本当のことを言わないと忖度しないぞ!…2023年総懺悔(3)
本日は4位,3位,2位の発表となります。昨日12月28日までのデータを基にしています。
実はその4位なのですが,あろうことか順位が入れ替わってしまっておりました。昨日紹介した,
|5位 非対応機種にWindows11をインストールしてみる大実験
の記事が,1アクセス上昇して4位に上がっており,このあと紹介する記事が実は5位だったことが判明しました。まぁ大晦日まで集計するので順位の変動は今後もありうるのですが,いずれにしましても,ここはお詫び申し上げておきます。というわけで本日は実は5位,3位,2位の発表ということになります。
新5位 【慶祝…かな?】Japanist2003/10,Windows11にも「対応」へ。【合わせて悲報も…】(2021年11月23日) 376アクセス(昨年は4位↓,545アクセス↓)
すでに本特集中でもJapanistや親指シフトのことについて書いていますが,改めて現在の状況をここにまとめておきますかね。
・M2 Mac mini…OS標準のIM(Macでは「インプットメソッド」と言うんだ,とずいぶん前に聞いたのですが,今でもそうなのですか?)に,富士通製FMV-KB232キーボードと,"Karabiner Elements"・"Lacaille"という2つのツールを使って実現。
・自作6号(ASRock Z170 PRO4S)…Insider ProgramのDevチャネルを受けており,アップデートのたびにドライバ等が初期化されやすいので,現在親指シフトは導入していない。ただどこかで落ち着いたら何らかの方法で親指シフト化しようとは思っており,スペースバーが小さい、DELLの古いUSBキーボードをオークションで入手して接続している。
・富士通CELCIUS J530…現在我が家で唯一Japanist10を入れている。キーボードは20年近く前に購入したキー荷重全域30g仕様の東プレリアルフォースに,うぇぶしまさんの「おやうちくん」を装着して使用。私は擬似親指シフトでも親指シフト入力ができる人であり,「おやうちくん」キートップに交換して変換キーと無変換キーを隣同士に配列したリアルフォースは,実は意外と使う時に戸惑っていたりする。
・富士通FMV-D1200…それまで自作6号で使用していたFMV-KB613をこちらに接続している。ただIMEはWindows11標準のものを入れており,キーボードドライバとして,FMV-KB613のものを使用している。親指シフトへのモード切り替えに毎回戸惑うのだが,これでなんとか親指シフト入力ができている。本機に購入3年のKB613を使うのはなんだかもったいないので,どこかの段階で購入25年のKB611に切り替えるつもり。
・自作5号(BIOSTAR G31-M7 TE V6.4)…最近Windows10に戻した。往年のFKB8579-661/EVを使用しているが,IMEは Windows10標準のもの。つまり本機で親指シフト入力はしていない。普通のUSBキーボードとして使用しているのに過ぎない。
・職場のノートパソコン(現在の職場のことのため,機種名や仕様は非公表)…OSはWindows10。標準のIMEに,うぇぶしまさんの「かえうち」初号機を接続し,そこに10年くらい前に購入したFKB7628-801を接続して親指シフト化。この環境だと濁点の入力を取りこぼしてしまうことが多く,文書を作って回覧すると,濁点の漏れをチェックされてしまうため,職場の隅でしくしく悔し涙を流すことしばしば。
おそらく「かえうち」の動作にいま一つな部分があったのだろうと思うのですが,喜ばしいことに先日,この「かえうち」がようやく注文可能な状態となった(ただし納期は未定)ため,私も予約注文をして,商品の到着を待っているところです。なお新しい「かえうち」がやってきても濁点のとりこぼしが多いようなら,キーボードの問題と考え,3年前に購入した方のFKB7628-801に交換しようと目論んでいるところです。
3位 新春特別企画・結局,I.O.データの"REC-ON"を買ってしまった…。(2021年1月31日) 553アクセス(昨年は2位↓,653アクセス↓)
"REC-ON"ことHVTR-BCTX3の話でした。本機は2015年にリリースされ,私が購入したのはその5年後の2020年のことでした。本特集でもすでに書いたのですが,それまで使用していたソニーの"nasne"のハードディスクが故障し,ファームウェアを最新に上げていたためハードディスクの換装ができない仕様になっており,ソニーに修理依頼のメールを送ったもののなしのつぶての状態(迷惑メールとして処理されてしまったかも知れない)で詰んでしまったため,やむなく後継機を探す羽目になったところ,本機に出会ったということです。
"nasne"で使っていた増設ハードディスクを録画用にそのまま流用したため,2年後にそのハードディスクが不調になり,録画していた番組がパーになる,という苦汁をまたまた飲んでしまったわけなのですが,"REC-ON"の場合,"nasne"と違ってチューナー本体には何の影響もなく,そのまま使用可能というのがうれしい点だと思います。
そして,上にも述べた通り"REC-ON"は,録画可能なただのデジタルチューナーなので,テレビとほぼ同じような使い方をすることができます。どういうことかと言うと,パソコンをつないでいるモニタのHDMI端子に本機をつなぎ,"REC-ON"の電源を入れると,パソコンモニタは省電力状態から復旧し自動で画面を表示するので,パソコンモニタをあたかもテレビのように使うことができるのです。音量調節が"REC-ON"のリモコンでできないのが難点ですが,変にパソコンでデジタル放送を見るよりも便利に使うことができるような気がします。
長きにわたって作られていたI.O.データのHVTR-BCTX3,今でも現行機種のようですが,最近HVTR-BCTZ3という後継機が登場し,4台協調させて合計12チャンネルの全録ができたり,"Android TV"機との連携を強化したりしたということです。
ただ本機の弱点は,リモコンが素っ気ないデザインのため放送切り替えがどこにあるのかが分かりにくかったり,データ放送のボタンがなかったり(サブメニューのボタンを使用)することです。もうちょっとユーザーフレンドリーなデザインにしてくれるとありがたいのですが,パソコン周辺機器屋さんにそれを望むのはやはり無理なのでしょうか。
