2024年8月16日 (金)

【速報】AIの性能を調べる"Geekbench AI"爆誕!! ところでAIパソコンって,本当に"40TOPS"必要なの?

 うちの回線が10Gbps化したことにより,どんなルータを購入したか気になられる方もおられるかも知れませんが,(すでにあらかた原稿はできているのですが)ちょっと気になる情報がありましたのでこちらの方を先に書いてしまいます。

 "Primate Labs"が最近,AI向けのベンチマークソフト,"Geekbench AI"をリリースしました。これを使うことにより,マシンが持っているAI機能の性能を簡単に調べることができるのだそうです。
 というわけで早速ダウンロードし,我が家のマシンで試してみました。

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2024年8月 3日 (土)

「動作要件外のマシンを,無料でできる間に強引にWindows11にアップグレードしていく」ことになったみたいだ…。

 Windows10のサポート終了が2025年10月14日に迫っています。まだ1年2ヶ月。
 しかしこれまでの「WindowsXP→Windows7への移行」,「Windows7→Windows10への移行」のことを思い出すと,気持ちとしては,もう1年2ヶ月しかない,というのが,企業等でのシステム管理者の思いなのではないでしょうか。

 拙ブログの2023年10月22日付の記事ではこんなことを書きました。

| しかしWindows10から11への移行はそんなに簡単にいくのかどうなのか。(中略)
| いっそLinuxを導入するのも手かも知れません。が,ただでさえ忙しいところにLinuxのユーザ教育をどうやって行うのか。もう今から25年ほど前のような,Windowsパソコン導入期のようなユーザ教育をやる余裕は,今の職場にはありません。
| そうなると,残る手段はただ一つ。
|「動作要件外のマシンを,無料でできる間に強引にWindows11にアップグレードしていく」
| これしか考えられません。

 どうやら本当にそうなりそうな感じです。

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2024年6月15日 (土)

AI戦争前哨戦は,アップルの勝ち,かな?

 さる5月下旬,マイクロソフトは"Copilot+ PC"なるAI対応パソコンを発表しました。
 とりあえずはArmベースであるクアルコムのSoC,"Snapdragon X"を搭載したパソコンが近日中に登場し,次いでAMDのRyzen AI 300搭載パソコンが登場して,さらにインテルの"Lunar Lake"系列のCPUを搭載したパソコンが登場する予定だとのこと(x64系のCPUに対応するCopilot+の機能搭載は若干遅れるという話もあります)。

 これらのSoC/CPUにはニューラル・プロセッシング・ユニット(NPU)が搭載されている。マイクロソフトでは"Copilot+ PC"と名乗れるパソコンの,NPUに関する性能要件を40TOPS(毎秒の演算回数が40兆回)以上と定めているそうですが,

・Snapdragon X … 45TOPS
・Ryzen AI 300 … 50TOPS
・Lunar Lake …… 48TOPS

ということになのだそうです。実はWindows向けのNPU付きCPUとしてすでにインテルの"Meteor Lake"系列のCPUや,AMDのRyzen 7040Uがあるのですが,

・Meteor Lake …… 11TOPS
・Ryzen 7040U …… 10TOPS

ということで,これらのCPU搭載機は残念ながら"Copilot+ PC"とは名乗れないという,厳しい現実があるようです。

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2024年3月 9日 (土)

やっぱり"Ver.24H1"はリリースされるんじゃないの(外れたらごめんなさい)?

 "popcnt"命令のないCPUでは動作しないと言われる,Windows11のInsider Programの,Canaryチャネルは現在ビルド26063(2024,2,22リリース)で,Devチャネルは現在ビルド26058(2024,2,14リリース)と,これらが"Windows11"のVer.24H2になると言われています。
 拙宅ではその"popcnt"命令のない,Core2 Duo/Quad機にWindows11を入れまくっているので,これらのパソコンもWindows11 Ver.23H2のサポート期限である2025年11月限りかと嘆いているところです。

 じゃあWindows11 Ver.23H2の後継は,本当にWindows11 Ver.24H2になるのだろうかと,いじましいと言われながらも疑問に思い続けているところです。

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2024年3月 7日 (木)

「小さな驚き」は泡と消えた…。

 2021年12月31日付の拙ブログの記事から。

|次いで,最初の人が出てきてマイクロソフトストアの機能拡張について話をした後,「小さな驚き」と言いつつ,実はWindows11の最大の目玉であった,アマゾンの(Android用)アプリストアが使用できるという話。改めて動画を見直すとそれについて説明された時間はごくわずかで,

 アメリカでは2021年の10月からWindows11で使えるようになった,”Windows Subsystem for Android”。日本でのリリースはかなり遅れて翌年8月のこと。実際にインストールしてみた2022年8月19日の拙ブログの記事では,

|昨年6月に公開されたWindows11の紹介動画で「小さな驚き」だと言っていたAndroidアプリの実行機能。ふたを開けてみると「なぁんだ」と思ってしまうありさまで,小さい驚きすらも沸き起こりませんでした。

 しかし先日,

https://softantenna.com/blog/windows-subsystem-for-android-support-end/

「小さな驚き」のはずだったこの機能,来年の3月5日をもってサポートを終了してしまうのだとか。

 

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2024年2月18日 (日)

