2023年6月18日 (日)

Chat GPTでネバーエンディングストーリーを作ろう(4)

 懲りずにまだやります。Chat GPTに物語を作らせる4回目です。
 早速,これまでのあらすじをまとめてもらいました。

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 おじいさんとおばあさんは金魚の助けを得て魔法使いを訪ね、山で詩を捧げます。金魚は元に戻り、森で自然と魔法に触れ、心の成長を遂げます。彼らは生き物と交流し、自然保護と魔法の力について学びます。冒険の旅を終え、持ち帰った経験と知識を広め、次なる冒険への期待を抱きながら川へと帰るのです。彼らの冒険は、助け合いと自然の大切さを伝える素敵な物語となりました。
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 よく考えたらこの老夫婦、最初は「川に洗濯」に行かせたんですよねぇ。川で洗濯するなんて「自然の大切さ」から縁遠い行為のような気がするのですが(爆)、まぁ物語が進んで自然保護の理解が高まった,ということでよろしいでしょうかね。では,その後の物語を作ってもらおうと思います。

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2023年6月11日 (日)

Chat GPTでネバーエンディングストーリーを作ろう(3)

Chat GPTに物語を作らせる3回目です。まずは前々回と前回のお話をまとめて(註)100文字程度でChat GPTに要約してもらいました。

 おじいさんとおばあさんは金魚に助けを求められ、魔法使いの助けを得るため山へ向かいます。困難な旅を経て魔法使いに詩を捧げ、金魚は元に戻ります。その後、妖精に案内された森で様々な生き物と交流し、自然保護と魔法の力について学びます。心の成長と発見を経て、経験を持ち帰り周囲に伝えることで冒険の旅を終えます。次なる冒険への期待を抱きながら川へ帰るのです。

 この要約文を入力した上で,次のように質問してみました。
「この老夫婦は、『新たな不思議な出会いと経験を積んでいく』ことになるのだそうですが、具体的に、どんなおもしろい物語が展開されるのでしょうか?」

 ところが、なんとChat GPTは,さっき入力した要約文を,逆に補足を追加して肉付けしたような感じの物語しか作ってくれなかったのです(同じような内容なので本記事には掲載せず)。
 そこで,「今言ってくださった続きの話が聞きたいです。」と質問したのですが,Chat GPTはやっぱりさっきとあんまり変わらないような文章しか作ってくれない。これでは企画が終了してしまいます。

 ところがChat GPTは,さっき作った2つ目の文章の終わりに,

 この冒険は終わりましたが、おじいさんとおばあさんは新たな不思議な出会いと経験を待ちながら、次なる冒険への期待を胸に刻みました。

と書いていたので,そこをとらえて,

「次なる冒険とは,具体的にどんな物語になるのでしょうか。」

と質問しました。ここでようやくChat GPTのエンジンがかかったようです。

(註)本当は,
・前回のお話を100文字程度で要約してもらう。
・前々回の要約文とさっき作ってもらった要約文をつなげ,それを100文字程度で要約してもらう。
という,2段構えで要約してもらっています。次回からも似たような感じでするつもりです。
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2023年6月 4日 (日)

Chat GPTでネバーエンディングストーリーを作ろう(2)

 Chat GPTに物語を作らせる2回目です。まずは前回のお話を100文字程度でChat GPTに要約してもらいました。

 おじいさんとおばあさんが川へ洗濯に行く途中、話す金魚に出会う。金魚は魔法使いに変えられてしまったと告げ、山の頂上で魔法使いに助けを求めることを教える。おじいさんとおばあさんは困難な旅を乗り越え、詩を作って魔法使いに捧げる。魔法使いの力で金魚は元に戻り、おじいさんとおばあさんは絆を深めて川へ帰る。新たな冒険が待っていることを感じる。

 この要約文を入力した上で,次のように質問してみました。
「新たな冒険と不思議な出来事がこの老夫婦に待っているそうですが,この後どんな物語が展開されるのでしょうか?」
 さぁ,どうなるのでしょうか。
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2023年5月29日 (月)

Chat GPTでネバーエンディングストーリーを作ろう(1)

最近よく聞く単語,"Chat GPT"。どうやって使うのかよく分からないところもあったのですが,先般iOS向けに公式アプリも登場し,素人でも使いやすくなったような印象があります。
 そこで,この"Chat GPT"に「物語」を延々と作らせたらどうなるのか,面白そうなのでしばらくやってみることにしました。
 まずは,こんな文章を入力してみました。