2位 "WhyNotWin11"を次々と動かしてみるの巻(2021年6月27日) 631アクセス(昨年は6位↑,404アクセス↑)
ジリ貧傾向が強まった拙ブログの中で,本記事は逆にアクセス数も順位も伸ばしたという,孝行記事になりました。
よく考えると,本記事で紹介した"Windows11非対応"の機種では,結局全ての機種においてWindows11のインストールに成功したんですよねぇ。マイクロソフトは,Windows11の動作要件を大きく引き上げてしまったのですが,残念ながらWindows11はほとんどといっていいほど基本機能の向上ができていなかったため,結局動作要件を大幅に下回る古い機種でもインストールができてしまい,中には問題なく動作するものも存在するなど,あきれた状況となってしまっています。
とはいうものの,マイクロソフトはWindows11で,"moment"という概念を持ちだし,3ヶ月に一度機能を追加するということをし始めたのです。それまでも動作要件外のマシンでは10月ごろ実施される年1回の大型アップデートが,通常の方法では適用できないという弊害が起きていたのですが,"moment"で機能が追加・更新されると内部が大幅に変更されてしまうためか,それまで動作していたものが動作しなくなる,というようなことも起きつつあるようで,凶悪マイクロソフトの悪事ここに極まれりといったところです。
別記事にしようかと思ったのですがここでまとめてしまおう。以上のような点から,確かに動作要件外の古いマシンでもWindows11をインストールすることは可能なのですが,そのような古いマシンの中でも「この機種はWindows11に強引にアップデートしてはダメ!」というものが少しずつ出てきているようです。本項の後半ではそれをまとめておこうと思います。
・CPU…マルチスレッド対応で,動作クロック1GHz以上の64ビットCPUが必要だと言われています。マルチスレッド対応できていればよいので,実はハイパースレッディング搭載のシングルコアCPU,具体的にはATOM N450のようなものでもWindows11をインストールすることはできます。ただ,その環境にインストールした場合,Windows10(これも動作はかなり青息吐息)よりもさらに負荷が大きくなり,Windows10の時には聞いたことがないような音でCPUクーラーが回るようなことも確認しています。このようなことから考えると,やはり最低でもCore2 Duoが必要だと思われます。
・ストレージ(起動ドライブ)…今のところ「64GBのストレージ」が指定されているだけで,その種類の指定はありません。私の家のマシンは起動ドライブが全てSSDなので,上記最低ラインのCPUを持つWindows11機でも,ディスクアクセスの遅さを体感する機会はほとんどありませんでした。ところが,4月に転勤した職場のある部門で,CPUがたまたまWindows11対応のインテル第8世代だったばっかりに,不用意にWindows11へのバージョンアップが行われてしまったマシンができてしまいました(着任当初はWindows10のままだった)。それ以降,そのマシンのシステム起動にはかなりの時間がかかるようになってしまいました。CPUはCore-i5で動作に問題はないはずであり,メモリは4GBとぎりぎりなのですが,うちの家にあるCore2のWindows11マシンだってメモリ4GBだし(いや在りし日のポータブックはメモリ2GBでもそこそこ動いていた),そこが問題だとは思えない。よくよく調べるとストレージがハードディスクで,起動時にかなり長い時間,ディスクアクセスが"100%"で高止まりしてしまっていることが分かりました。マイクロソフト自体もそう思っているみたいなのですが,どうやらWindows11でハードディスクを起動ドライブにするのは禁忌のようです。シリアルATA接続で構わないので,SSDを導入することが欠かせないみたいです。というか最近では,ハードディスクが起動ドライブになっているWindows10マシンも,処理速度がかなり遅くなっているみたいです。「おかしいなぁ,以前の職場ではハードディスクでWindows10を使っていたはずなんだけど…」とも思ったのですが,私が職場で,ハードディスク運用でWindows10を使っていたのはVer.1909の頃まで。Ver.2004以降,起動ドライブに関する何らかの「改悪」がWindows10でもなされた可能性が高いです。
・グラフィックス…Windows11のVer.22H2になってから,内蔵グラフィックスとしてインテルのGMA 3100を持つ自作5号で,マイクロソフトストアのアプリを起動させると動作が止まってしまい,標準のグラフィックスドライバに置き換わってしまい,解像度も1024×768ドットに変更されてしまう,という事象が起き始めました。その次に,ストアアプリの「ソリティア」を起動させるとカードの表面が切り刻まれて表示された状態となり,ゲームが事実上できないという有様になってしまいました。極めつきが,Ver.23H2リリースの直前にリリースされた"moment4"のアップデートで,新しくなったエクスプローラのリボン部分が全く表示されないため,ファイル操作もできない状態になってしまったのでした。しかし我が家の環境では,インテルGMA 3100に名前がよく似ている,モバイルパソコン用のGMA X3100のグラフィックスを持つものがあるのですが,こちらの方は,現在に至るまで大きなトラブルは起きていません。だから"X"のない,GMA 3100以下のインテルグラフィックスは,たぶんVer.22H2以降のWindows11の画面を正常に映し出すことは難しいでしょう(Atom用のGMA 3150がどうなのかについては,今年ポータブックを処分してしまったため検証不能)。GMA X3100については今のところWindows11環境では問題がないようなのですが,ベースとなったGMA X3500,の先代にあたるGMA X3000環境ではどうなのかについてはなんとも分かりません。
さて明日ですが,1位の発表の前に,ずうっと前から思っていたことをここでぶちまけます。
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