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2024年9月16日 (月)

【秋の連休特別企画】「ケーブルプラス電話」県外通話は,逆に「値上げ」です。

 ケーブルテレビ導入直後は,ケーブルテレビ回線を利用する固定電話,「ケーブルプラス電話」(契約するケーブルテレビ会社によると,実はソフトバンク提供の「ケーブルライン電話」というものも選択可能なのだが,私はソフトバ◯クは嫌いなので選択の余地はなかった)はまだ開通しない,ということで,NTTのフレッツ光もといドコモ光の回線はそのままとされ,「ケーブルプラス電話」の開通まで「ひかり電話」が使用できるよう,ケーブルテレビ会社の電話用端末機器とドコモ光のホームゲートウェイをモジュラーケーブルで接続して,工事業者は帰られたのでした。

 そう,次の難題は,「ドコモ光」をいつ解約すればよいか,ということなのでした。

 私はてっきり,「ケーブルテレビの回線が引かれたら,固定電話もすぐに移行されるので,その日をもってドコモ光を解約しないといけない」と思ってしまっていたのでした。ケーブルテレビ工事をする会社から電話がかかってすぐに,近所にあるドコモショップの来店予約をして,店頭で「ドコモ光」の解約をお願いしたのでした。
 ところがケーブルテレビの工事当日に「ケーブルプラス電話の開通は後日」と聞いたので,その後ドコモのサービスセンターに電話し,「ドコモ光」の解約を少し伸ばしてもらい,7月末ということにしたのでした。

 しかしいつまで経っても「ケーブルプラス電話」の開通案内がやってこない。しびれを切らした私はケーブルテレビ会社の窓口に電話,そこで聞いたのは,開通は8月1日になるということと,「先にドコモ光の契約が切れてしまうと,電話番号の同番移行ができない」という衝撃的な宣告でした。「そんなことは契約書面にもっとわかりやすく書いてほしい」と吠えたものの窓口の人はどうしょうもなさそうな口調で「すぐにドコモと連絡してください」というばかり。やむなくすぐに,なかなかつながらないドコモの窓口に連絡し,やっとのことで「ドコモ光」の解約は一時中止とすることができました。実際に解約をする段になれば,これもすぐにはできないので,しばらく経ってからドコモ窓口に連絡してほしいとのこと。

 というわけで,一体いつになれば「ケーブルプラス電話」が開通するのか,やきもきしたのですが,7月の終わりになりようやく「ケーブルプラス電話」の案内が到着。
 「ケーブルプラス電話」は,もともとはKDDIのサービスだったのが,今年の1月早々,ケーブルテレビの大手であるJCOMが承継したのだとのこと。ただJCOMは2013年にKDDIの子会社となっており,「ケーブルプラス電話」に係る書類等の送付もKDDIが行っているため,実態としてはあまり変化がないのかも知れないです。
 送られてきたガイドブックを見て気がついたのですが,なんとデフォルトではナンバーディスプレイが利用できない状態だとのこと(まぁそれは固定電話はみなそうなのだが)。ナンバーディスプレイ(「発信者番号表示」と称している)の料金は税込月440円。その他キャッチホン(「割込通話」と称している)など合計5つの機能が入った「オプションお得パック」が,お得かどうかは知らないが税込月759円なので,やむなくインターネット経由で申し込みをしました。
 この「オプションお得パック」の中には,トビラシステムズ社提供の「迷惑電話自動ブロック」機能も入っています。しかしうちのパナソニックの電話にはすでにトビラシステムズ社のシステムを利用した迷惑電話ブロック機能がついていて,結局二重に迷惑電話ブロック機能が動いている,というわけのわからない状態になっています。

 ケーブルプラス電話の基本料は税込月1463円。さっきの「オプションお得パック」の料金を加えると税込月2222円ということになります。今までの「ひかり電話」が別に「フレッツ光」基本料金がいるとはいうものの,税込月550円+ナンバーディスプレイ月440円+キャッチホン330円+ナンバーリクエスト月220円で,税込1540円だったことを思うと,結構割高な感じです。
 割高といえば通話料金もそう。もっとも,市内と県内市外は,NTTの税込9.35円よりむしろ安い税込8.8円です。しかし県外料金はNTTの税込9.35円より高い16.5円。NTTは今年の1月から普通の固定電話もメタルIP化してしまったため,この県外料金の高さがケーブルプラス電話の最大の課題といってもいいでしょう。
 au携帯電話かpovo1.0の契約があれば,上記の料金はもう少々抑えることができるのですが,残念ながらうちで契約しているのはpovo2.0なので,その恩恵も受けることはできません。なんとも悩ましいのですが,ケーブルテレビ導入により10Gbpsのネット回線を手に入れているため,やむを得ないコスト増だったと考えることにします。

 そうこうしているうちに8月1日を迎え,「ケーブルプラス電話」は開通しました。ケーブルテレビの端末装置とドコモのホームゲートウェイを繋いでいるモジュラーケーブルを外し,試しに時報「117」に電話をかけてみると,NTT回線の時となんだか時報のしゃべり方が違うような。デュアルSIM化している私のiPhoneで,まずドコモ側の時報と一緒に聞いてみると,確かにアナウンスが違う。副回線のpovo2.0側にして時報を聴き比べると,アナウンスが全く同じ。なんとNTTとKDDIで,時報は別々に運用していたということなのですね。はじめて知りました。

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