負けるなCore2!…Windows11 Ver.24H2アップデート情報
9日夜,下記環境(先日からCanaryチャネルに移行)にインストールし,ご存知の通り本環境はWindows11の動作要件対象外のマシンなのですが,問題なくビルド26052が適用できました。
自作6号(AsRock Z170 PRO4S)
CPU…Core i7-7700K 4.20/4.50GHz
チップセット…インテルZ170
グラフィックス…nvidia GeForce GTX1060(3GB)
メモリ…48GB
OS…x64(直前までWindows11 Ver.23H2)
非対応項目…CPU(ただしSSE4.2)
本ビルドからバージョン番号が"Ver.24H2"となりました。Ver.23H2の時は初公開が5月下旬だったような気がしたのでかなり早くリリースされた印象があり,Ver.22H2の時も初公開は3月上旬だったので,やはりかなり早く公開された印象はあります。
というわけで,恒例の「アップデート情報」を今回もやっていこうと思います。ただ,確実にアップデート可能なものは,上記のものと,あとはおそらく次の2環境のみ。
富士通CELCIUS J530
CPU…Xeon E3-1225v3 3.20/3.60GHz
チップセット…インテルC226
グラフィックス…nvidia Quadro P600
メモリ…16GB
OS…x64(現在Windows11 Ver.22H2)
非対応項目…CPU(ただしSSE4.2),TPM(1.2)
M2 Mac miniに構築した仮想環境(Parallels Desktop利用)
CPU…4コアの設定
メモリ…6GBの設定
ストレージ…Thunderbolt接続のSSD上に作成
OS…ARM(直前までWindows11 Ver.22H2)
非対応項目…なし
CELCIUSはInsider ProgramのBetaチャネルを受けていますので,1〜2ヶ月程度早くVer.24H2に移行できるものと思われます。
自作6号の仮想環境に代えて,今回M2 Mac miniにARM用のWindows11を入れ,Insider ProgramのDevチャネルを受けてみることにしました。なんと本環境だけ我が家唯一,「非対応項目…なし」の,マイクロソフト公認環境だったりします。Devチャネルはついこの間まで"Ver.22H2"表記でしたので,"Ver.23H2"になることはありませんでした。ARM版のビルド26052は公開されず,14日公開のビルド26058でようやく"Ver.24H2"表記となりました (本環境には15日にインストール)。
いちおう,現時点ではかなり望み薄なのですが,以下の3機種も書いておきましょうか…。
富士通 FMV-D1200(改造しています)
CPU…Xeon X3350/2.66GHz
チップセット…インテルG31 Express
グラフィックス…nVidia Quadro K600
メモリ…4GB
OS…x64(現在Windows11 Ver.23H2)
非対応項目…CPU(SSE4.1),TPM(なし),セキュアブート(なし)
Dell Inspiron1525(改造しています)
CPU…Core2Duo T9300/2.50GHz
チップセット…インテルGM965 Express
グラフィックス…インテルGMA X3100
メモリ…4GB
OS…x64(現在Windows11 Ver.23H2)
非対応項目…CPU(SSE4.1),TPM(なし),セキュアブート(なし)
Dell Inspiron1545(改造しています)
CPU…Core2Duo P8800/2.66GHz
チップセット…インテルGM45 Express
グラフィックス…インテルGMA 4500MHD
メモリ…4GB
OS…x64(現在Windows11 Ver.23H2)
非対応項目…CPU(SSE4.1),TPM(なし),セキュアブート(なし)
何かの間違いでVer.24H2にアップデートできてほしいところですが,まぁ,難しいでしょうねぇ。
というわけで正式版がリリースされ,Ver.24H2の環境が安定するまで,ぼちほちだらだらと更新をしていきます。
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(2024,3,30追記)
3月28日にビルド26090.1がCanary/Dev両チャネルにリリースされましたね。このビルドから画面右下に表示されていたウォーターマークがなくなったので,いよいよRTM(製造工程向けリリース)が近づいたのか,と言われています。しかしバージョン"24H2"向けだというのに,3月末でRTM,というのは,かなり早い感じがしますよねぇ。一体マイクロソフトに何が起きているのか。
なお,このビルドを機に,自作6号でDevチャネルを,M2 Mac miniの仮想環境でCanaryチャネルを受けるように変更しました。
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(2024,4,4追記(2024,4,7修正))
4月3日にビルド26100.1がCanary/Dev両チャネルにリリースされました。噂によると,5月にプレスリリース,6月にx64版にさきがけArmプロセッサ機用を先行リリース,そして9月に"Windows11 Ver.24H2"として正式リリースとなるという見込みであり,今回のビルド26100はこのRTMに向けての基盤となるビルドである,と言われています。確かに"26100"という数字はある程度キリがいいですね。もしそうだとするなら,今後は"26100."よりあとの数字がどんどん増えていくことになるのでしょうか。
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(2024,4,20追記)
4月19日に,Canaryチャネルにビルド26200.5001がリリースされました。本ビルドでは再び画面右下のウォーターマーク表示が復活しましたので,いよいよVer.24H2のその先のバージョンの開発が本格的に始まった,ということなのでしょう。というわけで,M2 Mac miniの仮想環境上でのWindows11については,これにて本検証から外れる,ということになりました。
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(2024,4,27追記)
4月26日,Devチャネルにビルド26100.268がリリースされました。先ほど自作6号にてインストールを試みたのですが,月例のWindows Updateとあまり変わらない時間で終了し,「バージョン情報」で表示されるインストール日も,前回ビルド26100.1をインストールした「2024/04/04」のままとなっていました。"Ver.24H2"完成に向けての追い込みが始まったということなのでしょう。
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(2024,5,4追記)
と思っていたら,5月3日のDevチャネルの新ビルドは"26120.461"となり,ビルド番号上5桁の数字が若干変わっているようです。正式リリースに向け,何らかの変更がなされたということなのでしょうか。
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(2024,5,24追記)
先日の"Windows 11 NextGen Premium"発表後,Insider Programに何か動きがあるのではと思っていたところ,Betaチャネルを飛ばしてRelease Previewチャネルにいきなり,Windows11 Ver.24H2の,"ビルド26100.712"がリリースされてしまったのだとか。
つまりWindows11のVer.24H2は,現在Devチャネルで公開されているビルド26120系ではなく,ビルド26100系で展開される,ということが濃厚となったようです。
ということは,ビルド26120系がインストールされている自作6号も,Ver.24H2のさらに先を走っているということから,Ver.24H2対象の本検証からは外れる,ということになりそうですね。
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