さらばCore2,さらばWindows10,さらばWindows11 Ver.23H2…。(8)
"Windows10"時代に入り,連日の異常な気候のようにますます「熱く」なってきた(?)本長期連載。今回はWindows10のVer.1607版を取り扱います。そういえばこのVer.1607版,リリースからもう9年になろうとしているのですね。
それでは本編の前に,日本時間7月9日にリリースされたWindows Updateの情報から。
・Windows10 Ver.22H2…KB5062554 ビルドは19045.6093に
・Windows11 Ver.23H2…KB5062552 ビルドは22631.5624に
拙宅の環境では問題なくインストールできたようです。それにしてもWindows Updateの残り回数は,Windows11 Ver.23H2はあと4回に迫ってきました。Windows10では本当はあと3回とさらに少ないのですが,個人ユーザ向けESUプログラムの事実上「無料化」により,複雑な様相となってきたところです…。
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2016年3月末に,Windows10の2回目となる大型アップデートは,"Anniversary Update"と称し,その年夏に公開されることが発表されました。コードネームは"Redstone1"("RS1"と称することもある)。
しかし,私のwebやブログの記録を読み返しても,あまりこの"RS1"リリース前の状況については,事細かに記述をしていなかったような感じです。「どうせ同じ"Windows10"だから」ということであまり興味を抱かなかったのでしょうか。
考えられることとしては,この新しい"RS1"バージョンのWindows10のことよりも,この年7月29日に終了する(と公には説明していたが,実際には約2年前の2023年秋までできていた)Windows7(/8.1)からの無償アップデートの方の関心が高かったのかも知れません。前回分で紹介した通り,Windows10にアップデート可能な我が家のパソコンはことごとくWindows10化してしまったのでした。
Windows10 Ver.1607のリリースは,その「無償アップデート」のキャンペーンが終わった4日後の8月2日のことでした。「無償アップデート」のアップデート先がこのVer.1607だったらよかったのですが仕方がありません。同じような作業をもう1回やって,次々Ver.1607化を進めていきました。
Xeon X3350搭載の自作メイン機では「メディア作成ツール」で作成したUSBメモリによりアップデートを実施。しかし相前後して,本機だけ異様に処理速度が遅くなり,止まってしまうことが頻発したのでした。結局「システムの復元」で,Ver.1607アップデート直後の状態に復元して解決。某社の外付けハードディスクをFAT32でフォーマットしようとして,某社純正フォーマッタをインストールしたのが原因か,と思われるのですが,定かなことは,今となってはもう分かりません。
Core2 Quad Q8200搭載の共有自作機も上記自作メイン機と同様の手順でアップデート。こちらは特別なトラブルは発生しませんでした。
Pentium E6300搭載のメーカーPC改造機(32ビット版を使用)では,「Windows Upadteを行うと再起動に失敗する」トラブルが続いていたのですが,これはWindows10化する前から続いている,いわゆる「おま環」状態のことなので,Ver.1607化とは関係がないようです。
嫁用のCore2 Duo T8300搭載ノートパソコンにも導入。本機の場合,Ver.1607化すると,内蔵SDカードリーダーが動作しなくなるというトラブルが発生しました。純正のカードリーダードライバ(ただしVista用)を再インストールするとその直後は動作するのですが,しばらくするとまた動作しなくなる,という状況でした。しかしこのトラブルはいつのまにか改善されてしまい,これまた原因や正確な対処法等不明なままです。
一方義父用のCeleron T3000搭載ノートパソコンは,Windows10化してからWindows Updateの進行が非常に遅い,というトラブルを抱えていました。ところが本機をVer.1607化すると嘘のようにそれが改善され,Windows Updateは普通に動作するようになったのでした。しかし今度は,内蔵有線LANが原因と思われる突然の急停止が頻発するようになります。無線LANを使用するとそのようなことはなかったため,やむなく本機の有線LANはBIOSで使用不可とし,当分の間無線LANのみでの運用を強いられることになったのでした。
Atom N450を搭載する嫁用のネットブックもVer.1607化を完了(ただし32ビット版)。これまたWindows Updateが遅いというトラブルを抱えるようになったようでした。
Core Solo U1400(32ビットCPUなので32ビット版OSしか使えない)を搭載する自分用のサブノートも同様に,Windows Updateの遅さに悩んでいたようでした。
以上のように,「無償アップグレード,かつこれが『最後の』Windowsだ」ということで,ずいぶん期待をして導入してから1年経過した状況を拙webから拾ってきて並べてみたのですが,あとから読み返すと結構こまごまとしたトラブルはあったのだなぁ,という印象がありました。まだまだこなれていない部分が多かったのがWindows10 Ver.1607の世代だったような気がします。
そしてこの頃,2台のマシンを新たに導入します。ひとつは,Atom x7-Z8700搭載の,「キーボードがくるりと回って収納できる」あのモバイルパソコン。これがリリース当初10万円に近い価格で売り出され,「いくらなんでもその価格はあり得ないだろう」と思って無視していたところ,モデル末期になり2万円台というバーゲン価格で投げ出されたところを購入。しかしストレージであるeMMCはわずか32GBしか容量がなく,標準状態ではWindows10のアップデートは不可能という有様。SDカードをカードリーダーにセットして(常時装着したままにできるよう,マイクロSDカードを古いMacBook Pro用のハーフサイズのカードアダプタに装着)仮想ハードディスクの設定をすることにより,空き容量が確保できてVer.1607の導入ができた,という記述が残っています。
もう1台,これは,これまでXeon X3350を搭載して使用してきたメイン機のマザーボードの調子が悪くなり,ケースだけメイン機のものをそのまま使って,Core i7-6700K搭載の自作機に作り替えました。この時,本当はWindowsも購入しないといけないのかと思い,CPUをCore i5程度のものにグレードダウンするつもりだったのですが,Windows10 Ver.1607から「ライセンスの移動」ができる,ということをこの時に知り,早速やってみたところ,無事にライセンス移動ができた(マイクロソフトアカウントの登録が必要)のでした。
ただ本機についても,起動時にキーボードのNum Lockがどうしても自動的にオンにならなかったり,インターネットを閲覧していると突然だんまりになった挙句その後接続不能になる(DNSサーバのアドレスがあらぬ値に設定されてしまっていたのが原因)というトラブルが相次ぎました。
まだまだチューンが足りないVer.1607ではあったのですが,この「ライセンス移動」ができるようになったという1点だけは,Ver.1607を評価してもいいのかな,と思っています。
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