負けるなCore2!…Windows11 Ver.24H2アップデート情報

 前の記事でも紹介しました通り,さる2月9日にInsider ProgramのCanary/DevチャネルにWindows11のビルド26052が公開されました。

20240218-213152   

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2024年2月17日 (土)

Core2よ永遠に…。 "POPCNT"命令のないCPUでWindows11 Ver.24H2が動作できないかも

 どうやら,Core2系のCPUに引導を渡す時がきたようです。昨年の7月にWindows11のCanaryチャネルで公開された,ビルド25905から,インテルで言えばCore2系のCPUへの強制インストールができなくなった,という噂が流れ,「しかしそれはWindows12になる」という噂も流れたことから,Windows11ではもはや小規模なアップデートしかなされず,大幅な実質動作要件の変更は行われないものと,たかをくくっていました。

 今月に入り,まずはInsider ProgramのCanaryチャネルとDevチャネルにビルド26052が公開され,これはバージョンが24H2となっていることが確認できています(恒例の「アップデート情報」は別記事の予定)。次いで,このような情報が今週初めに流れたのです。

https://softantenna.com/blog/windows-11-24h2-hardware-requirements/
元ネタ…https://www.neowin.net/news/microsofts-upcoming-change-could-block-off-windows-11-cpu-requirements-bypass-on-old-pcs/

 なんと"POPCNT"という命令のないCPUでは,上記ビルドのWindows11がそもそも起動しないのだとか。

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2023年10月22日 (日)

Windows10がサポートを終了するとどうなるのか,ちょっと頭の体操をしてみた。

 Windows10のサポート終了日は2025年10月14日(火)ということですので,いよいよサポート終了まで,残り2年を切った,ということになります。
 Windows11のVer.23H2が未だ一般には公開されていないので,分からないことがまだ多数あるのですが,Ver.21H2(すでにEOS)やVer.22H2が2年間のサポート期間だったことを考えると,Ver.23H2のサポート期間もやはり2年と考えられるので,Windows11のVer.23H2はWindows10と同時期にサポート終了となる,ということが考えられます。
 そう考えたことから,とうとう先日,アップグレードすると明らかに動作が遅くなったオンキヨーのネットブックC413を除き,家中の全てのマシンをWindows11化してしまいました。

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2023年9月30日 (土)

moment4で古いグラフィックスを切りにかかってきた 〜阿漕なマイクロソフト〜

 拙ブログをよくご覧の方はご存知の通り,私の環境では動作対象に入っているマシンでWindows11は動かしていないのですが(動作対象に入っているのはM2 Mac Miniで,Arm版Windows11をParallels Desktopの中で動かした場合。なんじゃそりゃ),しばらく前から,後述の仕様を持つ通称自作5号で,表示がおかしくなることが頻発しておりました。

自作5号(BIOSTAR G31-M7 TE V6.4)
CPU…Core2 Quad Q8200 2.33GHz
チップセット…インテルG31
グラフィックス…インテルGMA 3100
メモリ…4GB
OS…64ビット(現在Windows11 Ver.22H2)
非対応項目…CPU,TPM(なし),セキュアブート(なし)

 具体的な症状としては,Microsoft Storeのアプリを起動するとグラフィックスドライバが急停止し,現在1366×768ドットのディスプレイで使っているのですがそれが1024×768ドット表示になってしまい,再起動するまで復旧しないこと,そして,ストアアプリのマイクロソフト・ソリティアをやると,次の画面のようにモザイク表示になってしまうことも起きるようになりました。
20230930-193718
 絵札が見えないようでは,まともにゲームもできない状況ですよね。

 ところが,先日のWindows11 "moment4"と言われているアップデートを導入すると,次のようなことまで起きてしまったのです。

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2023年6月 1日 (木)

Windows11 Ver.23H2アップデート情報(←するの?)

 5月22〜23日ごろInsider ProgramのCanaryチャネルで公開された,Windows11のビルド25375を,先ほどようやく,自作6号内の仮想環境にインストールしたところ,

20230601003157_20230601004001

なんとバージョンが,ようやく"Ver.23H2"に上がっていました。

 というわけで,Windows11の,Ver.23H2アップデート情報をやっていこう…と思ったのですが。

 よく考えれば私,メイン環境をMacにしてしまったので,Windowsへの興味が少なくなってしまったのです。
 というわけで,今後は時間に余裕があって,気が向いたら「追記」のところに少しずつ書き足していこうと思いますので,皆様生暖かい目で見守ってやってくださいませ。

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(2023,7,15追記)
https://softantenna.com/blog/windows-11-23h2-release-timeframe/
によると,Windows11のVer.22H2とVer.23H2は,ソースコードが共有されることになっているらしく,アップデートは,Windows10のVer.19H1からVer.19H2,Ver.2004からVer.20H2,Ver.21H1,Ver.21H2,Ver.22H2の時のように,Windows Update上で毎月の定例アップデートの時のようにアップデートできる,ということが言われています。
 ということは,動作要件に変更がない,ということなので,ひょっとすると,Core2機で現にWindows11が動いている場合に,動作要件内の機種同様,すんなりとアップデートが進むのか,それとも,Ver.21H2からVer.22H2の時のように通常でのアップデートが忌避されるのか,という点が今後の見どころということになります。

 ま,私はすでにWindowsがメイン環境ではありませんので,どうでもいい話なのですけどね(爆)。

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