Skylake(Kaby lakeも)，なんと今ごろ製造終了。しかし問題は意外なところに…。

　https://pc.watch.impress.co.jp/docs/column/tidbit/1671592.html
　なんとインテルのSkylakeやKaby lakeが「今」製造終了になったのだとか｡こちとら合計8年数ヶ月に渡りSkylake/Kaby lakeマシンを保有し，「いよいよWindows11で動かなくなるかも」と毎日戦々恐々の生活を送っているのですが，まだ作っていたのですね…。

　といっても，もちろんコンシューマー用には当然のことながらすでに供給停止し，2年半前にはすでにインテルもPC向けとしてはサポート終了だったとのこと。ここでいう「製造終了」というのは，いわゆる組み込み機器向けに供給されているCPUのことなのだそうです。

　組み込み機器は結構長い間，同一の仕様で生産されることがあり，そのような機器で使用されるCPUについては，「供給保証」というものをつけ，結構長い間製造され供給されていたとのことで，インテルでもこれまでは15年の長きにわたり「供給保証」を行っていたとのことです。
　それが最近ではこの「供給保証」をだんだん短期間化するようになっているらしく，Skylake/Kaby lakeのCPUの製造終了も，その短期間化された「供給保証」によるものなのだと言われています。

　しかしなぜ「供給保証」を短くしなければならないのか。インテルの都合だから，と言えばそこまでの話なのですが，筆者の大原雄介さんによると，

「もうこうした組み込み向けの長期供給を維持できるほどの体力がなくなっているのではないか？」

インテルそこまで落ちぶれていたのか，いや，さもありなんと，妙に納得してしまった記事なのでありました。