところでしょうか。Windows11についてはいろいろな部分で本当に「期待外れ」というのが私の感想です。
セキュリティを重視したというがごにょごにょすればCore2機にもインストールできてしまい,結局セキュリティ面は最新のアーキテクチャに頼ってしまっており,実態としてWindows10とそんなに変わりがないという状況,それなのにユーザインタフェースをいじりまくって操作性が改悪されてしまっている状況(Ver.22H2の途中から導入されたタブ化されたエクスプローラが唯一の美点か?),「小さな驚き」と言っていたが結局鳴り物入りの機能だったAmazonアプリの動作も,実際に導入されると「なんだかなぁ…」といった感じで,本当に「バージョンアップのためのバージョンアップだった」というのがWindows11だった,という有り様です。
6位 "WhyNotWin11"を次々と動かしてみるの巻(2021年6月27日) 400アクセス(昨年は9位↑,315アクセス↑)
本記事も多くのアクセスをいただきましたね(月平均アクセス数は昨年より減少しているはず)。本アプリを起動させることは最近ではまれなのですが,インストールしておくとどうやら自動的にアプリをアップデートしてくれているようで,本項を書くために久しぶりに立ち上げると,
ずいぶん表示が洗練され,日本語化も整っており,某OSメーカー製の「PC正常性チェック」
よりも分かりやすく状況を教えてくれているようです。
5位 【再変換も可】Japanist10のWindows11用修正差分リリース(2021年12月4日) 532アクセス(昨年はランク外↑,46アクセス↑)
Japanistは終売すれど,どっこいWindows11時代はとりあえず使える,という朗報の記事でした。しかし実際にWindows11の上で動かすといろいろと疑問点があるというのが今のJapanistに対する私の思いです。
実はJapanistに対する記事はこの後もランクインされていますので,私の「疑問点」と,結局今どうしようとしているのか,ということについてはそこで書きたいと思っています。
というわけで本日中に4位から2位までの紹介をしたいと思っているのですが,思惑通りにいきますでしょうか…。
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