 「おじいさんとおばあさんが,一緒に川へ洗濯に行きました。この後どんな物語になるでしょう。」

 さて,どんな物語を作ってくれるのでしょうか。
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2020年8月28日 (金)

おいしいお酒を飲みました。

 ここ数年,抑圧された日々をずうっと送ってきましたが…。

 今日は久しぶりに,おいしいお酒を飲みました。ご報告まで。

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2020年3月21日 (土)

もし府県境が本当に封鎖されたら…。

 「大阪府から兵庫県に出てはいけません」「兵庫県から大阪府に入ってはいけません」という制限を忠実に守るとどんなことになるのだろうか。

 今から25年前の阪神大震災の時は,実際に神戸市を迂回するJRのルートが確立されていた。大阪から福知山線(JR宝塚線)に乗り,山陰本線和田山で播但線に乗り換えて姫路に行くルートや,福知山線谷川で加古川線に乗り換えて山陽本線(JR神戸線)加古川に行くルートがあった。ただこの場合大阪・兵庫府県境を越えてしまうことになり,今回の制限のもとでは利用するわけにはいかない。

 大阪府より東側の人たちが大阪府より西に行こうとする場合,一度大阪府に入ってしまうと,兵庫県に行けないということである。ところが兵庫県は日本海と瀬戸内海の両方の海に面している県であるため,陸路では兵庫県ばかりか,兵庫県よりも西にある県に行くことができない,ということである。
 同様に,兵庫県より東側の人たちが一旦兵庫県に入ってしまうと,もう大阪府に入ることができなくなる。ただ,兵庫県は京都府とも府県境を接しているため,京都府に入ってしまえば,そこより東や南方面に向かうことは可能である。

 ということは,東京などから中国・九州地方に行く場合,大阪府に入ってしまうと兵庫県に入れないわけだから,大阪の手前である京都で迂回をする必要があるということである。

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2012年5月27日 (日)

川村龍一さん亡くなる…

http://digital.asahi.com/articles/OSK201205260058.html
http://www.yomiuri.co.jp/entertainment/news/20120526-OYT1T01195.htm
http://mainichi.jp/select/news/20120526k0000m040148000c.html

 川村龍一さんといえば,私の場合,「ヤングおーおー」よりも,朝のラジオ番組「おはよう川村龍一です」の方が印象深いです。

 このラジオ番組を聞くようになったのは私が仕事を始めた平成元年からで,6時30分に目覚まし替わりにタイマーでかけ,オープニング曲,ビートルズの"From me to you"を聞くのが習いとなっていました。
 大阪発の番組なので「トラ勝ち金」(前日にタイガースが勝つと賞金がもらえる)のようなこてこての関西風味のコーナーもあったのですが,AMラジオの番組でありながらリクエスト曲に洋楽もかかるなどおしゃれな雰囲気もあった番組で,この番組で元気をもらいながら勤め先に通っていった,と言っても言い過ぎではありませんでした。

 この番組が注目されたのは1995年の1月17日。早朝ひどく揺れあわててテレビをつけ,どうやら神戸を中心とした阪神地域で大きな地震があったことがようやくわかった(地震の直後は阪神地方の震度が報道されていなかった)そのときに,タイマーでセットされていた「おはよう…」が何事もなかったかのように聞こえだし,開始直後はアシスタントの豊島 美雪さんが一人でしゃべっていたところ,タクシーの車内から携帯電話でリポートする川村さんの声が聞こえ始め,「阪神高速は落ちました!」という第一報に大変びっくりしたものでした。

 昨年の東日本大震災の直後も毎日放送は深夜に特別番組を流し,それが明けた翌々日の朝に川村さんと豊島さんが出演し,豊島さんが聴取者の送った「東日本のために関西地方でも節電をした方がよいと知り合いの関西電力の人から聞いた」というメールを読んだときに,川村さんが「この情報は『裏』が取れていないからちょっと待ってください。」と呼びかけていたのが印象的でした。よく考えれは,これが私が川村さんの声を聞いた最後になってしまいました。

 以前から病気をされていたというわけではなく,どうやら突然亡くなられたようで,もっともっとラジオに出てもらいたかったのにと残念でなりません。ご冥福をお祈りします。

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2010年3月24日 (水)

