Chat GPTでネバーエンディングストーリーを作ろう(3)
Chat GPTに物語を作らせる3回目です。まずは前々回と前回のお話をまとめて(註)100文字程度でChat GPTに要約してもらいました。
おじいさんとおばあさんは金魚に助けを求められ、魔法使いの助けを得るため山へ向かいます。困難な旅を経て魔法使いに詩を捧げ、金魚は元に戻ります。その後、妖精に案内された森で様々な生き物と交流し、自然保護と魔法の力について学びます。心の成長と発見を経て、経験を持ち帰り周囲に伝えることで冒険の旅を終えます。次なる冒険への期待を抱きながら川へ帰るのです。
この要約文を入力した上で,次のように質問してみました。
「この老夫婦は、『新たな不思議な出会いと経験を積んでいく』ことになるのだそうですが、具体的に、どんなおもしろい物語が展開されるのでしょうか?」
ところが、なんとChat GPTは,さっき入力した要約文を,逆に補足を追加して肉付けしたような感じの物語しか作ってくれなかったのです(同じような内容なので本記事には掲載せず)。
そこで,「今言ってくださった続きの話が聞きたいです。」と質問したのですが,Chat GPTはやっぱりさっきとあんまり変わらないような文章しか作ってくれない。これでは企画が終了してしまいます。
ところがChat GPTは,さっき作った2つ目の文章の終わりに,
この冒険は終わりましたが、おじいさんとおばあさんは新たな不思議な出会いと経験を待ちながら、次なる冒険への期待を胸に刻みました。
と書いていたので,そこをとらえて,
「次なる冒険とは,具体的にどんな物語になるのでしょうか。」
と質問しました。ここでようやくChat GPTのエンジンがかかったようです。
(註)本当は,
・前回のお話を100文字程度で要約してもらう。
・前々回の要約文とさっき作ってもらった要約文をつなげ,それを100文字程度で要約してもらう。
という,2段構えで要約してもらっています。次回からも似たような感じでするつもりです。
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次なる冒険では、おじいさんとおばあさんは海へと向かいます。彼らは海辺の小さな村に到着し、そこで船乗りの少年と出会います。
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川に置いた洗濯物はどうしたのか(爆)。しかしもはやこの老夫婦はただの老夫婦ではない。エスディーなんとかの知識と経験を豊富に持つ、自然を愛する魔法使いとなったのでありました。だから唐突に海に出かけるのです(爆々)。そして新キャラクター「船乗りの少年」が登場します。
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少年は大冒険に出る準備をしており、おじいさんとおばあさんにも一緒に参加してほしいと誘います。船乗りの少年は、伝説の海賊の宝物を探しに行くのだと言います。
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どうして突然海にやってきた老夫婦に冒険の手伝いを頼んだのか。いやいやこの老夫婦はすでに「魔法使い」なので,老夫婦から発するそのただならぬ雰囲気を,きっと少年も察知したのでしょう。あまりにもびびってしまい頼まずにはおれなかった,のが正しいところなのかも知れません。
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おじいさんとおばあさんは興味津々でその提案に乗り、船に乗って冒険へ出発します。彼らは海を渡り、島々や浜辺を探検しながら、さまざまな困難や謎に立ち向かいます。
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なんとも軽い老夫婦だ(爆)。そして船に乗り探検,さらには困難や謎に立ち向かうのだとか。具体的な「謎」や「困難」はこのあと出てくるようです。
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途中で、海の中に美しい海底の王国が存在することを知ります。おじいさんとおばあさんは海底の王国を訪れ、海の生き物たちと交流し、その美しさに感動します。
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船乗りの少年はともかく,この老夫婦はいつの間にダイビング教室に通っていたのだろうか(爆)。海底の王国では鯛やひらめの舞い踊りなんてのも見たんだろうか(爆々)。しかし,日本のおとぎ話のように毎日毎日どんちゃん騒ぎ、というわけでもなさそうだし、もちろん帰る時の玉手箱もありません。あ,玉手箱を開けたところですでにこの二人は老夫婦だったんだ(火暴)。
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しかし,彼らは海賊団の邪悪な計画を知ることになります。海賊団は海の生態系を破壊しようとしており、王国を危険にさらしています。おじいさんとおばあさんは海の仲間たちと協力して、海賊団の野望を阻止するために奮闘します。
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海賊団は「伝説」の存在ではなく,どうやら実在していたようです。ということはこの物語は「浦島太郎」じゃなくって「桃太郎」だったのか(爆)。いやいやこの海賊団は,桃太郎の鬼のような単なる強盗団・窃盗団というわけではなく,自然破壊を企む輩だったようです。なぁんだ,ということは利益のために開発をしようとするあの(以下自粛)。
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彼らは勇気を持って海賊団と対峙し、自然のバランスを守るために力を合わせます。さらに、彼らは海の宝物や秘密を発見し、海の生態系の重要性を再認識します。
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老夫婦はすでに正義の「魔法使い」ですから,まぁこのあたりはドラマの「水戸黄門」のように安定した展開なのでしょう。しかし結局海賊団は退治されたのか,それともまたまた登場してくるのか。疑問は尽きません。そして,例によってこの老夫婦は,またまた自然の大切さについてさらに見識を深めていったのでした。さすがChat GPT(よいしょっと)。
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この次なる冒険では、おじいさんとおばあさんは海洋の世界で新たな仲間と絆を深め、自然保護の重要性や海の美しさについての教訓を学びます。彼らは冒険の終わりには、持ち帰った知識と経験を広め、海とのつながりを大切にするメッセージを周囲に伝えることになるでしょう。
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船乗りの少年はどこいった(爆)。この老夫婦は森と海にたくさんの仲間を作り、そして森と海の大切さを周囲に伝えていくのでしょう。そして次回もChat GPTに物語の続きを考えてもらうのですが,陸・海とくると,今度はやっぱり「空」ですか?
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