家電のネーミング退化論…。

http://bizmakoto.jp/makoto/articles/0911/30/news004.html

を読んでみたのですが,この文章を書かれた方はまだまだお若いのでしょうか,もっともっと古い家電のネーミングまで突っ込んでいないので,読んでいて少々物足りない感じがしました。
 私とてそんなに年を食っているわけではないのですが,さらに古い時代の家電のネーミングをいくつか思い出して書いてみたいと思うのですが,拙文はあくまでも情報提供にとどまるものであり,私はこの筆者のように分析眼は持ち合わせていませんので,もし拙文がお目にとまればさらに細かく分析していただいて上記の原稿をバージョンアップしていただければと思います。
 なおタイトルの「退化論」というのは,時間をさかのぼったことを書くから「進化論」に対する言葉として単純に使っただけで,各社のネーミングが退化していることを言っているわけではないことを申し添えておきます。

1.エアコン編
 東芝…「木かげ」という名前のエアコンがありました。
 パナソニック…「エオリア」←「楽園」←「樹氷」という名前でしたね。特に「樹氷」という名前は,ルームクーラー時代には適当な名前だったとしても,冷暖房できるエアコンの名前としてはどうだったでしょう。
 その他三洋には「レイダン」という安直な名前のエアコンもあったように思います。日立の「白くまくん」も結構長い寿命の名前ですが,三菱重工の「ビーバー」や,三菱電機の「霧ヶ峰」は本当に息の長い名前ですねぇ。

2.テレビ編
 パナソニック…「タウ」←「ヨコヅナ」←「画王」←「アルファ」←「魁」←「輝」←「クイントリックス」←「エバートロン」←「パナカラー」←「嵯峨(白黒テレビ)」とずいぶんいろいろな名前がついています。ただ「ヨコヅナ」から「エバートロン」までは実はサブネームで,実質的にはこの会社のブラウン管カラーテレビは「パナカラー」という名称でした。
 東芝…「フェース」←「バズーカ」←「コア」←「サーボビジョン」←「ブラックストライプ」←「ブライトロン」←「名門」と,これまたすごい。「名門」というのはうちで一番最初に購入した真空管式のカラーテレビでした。
 ソニー…「ベガ」←「キララバッソ」←「トリニトロン」。家族で見る「ゆとりにとろん」とか,単身用の「サイテーション」など,サブネームは多数あったのですが,その独特なブラウン管形状もあり,基本的にブラウン管カラーテレビは「トリニトロン」というメインネームに収斂されますね。
 日立…「マジックウィンドウ」←「キドカラー」。電源を入れるとすぐに画面が見られる「ポンパ」というのが有名でした(真空管テレビは電源を入れてもすぐには画面が映らなかったのです)。
 三洋は「帝王」とか,「ブラックシャーシ」,超音波リモコンの「ズバコン」というのが有名でした。三菱は「高雄」というのがありましたね。今は「アクオス」で有名なシャープは,以前はそれほど有名になった名前はなかったように思います。

3.洗濯機編
 東芝は「銀河」,パナソニックは「愛妻号」「うず潮」,三菱は「千曲(ちくま)」というのが有名どころでしょうか。日立は「青空」という名前でしたが,その後「からまん棒」,「これっきりボタン」などと,機能をユーモラスにネーミング化していました。三洋には「手もみL」という洗濯機もありましたね。

4.冷蔵庫編
 確かに冷蔵庫にはあまり名前がついていないかも。でも東芝の「北斗星」「優等生」とか,パナソニックの「花束」「ザ・スリム」,三菱の「みどり」という名前が知られていますね。日立は冷凍室の扉に氷だけを取り出せる小さい扉を取り付けて「はい氷」と言って売っていましたね。

5.その他
 電子レンジといえばシャープが有名ですが,今は「ヘルシオ」,でも昔は「ハイクッカー」という名前だったんですよねぇ。そういえばシャープは電卓にも「コンペット」「エルシーメイト」などと横文字の名前をつけているなど,あまり日本語名の名前の商品が多くないような気がします。そう考えると,上記リンクで紹介したブランド進化論の「レベル1」から「レベル5」まで分けた考察は,メーカーによっては少々あてはまらない部分もあるみたいですね。筆者の方には,ぜひこのような古い家電の名前も発掘して,真の「ブランド進化論」をまとめてほしいと思います。期待しています。

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